Rick Derringer

Discography Part 4 (1993 - 2005)



37

Back to the Blues
1993
★★★
 "Good Dirty Fun"(34) 以来10年振りのソロ・アルバムは何とブルース.ポップなロックンロール・スターとしての Rick Derringer のイメージからは最も遠い感じがしてしまうのですが,考えてみれば不思議でもなんでもないのです. The McCoys 時代にも "Stormy Monday Blues" なんかも演っていたし,あの Johnny Winter And のセカンド・ギタリストだった訳ですから... そ〜ゆ〜訳だからって訳じゃないでしょうが,かつての Johnny Winter の18番 "Mean Town Blues" なんかも収録されているこのアルバムの Rick 氏のギター, Johnny 氏とはまた違って,また,ロックンローラ Rick 氏とはまた違って,カッコいいです.でもヴォーカルはブルース向きじゃないかも... プロデュースは Kevin Russell & Rick Derringer のおふたり.

38

Electra Blues
1994
★★★
 前作に続くブルース・アルバム.トップのブギ・ナンバー "I Got Something to Say" からノリの良いブルース・ギターを全開で聞かせてくれます.また,前作で気になっていたヴォーカルですが,この作品では心なしか渋みを増してきたよ〜な... プロデュースは前作に引き続き Kevin Russell & Rick Derringer のおふたり.

39

Tend the Fire

1996

★★★

 Code Blue レーベル移籍第1弾にして復帰第3弾.またしてもブルースをベースにしたアルバム作りではありますが,前2作ほどブルースにこだわっている訳ではなく,久々にロックンロール・スピリットを感じさせるナンバーも何曲か収録されております.但しかつてのポップさはないです.また,久々に Johnny & Edgar Winter のおふたりがゲスト参加しているのも嬉しい1枚ではあります.但しホーン・セクションの起用はこの人の場合,どちらかとゆ〜とマイナス要因となってしまうような気がするのですが... プロデュースは, Peter Fish & Rick Derringer のおふたり.

40

 *Rock and Roll Hoochie Koo
  / The Best of Rick Derringer

1996

★★★

 Epic - Blue Sky 時代のコンピレーション.内訳は, "All American boy" (21) から4曲, "Spring Fever" (22) から1曲, "Derringer" (23) から2曲, "Sweet Evil" (24) から2曲, "If I Weren't So Romantic, I'd Shoot You" (26) から1曲, "Guitars and Woman" (27) から3曲, "Face to Face " (28) から1曲と, White Trash 時代の "Roadwork" (13) から1曲, "Edgar Winter Group with Rick Derringer" (15) から1曲の計16曲.こうして聴いてみると,やはり'70年代のこの人のパワーは凄かった... 実感です.

41

 *Required Rocking

1996

★★★

 同じく SONY MUSIC からリリースされた,1975〜80年のコンピレーション.

42

Blues Deluxe

1998

★★★★

 ここのところブルースにこだわり続けた Rick さんがついに...といった感じのアルバム.とにかくカッコいいです...本当... でも酒灼けしないとやっぱりブルースってできないのかしらね?




43

King Biscuit Flower Hour presents
Rick Derringer & Friends

1998

★★★★

 1981年に機材車ごとすべての機材を盗まれてしまった Rick 氏が,ニューヨークのパラデアム・シアターで行ったチャリティー・コンサートの模様を収録したライブ.彼自身のバンドによる演奏7曲と, Edgar Winter ・ Ian Hunter ・ Dr.John 等がゲスト参加している4曲の計11曲収録(コンサートには他にも多くのアーティストが参加していたらしいですが,契約の関係で収録できなかったらしいです).可哀相なRick 氏が頑張っている涙なくしては聴けない(?)名演ではありますが,何と言っても David Bowie 作の "All The Young Dudes" の Rick 氏と Ian Hunter 氏の共演(!)の収録が嬉しかったのでした.

44

Jackhammer Blues
2000
★★★
 ブルース・カバー・アルバム.ブルース苦手だけど,この人のはわりと抵抗なく聴けます.

45

doin' business as... / Derringer, Bogert & Appice
2001
★★★
 1970年代の Derringer 以来,バンドを結成する気はなくなっていたと思われていた Rick さんが,21世紀に入って突然のように,やはり 1970年代に Jeff Beck さんが結成していたバンド Beck, Bogert & Appice のお2人とバンドを結成,その名も Derringer, Bogert & Appice.
悪いけど,笑いました.Beck さんと Rick さん,でらちゃんの大好きなギタリストなんですが,共通して言えるのは,バンド時代よりもソロになってからの方が,格段に良い作品を作っていることで, Rick さんの Derringer はお世辞にも成功したとは言えませんでしたし,また Beck さんに関しては BB&A 時代というのは Beck さんの全キャリアの中で最悪の時期だと思っていますので,実はこのバンド名を始めて知ったとき,すご〜く嫌な予感がしたのです.聴いてみたところ, BB&A よりはまとまっているような気はしたものの,やはりこの人の作品としては平均点以上の点はつけられないというのが正直な感想です.

46

Hoochie Koo Once More
2003
★★★★
 セルフカバー・アルバムなんでしょうね? "Rock and Roll, Hoochie Koo" , "Still Alive and Well" , Derringer 時代の "Let Me in" そして McCoys 時代の "Hang on Sloopy"まで代表的なロックンロールナンバーが新録で13曲を収録.あとさらに "Hang on Sloopy" の Reggae Version ,そしてラスト2曲は Edgar Winter 氏をフィ―チュアした "Hoochie Koo" と, Carmine Appice 氏をフィ―チュアした "Everybody's Comin'" の2曲です.
47 Free Ride
2004
★★★
 セルフカバー・アルバム第2弾?かと思っていたらちょっと違って,インストゥルメンタル主体の,どちらかというと Rick さんより Edgar さんが作りそうな Jazzy なアルバムでした.

48

 *Rock 'n' Roll Hoochie Koo
2005
★★★
 単なるコンピレーションかと思っていたらちょっと違って, "Hoochie Koo Once More"(46)収録曲から10曲をセレクトして並べなおしたという,変な編集盤.まぎらわしいのです.