留守を任せる
両親共稼ぎのお宅では、子どもたちに留守番をさせなければいけません。
「留守番をさせなければいけない」そう思うと、何だか心配になります。
「留守を任せる」という言葉に変えてみてはどうでしょう。
「大事な家を守ってくれ。留守を任せる。」
こんな一言で、親も子どもも留守番をする気持ちが少し変わるかもしれません。
子どもが少しでも「任せられた」という喜びを持てたら、子どもが伸びるよいチャンスです。
こういう気持ちの時は、教えられたことがどんどん吸収できます。
・人が尋ねてきたら、まず、こう言って対応しなさい。知っている人なら…、知らない人なら…。これで君はこの家を守れます。
・電話がかかってきたら、こう答えなさい。もし知らない人なら…、もし知っている人なら…。よくわからないことは必ずメモして、夜、お父さんとお母さんにみせなさい。
家を守るというわくわく感の中で、子どもたちは、大人、お客様に対する言葉遣い、電話の対応の仕方を覚えていきます。
お父さん、お母さんが帰宅したら、面倒がらずに1日の話を聞いてやりましょう。
聞いてもらった瞬間、子どもは体験したことを身に付け、成長します。
お子さんがどんなふうに留守を守ったか、また、教えてくださいね。