はっぴいえんど

Discography Part 1(はっぴいえんど)

1
はっぴいえんど

1970

★★★★★
 通称『ゆでめん』.私がはじめてはっぴいえんどの曲を聴いたのは,1972年にビクターからリリースされたオムニバス『にっぽんふぉーく史』に収録されていた『12月の雨の日』だったんですが,正直言って「下手な歌やな〜?」としか思えませんでした.その後,人の影響で『風街ろまん』を聴いたんですが,それなりに面白いアルバムだとは思いましたが,正直言ってまわりの人間が大騒ぎするほどの傑作とは思いませんでした.しかしながら,その後にこのアルバムを通して聴いたところ,2作目に比べて未完成な感じが,すご〜く気にいってしまったのです.それで,現在ではこのアルバムの中での一番のお気に入りが『12月の雨の日』であったりするので,人間とはまったくいい加減なもんです.

2
風街ろまん

1971

★★★★
 「日本語による ROCK」を確立した歴史的名盤とゆ〜ことになっておりますが,上にも書いたように,最初聴いたときはそれほどの傑作とは思えませんでした.というのは,細野氏や大瀧氏の曲のほわ〜ってした感じがあまり好みでなかったせいもあるのです.そういう意味では,この2人の曲に関しては『ゆでめん』に収録されている曲の方が好みなのです.また,細野・大瀧の曲が半々だった前作と違って,このアルバムでは鈴木氏の『花いちもんめ』が収録されていますが,これは文句なく傑作,本作品におけるベスト・テイクだと思っております.というわけで,メロディー・メイカーとしては,細野・大瀧の両氏よりも鈴木氏の方を高く評価していたのでした.

3
HAPPY END

1973

★★★
 アメリカ録音による3作目にしてラスト・アルバム.アルバム自体は作りすぎ・凝りすぎの感じがしてあんまり好きじゃないんですが,今回は鈴木氏作曲の作品が3曲収録されていて,どの曲もよいです.

4
 *CITY - HAPPY END BEST ALBUM

1973

★★★
 解散と前後してリリースされた初のベスト・アルバムですが,何と言っても,あの伝説の中津川フォーク・ジャンボリー・ライヴ『はいからはくち』と『かくれんぼ』の2曲が収録されているのが嬉しいです.

5
1973.9.21 ライヴ・はっぴいえんど

(1974)

★★★
 解散の翌年にリリースされた, '73年9月21日の解散コンサートの模様を収録したライヴ・アルバム.はっぴいえんどの7曲の他,大瀧詠一とココナツ・バンク,西岡恭三の各2曲を収録.また,はっぴいえんどの演奏にはメンバー4人の他,鈴木慶一氏(P)が参加してます.ラストの3曲(『12月の雨の日』・『かくれんぼ』・『春よこい』)の演奏が素晴らしい出来だと思います.

6
 *シングルスはっぴいえんど

(1974)

★★★
 はっぴいえんどの3枚のシングル6曲の他,大瀧詠一4曲・細野晴臣2曲を収録.

7
GREEEATEST LIVE! ON STAGE

(1986)

★★★
 初期ライヴ音源11曲を収録.内訳は,1970年4月12日東京文京公会堂『ロック反乱祭』3曲, '71年4月14日サンケイホール『加橋かつみコンサート』5曲, '71年8月7日『第3回中津川フォークジャンボリー』3曲.

8
はっぴいえんど LIVE ON STAGE

(1989)

★★★
 1970年8月から'71年8月にかけて録音されたライヴ音源11曲を収録.うち何曲かは『GREEETEST LIVE!』とダブってます.この手のリリースって,結局のところ歴史的な意味しかないようであまり好きじゃないのですが,それなりには楽しめます.

9
はっぴいえんど LIVE ON STAGE

(2002)

★★★
 上記8のデジタル・リマスタリング復刻盤.

10
 *はっぴいえんど

(1993)

★★★
 『はっぴいえんど』・『風街ろまん』・『HAPPY END』の3作のスタジオ作品と『1973.9.21 ライヴ・はっぴいえんど』の計4枚組 BOX SET.

11
 *はっぴいえんど Box

(2003)

★★★
 『はっぴいえんど』・『風街ろまん』・『HAPPY END』・『1973.9.21 ライヴ・はっぴいえんど』の4枚のオリジナル・アルバムに,『THE HAPPY END』(1985年にリリースされた12 inch EP)・『はっぴいえんど ライヴ・ヒストリー 〜レアリティーズ〜 Vol. 1』・『同 Vol. 2』・『WITH はっぴいえんど 〜バッキング音源集〜』(選曲:佐野史郎)の4枚をプラスした計8枚組 BOX SET.

12
 *HAPPY END PARADE 〜 Tribute to はっぴいえんど

(2003)

★★★
 メンバーの4人も,細野晴臣=ポストプロダクション・新人選考,鈴木茂=ギター,松本隆=タイトル&ジャケットコンセプト,大瀧詠一=コメント,で参加(?)しているトリビュート・アルバム. CD 2枚組に全20曲を収録.

13
 *東京 シティ・ポップ 70's

(2004)

★★★
 はっぴいえんど一派を中心とした,70年代東京発の31曲(プラス特別収録2曲)を収録した CD 2枚組.それにしてもこのタイトル,何とかならんかったんかね?