ただいま渋滞中
 家族で来るまで移動中、渋滞中の車の中、何をしていますか。
家族中疲れきって助手席も後部席も眠っているならいいですが、起きていたら何かしましょう。
 私のクラスはテレビ禁止令が出ているので、後部座席の子どもだけでテレビやビデオを見るなんて、もってのほかです。
 おしゃべり。
これがいちばんお子さんの頭をよくします。
 でも、長すぎるドライブでは話が尽きることもありますね。
 そういう時は、できるだけ言葉遊びをしてみましょう。
 まず、しりとり。
 しりとりは、お子さんの語彙を増やすもっとも簡単な勉強です。
時々お子さんとすることで、お子さんがどんなことに興味を持っているかも一目瞭然でわかります。
 手拍子を入れてやるのは高度なしりとりですが、低学年の子どもにとっては、リズム感を養うとてもいい練習になります。
 しりとりに飽きたら、車窓から見える看板を使って、いろいろなゲームをしてみましょう。
 車窓を過ぎていく看板の字を全部読む。
 早い者勝ちにしてもいいし、順番に読み手が変わってもいいでしょう。
読めた時の得点、読めなかった時のペナルティをあらかじめ決めておくと、りっぱなゲームになります。
 言葉集めをする
 お父さん、お母さんがキーワードを言い、それに関連した言葉を早く10個集めた人が勝ち。
とにかく早口で10個言ってもいいし、一つずつ順番に言って、OKかどうか、審判が判断していくでもいいでしょう。
細かいルールは家庭ごと決めてください。
 わいわいがやがやとやるのが学習の基本です。
そうやって基本が充分にできてから、読書など一人で集中する学習をすれば頭がよくなります。