冬支度
どんなふうに過ごさせれば、充実した冬休みになるでしょうか。
冬休みの(夏休みや春休みに比べた)特徴は、
○寒い
○お父さん、お母さんの休日が多い(そうでないお父さん、お母さん、ごめんなさい)
○年中行事がたくさんある
○親戚の人など、普段会わない人にたくさん会う
○短い(静岡は雪も降らず過ごし易いので、短いのです)
さて、これらの特徴から考えると、冬休みの過ごし方も、自ずと決まってきます。
こんなにわくわくする冬休みに、いつものように勉強しろと言っても無理です。
冬休みは、勉強のことは忘れて、｢家族で過ごす」を徹底的にやりましょう。
○おしゃべりをする
テレビは消しましょう。
テレビはおしゃべりの時間を確実に減らします。
ラジオは大丈夫です。
家族全員の指がみかんで黄色くなるまで、しゃべりまくりましょう。
○遊ぶ
大人と一緒にやるボードゲームは、子どもの力を育てます。
わいわいしゃべりながら、やってください。
人生ゲームから麻雀まで、おしゃべりしながらできるゲームをしましょう。
もちろん、天気のよい日は、凧揚げ、こま回しなどアウトドアゲームが最適です。
○家事をする
大掃除からおせちの準備まで、手伝えることはたくさんあります。
思い切り障子に穴をあける快感を味わわせたら、貼り終えるまできちんと教えましょう。
破壊する快感よりも創りあげる喜びの方が大きいことに気づいてくれるでしょう。
また、上手な買い物を身につけさせるのもこの時期が一番です。
一年で商店街がいちばん華やいでいる時です。
こんな時こそ、物の選び方や値切り方を見せてあげましょう。
スーパーで値切るのは無理ですから、ちょっと遠くの商店街まで足を伸ばしてみませんか。
○勉強をする
たまには、計算ドリルの競争をお子さんとしてみませんか。
漢字テスト競争はいかがでしょう。
お父さんやお母さんと肩を並べてやる勉強は、ゲームみたいで子どもも面白いんですよ。
欲張ってたくさんやる必要はありません。どれか一つ選んでやってみませんか。
さあ、宿題を早く終わらせて、家族で楽しい冬休みを送る準備を始めましょう。