DISCOGRAPHY Part 03 (1981 - 1988) |
25 |
LOVE PERFORMANCE |
1981 |
★★★ |
多分日本でのみリリースされた,1976年来日公演時の模様を収録したライヴ・アルバム. "I Honestly Love You" での「アイシテマス」が可愛いです. |
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26 |
Physical |
1981 |
★★★★★ |
前作 "TOTALLY HOT"(22) でアダルト(?)への転身を図った Olivia さんが,3年ぶりにリリースした傑作アルバム.私,実は映画出演に関してはあまり感心していなかったんですが,この作品を聴いて,「あれも必要だったのかも?」と思うようになりました.以前の儚気で少し頼り無い感じのアイドル・スターから,完全な大人の女に脱皮したって感じです. タイトル曲の "Phyjical" や John Farrar 作の "Make a Move on Me", "Landslide" 等,新しい彼女のイメージにぴったりの曲も多数収録されていますし,アルバム自体の構成も単なる作品集というか歌曲集みたいだった以前とは比べ物にならないくらい計算されていると思います. |
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27 |
Olivia's Greatest Hits |
1982 |
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イギリス・EMI からリリースされた コンピレーション.アナログ,全20曲収録. |
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28 |
Olivia Newton-John's Greatest Hits Vol.2 |
1982 |
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アメリカ・ MCA からの公式ベスト・アルバム "OLIVIA NEWTON-JOHN'S GREATEST HITES"(21) の続編.全10曲収録.内訳は, "TOTALLY HOT"(22) から1曲, "GREASE"(23) から2曲, "XANADU"(24) から3曲, "Physical"(26) から2曲,新録2曲("Heart Attack" ・ "Tied Up")の計10曲. |
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29 |
Olivia Newton-John's Greatest Hits Vol.2 |
1982 |
- |
東芝 EMI からの公式ベスト・アルバム "OLIVIA NEWTON-JOHN'S GREATEST HITES"(21) の続編.全14曲収録.内訳は,U.S.A. 盤の10曲に, "TOTALLY HOT"(22) ・ "Physical"(26) からの各2曲を加えた計14曲. |
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30 |
Olivia Newton-John's Greatest Hits Vol.3 |
1982 |
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オーストラリア・ Festival からの公式ベスト・アルバム "OLIVIA NEWTON'S GREATEST HITS"(21)
の続編であることは上記2枚と同様ですが, "Vol.3" とはど〜ゆ〜事か? また,収録されている全14曲は, EMI 盤の14曲と同様なのですが,
"Let me be there"(12) 同様,この人のベスト・アルバムって,各国でバラバラなので,訳わかんないです. |
31 |
OLIVIA NEWTON-JOHN BOX |
- |
- |
東芝 EMI からリリースされた Box Set で,同社から既発売の "LONG LIVE LOVE"(13), "Let me be there"(12),"Have You Never Been Mellow"(14), "CLEARLY LOVE"(15), "COME ON OVER"(17),"Don't Stop Believin'"(19),"MAKING A GOOD THING BETTER"(20), "TOTALLY HOT"(22),"Physical"(26) の9枚に "Early Days"(32) を追加したアナログ10枚組. |
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32 |
Early Days |
1983 |
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上記 "OLIVIA NEWTON-JOHN BOX"(31)に収録された初期作品コンピレーション. |
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33 |
TWO OF A KIND |
1983 |
★★★ |
主演映画第4作『セカンド・チャンス』のサウンドトラック. |
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34 |
Twist of Fate |
1983 |
★★★ |
主演映画第4作『セカンド・チャンス』のメイン・テーマをスペシャル・リミックスした Extended Version と,同曲の Original Version 及び "Silvery Rain" を収録した12inch シングル. |
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35 |
SOUL KISS |
1985 |
★★★★ |
前作 "Physical"(26) から4年ぶりのスタジオ作.聴いてみての第1印象は,「歌がうまくなった」という事に尽きるのですが,薄っぺらな '80年代サウンドが,彼女の Vocal に変にマッチしているところが,情けなくも良くできているアルバムです.ここで一言言わせてもらうならば, '70年代後半から '80年代にかけての MOR そして AOR ブームって一体何だったんだろね? MOR に関しては,この人その代表格だった訳ですが,以後の音楽のジャンルにおける MOR / AOR の果たした功罪は大きかったと思います. |
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36 |
the rumour |
1988 |
★★★★ |
またしても前作から3年のブランクを経てのスタジオ作で,プロデューサーが彼女の育ての親とも言うべき John Farrar 氏から David Sigerson 氏へと替わり,バックには Elton John 氏が参加したことなどで話題となった意欲作.個人的には,前作 "Soul Kiss"(34) は,歌が上手くなり,大人のシンガーへと成長した彼女の姿を見せて(聴かせて)くれた,ある意味で『良くできた』アルバムだったとは思うのですが,どうもあのサウンドの薄っぺらさが気になっていたもんで.... で,今回はと言えば,やはりサウンド自体に少々の不満は残るものの,前作よりは,割と抵抗なく聴けました.これはやはり,プロデューサー及びレコーディング・スタッフの力によるところが大きいと思います.ある意味で, John Farrar 氏との決別は '70年代との決別でもあったのかも.... でもやはり, "Physical"(26) ほどのインパクトは感じなかったね.... |