間接的に褒める
喜ぶことが何よりも大事ですが、もちろん子どもたちは褒められることも待っています。
ただ、10歳を越えると、直接褒められるのを照れる場合も出てきます。
そういう時には、間接的に褒めると、直接褒めるよりも効果的なことがあります。
大人も、直接褒められると対応に困ることがありますが、「あの人が、すごいと言ってたよ」と間接的に聞くと、素直に喜びを顔に出せることが多いと思います。
この夏休みに生活表を書くという宿題を出しましたが、お父さんやお母さんが、その生活表にたくさんのコメントを書いて、提出してくれました。
その中には、褒め言葉がたくさん。きっと提出前に子供が読んで、喜んだと思います。
こんなふうに、間接的に褒める方法は、いろいろあると思います。
また、よい方法を見つけたら教えてください。みなさんに広めたいと思います。
では、書いてもらったコメントを、少し紹介します。
・毎日冷蔵庫をチェックし、言われなくても氷を欠かすことなく作ってくれて、とても助かりました。
・毎日必ず宿題をやっていました。家の手伝いもやってくれて助かりました。
・高学年になって宿題は増えたけど、よくがんばりました。
・ラジオ体操に頑張っていきました。犬の散歩も毎日行ってくれました。
・今年の夏休みは、お手伝いをいっぱいしてもらい助かりました。ご飯を炊く、洗濯物や布団を取り込み畳む、食器の洗い物等、「小さなお母さん」をがんばってくれました。
・1つ褒めたいことは、毎日がんばった縄跳びです。1回も跳べなかった二重跳びが、毎日続けるうちに、自分なりにこつをつかみ、最高11回も。私も毎日のように付き合い見ていたので、本当にうれしくなりました。
・家の手伝いをたくさんしました。特に料理は腕をあげました。
・100点満点の夏休みでした。