反抗期
6年生女子の日記********************************************
久しぶりに先生が書いてくれた返事を読んでみました。
すると、2回目の返事の最後に「君のお父さん、お母さんも本当に君のことを大切に思っています。それをいつも心のどこかにしまって生きていてください。」
私は、母とささいなことでけんかを水曜日にしてしまいました。
私はいつも、父と母とけんかしているので、もっと素直にならなければいけけないと感じました。
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私からの返事**************************************************
脳が正常に発達するためには、「大人にさからう」という時期が必要です。
だから、何だかわからないけれど、お母さんにさからってしまうというのは自然なことで、誰にでも起こることなので、そういう気持ちが起こることについては、自分を責める必要はありません。
安心しなさい。
ただ、自然に出てくる感情だからといって、感情のままに行動するのは、おかしいことです。
もし、隣の人の持っているものが素敵で、自分も欲しいなあという感情が生まれた時、感情のままに振る舞って、その人のものを盗ってしまってはいけないでしょう。
だから、さからいたい感情が起こった時は、「この気持ちが出てきたことは仕方がない。
でも、自分はどう行動すればいいだろう。」と落ち着いて考える癖をもちなさい。
親にさからいたくなる時期は、お父さん、お母さんも経験しています。
だから、君の行動さえしっかりしていれば、君の気持ちは、お父さん、お母さんがわかってくれるので、大丈夫です。
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10歳までは、子どもは「子ども」。親は「神様」に近いものです。
10歳から14歳までが、ちょうどサナギのように、殻に閉じこもってみたり、親に反発してみたりする時期です。
14歳になると、親を「先輩」として見る見方が少しずつ芽生えてきます。
お子さんは、ご自分の思春期に比べて、いかがですか。
大人は、みんな、自分に反抗期があったことは、忘れがちですが。