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    ◇◆◇◆ 速効!!よい子 ◆◇◆◇
   
    真剣に子育てを考えている人だけに教えたい、
   
    子どもをよい子にする方法。
   
    vol.R132     2021/1/2  発行部数 948
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  『速効よい子〜
10歳までにしたいこと、10歳からでもできること〜』
    全国どこの書店からでも、お求めになれます(注文できます)。
    静岡県内の書店なら店頭に並んでいます。(表紙は濃い桜色です)
    Amazonなら、速効よい子、で検索してください。
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    明けましておめでとうございます。

    今年もよろしくお願いします。

    『速効よい子〜10歳までにしたいこと、10歳からでもできる
   こと〜』は6月に出版しましたが、一番必要とされるのは、入学前
   の2月3月や入学後、進学・進級後の4月5月だと思います。

    もし、お近くに、必要そうな方がいらっしゃったら、ぜひ、この
   本をご紹介ください。
    
        (^o^) いじめるひまがない 1
   
    いじめについての授業をしました。
   
    事前にアンケートをとり、その結果を見て、意見を出し合いまし
   た。
   
    「今年、いじめられたことはありますか」

   アンケートの質問に37人中、4人がある、と答えていました。
   
    この結果を見て、子どもたちは、「いじめはひどいことだ」「い
   じめをしてはいけない」と意見を出し合い、話し合いは進んでいき
   ました。
   
    (この4件の「いじめ」は、授業が始まる段階で、すでに調査済み
   です。意見の食い違いやちょっとした言葉の軽率な使い方が誤解を
   生んだもので、答えた4人も納得し解決したものです。)
   
    いじめに関する「一般的な」意見も出尽くし、授業も終わりに近
   づいた時、Aさんがこんな意見を言いました。
   
    「私はこのクラスが大好き。なのにいじめがあったなんて悲しす
   ぎる。このまま卒業したくない。」
   
    Aさんはこのクラスの活動を献身的に行う子でした。

    自分のこともしっかりやって、その上でクラスのことまで一所懸
   命取り組む、一日中働いている子です。
   
    Aさんのような子がこのクラスにはたくさんいます。

    そういう子たちがAさんに続いて次々に意見を言い出しました。

    「このクラスが好きだから悲しい。」

    いじめ問題を、自分たちの問題として考えた意見でした。

    この子たちの声を聞いて、1時間で終えるはずのいじめの授業を、
   次週も続けることにしました。
   
    チームを愛して一日中忙しく働きまわるこの子たちには、いじめ
   をするとかしないとか、などと考えている暇などなかったでしょう。

    この子たちの生活や思いの中に、いじめ問題を考えるヒントがあ
   りそうです。

    (次週に続きます)

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