幸せを半分もらった
6年生女子Aさんの日*******************************************
 ペアの1年生が、「行きたい」と言ったので、いっしょにリサイクルフェスティバルに行きました。
 そこで、1年生のペアが素敵な笑顔になっていたので、1年生を幸せにできたなと思って、ものすごくうれしくなりました。
幸せを半分もらったように感じました。
 これからも、このようなことが起きるように頑張りたいです。
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 1年生の笑顔に気づき、幸せを半分もらったと思えたAさんは、もう立派な大人です。
 まず、1年生の笑顔に気づいたことがいいですね。
 大人でも疲れている時は、人が笑顔になっていることに気づかないことがあります。
 さらにAさんは、人を幸せにできたことを心から喜んでいます。
 自分が人を幸せにできたこと、そして、その人が幸せになったことを心から喜んでいるのは、心の大きさが相手の方まで広がっているということです。
 人間の大きさは、心がどこまで広がっているかで決まります。
子どもと大人の差は、単純に年齢の差ではなく、心の広がりで測るもののような気がします。
 お子さんが、人の幸せを喜んでいたら、すぐに、「ほんとに良かったね」と、いっしょになって喜んであげてください。
 お父さん、お母さんのその一言で、それ以降もお子さんの心は広がり続け、豊かな包容力のある素敵な人に育っていきます。
 お父さん、お母さんの一言は、サンタさんのプレゼントより素敵です。