愛を数字で計る
読者の方からのお便り***********************************
アドバイス有り難うございます。
早速、息子に、手作りの百マス計算もどきを作り、時間を計ってやらせています。
息子には、ノートに線を引いて私が作ります。
その日によってマスの数が違ったり(その日の息子の状態を見て)しますが、一問につき何秒かかったかを記録してあります。
やり終えた後、私が○付けをするので、息子の苦手なところも見えてきました。
(掛け算は7の段が苦手。引き算も7引くが苦手)
面白いです。
私が作った問題だけでは、ノートの下の部分があまってしまうので、息子が自分で問題を作ります。
合わせると、150問以上になりますが、時間はせいぜい5〜6分です。
記録の更新が楽しくて、子供は頑張るのでしょうね。
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お母さんがお子さんを見ているまなざしが想像できます。
親から愛されて育った子は道を外れません。
どんな子も、成長の途中で、親に反抗したくなったり、友達の不良っぽさにあこがれたりする時期があります。
でも、親に愛された子は、一瞬道を外れたように見えることがあっても、必ず正しい道にもどって、きちんと人生を歩きます。
ただ、子育てのことを考えれば考えるほど、何かをしなくては子どもを愛したことにならないのではないかと、あせる時期が来ます。
でも、そんな心配は無用です。
「こんなにおまえのためにがんばっているのに」「おまえのためを思ってやっているんだから」と言う必要はありません。
ほしがるゲームを買ってやる必要もありません。
ゴールデンウィークに、どこかへ連れて行ってやらなければ、と思う必要もありません。
ただ、お子さんのことを思い続けていれば、いいのです。
無理に何かをする必要は、全然ありません。ただ、思い続けていればいいのです。
愛の深さは、数字で計れます。
それは、24時間のうち、何時間子どものことを思っているか。その時間の長さが、愛の深さです。
3600秒×24時間×365日×18年間
この時間の中、何秒子どものことを思い続けているか、それが愛の深さです。
でも、毎日同じ家で寝起きし食事をする親子ですから、親の思いは、親が意識しなくても、その言葉、そのまなざし、その仕草にきちんと表れ、子どもに伝わります。
ゴールデンウィークに珍しい所にでかければ、それは子ども達の印象に残るでしょう。
でも、本当に子どもの心を育てるのは、そうしたイベントではなく、普段の生活の中の言葉、まなざし、仕草に表れる親の思いの深さ(長さ)です。
大人になった時、心の奥の方から出てきて、気持ちを癒してくれるのは、小さな頃○○へ行った、という出来事ではなく、普段の何気ないお父さんやお母さんの言葉、まなざし、仕草です。
自信を持って「ゴールデンウィークはどこへも行かないよ」と言って、大丈夫です。
ずっと子どものことを考えていれば、ゴールデンウィークに何をすればいいか、自然にわかってきます。
世間のゴールデンウィークの過ごし方に惑わされる必要はありません。
場所はどこでもかまいません。近くにいるだけでいいのです。
お父さんとお母さんが出会ったばかりで、24時間相手のことしか考えていなかった頃の気持ちでお子さんのことを考えていれば、大丈夫です。