宿題を飽きずに
読者の方からのお便り********************
宿題が多くて困っています。
音読も、指定の話を二回以上読んで親のサインをもらう、というもので、一週間も同じ話を読まされていると娘は飽きてしまってうんざりしています。
他にも算数のプリント漢字の書き取り、リコーダーに歌の練習、全て親が見て答え合わせやサインをするよう言われています。
毎日集中力をなくした娘を急かさなくてはならず、どんどん勉強嫌いになってしまう気がしてなりません。
他の学校でもそうなのでしょうか?
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多分、他の学校でも同じだと思います。
熱心な先生ほど、宿題は沢山でます。
宿題を出した限り、先生は、そのチェックをしなくてはなりませんが、それは大変な労力がいるので、宿題をたくさん出して、きちんとチェックしてくれている先生なら、良い先生に出会ったと思ってください。
宿題を出したにもかかわらず、その見届けが御座なりだと思う場合は、問題がある場合もあるので、仲良しのお母さんや他の先生に相談するのもよいと思います。
さて、低学年の宿題は復習中心なので、やる気が出ないのは当然で、これは、お子さんのやる気のなさのせいではありません。
しかし、何度も繰り返してお話している通り、10歳までの復習は、とても大事です。
ですから、4年生までの4年間は、親子で頑張ってください。
頑張ると言っても「根性」だけでは、やり通せないと思いますので、少し工夫をしてみましょう。
「音読」
読む場所が指定されているようですが、こっそり、他の場所を読んでも、かまいません。
音読カードには、指定された場所を読んだことにしておきましょう。
他のものを読む場合は、指定されたものと同じ量、もしくは、それ以上の量になるように気をつけてください。量が多くても、新しいものは、楽しく読めて、多い感じがしないものです。
もし、お子さんが、カードに嘘を書くのが嫌だというようでしたら、指定された場所の読み方を親子で考えてみましょう。
今日の1回目は「怒ったように」読み、2回目は「ロボットのように」読む、といったように、文の内容とは全く関係なく、楽しく読みましょう。
「宝塚風に」「新喜劇風に」と、ふざけた読み方で大丈夫です。
文の内容は、授業でしっかりと教えてくれるので、「家の音読の目標は、語彙を増やす、新出の言葉に馴染む」と割り切ってかまいません。
「算数のプリント」
算数の復習は、速さがすべてだと考えてください。
時計を机の上に置き、必ず時間を計ってください。時間は、しっかりと記録し、似たようなプリントが出た時には、その前の記録と比べ、遅くなっていたら叱るくらいの厳しさでやってください。
速くなっていたら、褒めなくても自信がつきます。
「漢字書き取り」
もし、書く字が決まっているなら、親が問題を出し子どもが答えを書き取りノートに書く、という方式が最も効果的です。
もし、どの字を練習してもよいのなら、新聞に出てくる漢字を書かせましょう。
親子で新聞記事を読みながら、字や言葉の勉強をしてください。
その時、「この字は習っている。
この字は習っていない」と、お子さんがはっきりと言えたなら、授業をしっかりと受けている証拠ですので、褒めてください。
「歌とリコーダーの練習」
これは、「ながら見、ながら聞き」で大丈夫です。
料理をしながら聴いていれば十分です。
お子さんが上手になりたくなった時に、真剣にやるでしょう。
親が絶対に頑張らなくてはならないのは、1年生から4年生までの4年間です。
「たった4年間」、そんなつもりで、ちょっとだけ無理してみてください。
読者の方からのお便り********************
いつもメルマガを拝見して、あーしたらこーしたらと考えてはいたんですが、元々のバカ真面目がたたってこーしなきゃいけない!あーしなきゃいけない!と凝り固まっていたようです。
音読は特に。
よい先生かどうか、を考えすぎて居たかもしれません。
望むところだー位の気持ちでやっていきたいと思います。
四年生まで、、いつかは止む雨だと夫婦で言い聞かせて頑張りたいと思います。
ありがとうございました
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