手いたずらではなく、手遊び、手仕事を

読者の方からのお便り***********************

おしゃべりの大切さ…!なるほどと思います。

子供が勉強しているとき、新しいことを発見すると、「ねえママこれはね…」と一生懸命おしゃべりするのですが、「しゃべらないで集中しなよ!」といつも怒って黙らせていました。

黙らせるのではなく、納得するまでしゃべらせるのが大切なんですね。

切り上げる頃合が難しそうですが。トライしてみます。

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 贅沢なことを言えば、子どもがしゃべり疲れるまで、しゃべらせるのが理想です。

 子育ての時期は、お父さん、お母さんも職場でいちばん忙しい時期かもしれないので、なかなか理想どおりにはいきませんね。

でも、「もう充分」と子どもの方から言われるくらい親が愛情を注ぐと、子どもは愛にあふれる素敵な人に育つ、ということを、いつも心の中に置いていただけるといいなあ、と思います。

 さらに集中する力を高めるには、体を動かすという方法があります。

 スポーツをやっている間、プレイしている瞬間は、みんな高い集中力を持っています。

とはいえ、走りながら国語や算数をやるわけにはいきません。動かせるのは、手です。

 算数では、問題をにらんで考えるより、道具を使って考える方が集中力が高まります。

かけ算の仕組みを学習する時、文を読んだり絵や図を見たりするより、ブロックを動かしたり、絵や図を自分で描きながら考える方が、長い時間考え続けることができます。

 国語の本を読む時も、両手で本を持って読むよりも、片方の指で、文をなぞったり、大事な言葉に印をつけながら読む方が、子どもは文に集中します。

 意図を持って手が動いているのは、集中している証拠なのです。

 逆に、手いたずらや、テレビゲームのような「反応」だけの手の動きは、集中していない証拠です。

 同じ遊びでも、新しい折り紙に挑戦している時には、頭は集中しています。

手が、「反応」の動きではなく、目的を持って、しかも、この世にまだ存在しないものをイメージして作ろう、としているからです。

 どこの塾に通わせようか、と考える前に、お子さんの遊びについて考えてみてください。

 世間の流行などに惑わされず、お父さん、お母さんが昔、夢中になった遊びで、今、役に立っていると思われるものを、ぜひ、お子さんにもやらせてください。


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