鉛筆の幸せ

 学校の職員会議で、シャープペンの使用禁止について話し合いました。

シャープペンの使用が子どもの脳の成長によくないことはわかっていますが、どういう理由をつけて禁止すればいいかわからないという先生がいたからです。

 確かにシャープペンは便利だし、デザインもいろいろで持っていると楽しく感じる子もいるでしょう。

しかし、芯の折れ易さからペンが垂直に立ち、それによって手首に無理がかかり、そこから脳や姿勢への悪影響が必ず出ます。

ですから、10歳になるまでは完全に禁止、それ以降も鉛筆を正しくもてない子は14歳までは使わないほうがよいと思います。

 先生方は、みなさん、ご自分の方法でシャープペンを使わせないよう、様々な指導をなさっています。

毎年、違う先生が担任になれば、子供たちは6年間、同じことをいろいろなアプローチの仕方で考えるということを学べます。

 「シャープペンの悪い所を取り上げて禁止にする必要はありません。

鉛筆の素晴らしさを教えてあげれば、どの子も鉛筆が大好きになって、シャープペンは使わなくなります。

私は鉛筆を削るのが好きで、高学年の子どもでも私が目の前で鉛筆を削ってやるとうれしそうな目で驚いてくれます。

鉛筆の匂いも好きです。

毎日「鉛筆っていいねえ」と言いつづければ、シャープペンの問題は解決します。」

 どうやったらシャープペンを否定できるかと全員が頭を悩ませていた時、この先生は一人だけ鉛筆を肯定することを考えていました。

こんな先生に教われたら幸せですよね。

読者の方からのお便り****************

 おはようございます。

今朝届いためるまが、シャープペンを否定せずに鉛筆が大好きになるように肯定するってとてもとても共感できたし、人間関係でもとても大切なことだと思い、じーんときました。

 やはり、シャープペンだって、長所があるから今まで無くならずにいたわけですものね。

でも、それにも増して、鉛筆のココがいいところだね、

大好き…ということを伝えることによって自然とシャープペンを使わなくなる。子どもたちは押しつけられてるのではなく、自らが「選んで」鉛筆を使っているという意識のもとで鉛筆を使えますものね。

おまけにシャープペンの立場もちゃんと理解できる。

 本当に、朝からココロの目まで覚まさせていただきました。

いつも素敵なめるまがを有り難うございます。

これからも、いろいろな事、気づかせてくださいね

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読者の方からのお便り****************

鉛筆のはなし、ステキでした。

発想の転換なんですよね。

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