(4)72(販売期間:’71.9〜’72.9)
”71”となった7ヶ月後の9月に最後のマイナーチェンジを実施。この時点で、スキッパー(モデル型式A101C:エンジンはセダンGSSと同一。’71.5新発売)は存在していた為、SPORTY DX,SS,GSSはラインナップから外れている。また、下記の点が小変更されている。
・フロントグリル形状変更(ハニカムパターンとなり、立体的な造形となる)。
・フェンダー車名エンブレム形状・材質変更(筆記体のプラスチック製へ変更)。
・リアコンビネーションランプ形状変更・安全対策(方向指示器が制動灯と独立して、橙色となる)。
・フェンダーミラー形状変更(丸型から角型へ。除く:STD)。
・ボンネットにエアスクープ新設(除く:STD)。
・リアーアウトレット形状変更(台形から三角型へ大型化)。
・ホイールキャップ形状変更。
・インストパネル形状変更(パッドに段差を付け、メーターを角型へ)。
また、’72年になると、来るべき排ガス対策の為、エンジン出力ダウン(空冷:28ps、水冷:31psへ)となり、フロントシート形状も間もなくデビューするF4と同形状のものとなる。水冷車においては、エアスクープが無くなり、車内側に切り替えレバー、風量可変付きファンスイッチが付けられ、フェンダーミラーがタルボ型のプラスチック製となる(変更時期については不明)。