最近の不良は好き嫌いが多いらしい
とても声のきれいな先生の音楽の授業を参観しました。歌はもちろん、話す声と話し方がとても気持ちよく耳に入ってくるのです。
話して伝える時、話の中身の重要さもさることながら、聞いている人を気持ちよくさせる発声や発音がとても大事だと感じました。
この先生の場合は生まれつきの声のよさもありますが、きちんとした発音がとても心地よく耳に響いてきます。
発音は意識して話をすれば直ります。
がんばればできること、できたなら自分や人の役に立つこと、そういうことがあるならばやってみるべきだと思っています。
発音に気をつけるために必要なことは二つ。あごの動きと、くちびるの動きです。
あごをしっかりと下ろさないと、「あ」と「お」(あかさたな…、おこそとの…)の音がはっきりとでません。聞き取りにくい最近の不良言葉になります。
あごが動かない人は日頃の食事であごを動かしていないので、あごの筋肉が足りないそうです。
好き嫌いをしてかたい物や繊維質のものを食べないとあごが鍛えられず動きにくくなるのでしょう。
くちびるをしっかり動かさないと、「い」と「う」が聞き取りにくくなります。
くちびるが動かないということは顔の筋肉がおとろえているということです。
普段笑っていないと顔の筋肉は衰えます。
お子さんの話し方、はつらつとしていますか。
もし聞きりとにくいと感じたり、もっとはっきりしゃべらせたいと思ったら、食事と笑顔からやり直してみましょう。
明るく楽しい家族の食卓がお子さんの話し言葉を直し、お子さんの人生をよい方向に向かわせます。