しりとり、なぞなぞ
 昼食時の校内放送で、放送委員会が毎日クイズを出してくれます。
 「さかさまにすると体重が減る動物は?」というような簡単ななぞなぞです。
 高学年ともなると、こんな簡単なクイズでは面白くないだろうと思っていると、意外に5年生も食いついています。
 子どもたちは、電気系の「ゲーム」がないと生きていけないように見えますが、実は、何もなければ、ほんの少しのことを遊びに変えてしまう天才です。
 子どもにとって「遊び」は、生き物にとっての酸素くらい大事なものだからです。
 なぞなぞ、しりとり…。
 大人にとっては、それほど面白くなくても、子どもには、面白い遊びですし、遊びながら言葉を覚えていくという側面も無視できないほど大きなものです。
 お子さんが小さな頃、しりとりやなぞなぞを飽きるほどやってきたでしょうか。
 親子で楽しむしりとりやなぞなぞから、子どもたちは「大人の言葉」をどんどん吸収していくのです。
 もし、あまりやった記憶がなければ、今からでもいかがでしょう。
 高学年の子に、いきなり「しりとりをしよう」と言っても照れるかもしれませんね。
 漢字のしりとりというのも、工夫すると面白いものです。
 他の国でも、しりとりやなぞなぞがあるか、少しネットで調べてみたら、なかなか面白いものが出てきました。
 高学年で、普通のしりとりに飽きてきたら、漢字のしりとりや、外国語のしりとりも面白いと思います。