算数ここだけは
算数は、階段を着実に登れば、確実に力が身に着き、テストで百点が最もとりやすい科目です。
また、算数で満点を取ると、すごく勉強ができるような気分になって、勉強全体が好きになったりします。
各学年の算数のポイントです。
1年生
繰り上がりのあるたし算、繰り下がりのあるひき算を徹底的に練習しましょう。
九九の練習は徹底的に暗記するよう親子でがんばりますが、他の計算はそれほどでも、ということが多いと思います。
でも、ここでのたし算、ひき算は、九九以上に徹底的に、カードなどで練習しておく必要があります。
2年生
九九を順序よくしっかり唱えましょう。
きっと学校でも九九を唱える宿題が出ますね。
次に、順序をばらばらにして読んでみます。
次に3×□=24のような虫食い算をします。
3年生
あまりのでる「九九のわり算」をします。
1、2、3年のここまでの計算は、1問1秒で言える、をめざしてください。
4年生
面積の考え方をしっかり理解します。
長方形の面積=たて×横、という式を暗記するのは目的ではありません。
3uは1uの正方形が3つ分、という考え方が徹底的に身につくように問題を繰り返し解きます。
この考え方の基本が、後に、算数で考える力を伸ばすことになります。
5年生
分数の意味をここでしっかりと理解します。
分母とは何か、分子とは何か、をいろいろな例を使って説明できるようになれば、その後の学習に大きな力を発揮できます。
6年生
速さの考え方をしっかりと理解します。
速さ=道のり÷時間、という式を暗記して安心している子がいますが、これは暗記するだけでは全く役に立ちません。
速さの考え方は、「単位量あたりの大きさ」という考え方のひとつであるということを、説明できるようにすれば、力はぐんぐん伸びます。
簡単な説明なのでわかりにくいところがあれば、質問のお便りをいただけるとうれしいです。