Rory Gallagher

Discography Part 1



1

Taste / Taste

1969

★★★

 "Sugar Mama" ・ "Catfish" ・ "Same Old Story" 等,ライブでお馴染みのレパートリーを含む Taste のデビュー・アルバム.全9曲中6曲が Rory 氏のオリジナルで,あくまで基本はブルースといった Rory 氏のギタープレイが炸裂...といいたいところですが,やはりこのバンドの本質はライブで感じられると思います.このアルバム発表後,バンド自体は『第2の Cream 』として脚光を浴び, Rory 氏自身も "Beat & Instrumental" 誌の人気投票ギタリスト部門で第16位にランクされたらしいです.

2

On the Boards /Taste

1970

★★★

 Rory 氏がギターとヴォーカル以外にハーモニカまではわかるとして,何とアルト・サックスまでプレイしている珍しい作品です.また収録曲全曲が Rory 氏のオリジナルという意欲的な作品でもあります.このアルバムのトップに収録されている "What's Going On" という曲が,個人的には Taste のナンバーの中で1番のお気に入りなのですが,やはりこの曲に関してもライブの方が良い出来だと思います.この作品発表後,音楽的方向の相違から Taste は解散してしまいました.

3

Live Taste / Taste

1971

★★★★

 解散後の'71年にリリースされたライブ・アルバムで,'70年のスイス・モントルーカジノでの録音です. Taste の最高傑作としてはこのアルバムをあげる人が多いみたいです.確かに『第2の Cream 』と評価されたライヴを堪能させてくれる作品で, Rory 氏のギターもノリまくっていてかなり聴きごたえのある作品だと思います.ただ "Feel So Good" が Part 1 と Part 2 にアナログA・B面に分かれて収録されていたのが残念でした.

4

Rory Gallagher

1971

★★★★

 Rory 氏自身のプロデュースによるソロ名義第1作. Rory 氏はギター・ヴォーカルの他,ハーモニカ・アルトサックス・マンドリンをプレイ.メンバーは Gerry McAvoy ・ Wilgar Campbell の2名に加えて Atomic Looster の Vincent Crane (Pf) がゲスト参加しております.比較的アコースティック・ナンバーが多く, Rory 氏のアルバムにしては凄〜く地味な感じのする作品ですが,個人的には最初に入手した Rory 氏の作品であるということもあって,非常に好きな作品です.特にトップの "Laundromat" は初期の Rory 氏の代表作ですが,このスタジオ・ヴァージョンが最も気にいっているのです.

5

Taste at the Isle of Weight / Taste

1972

★★★★

 同じく解散後にリリースされた,'70年のワイト島でのライヴを収録した作品です.やはりライブ・バンドとして定評のあった Taste の演奏を堪能させてくれるという点では嬉しい作品ではあります.但し,A面の "What's Going On" から始まる4曲はすご〜く好きなのですが,B面の2曲 "Feel So Good" と "Catfish" は少々かったるいです.というのは,実は私ブルース系のバンドのライブにおける長〜い演奏というのが苦手でありまして, Cream というバンドが凄いとは思うんだけどいまひとつ好きになれないのも,そ〜ゆ〜理由によるのです.

6

Deuce

1972

★★★

 同じく Rory 氏自身のプロデュースによるソロ名義第2作. Rory ・ Gerry ・ Wilger の3人だけによる録音で,ゲストの参加はありません. Rory 氏もハーモニカ以外はギター・ヴォーカルに専念しており,前作にくらべてタイトな感じのする作品に仕上がっております.トップの "Used to Be" のリフが最高にカッコいいです.




7

Live in Europe

1972

★★★★★

 日本での Rory 氏の人気を決定づけた傑作ライブ・アルバムで,ブルース及びハード・ロックの双方のリスナーから支持を受けた作品であります.この人の力量はやはりライヴ・アルバムの方でより強力に発揮されると思うのですが,そんな中でもベストの出来だと思います.特に "Messin' with the Kid" ・ "Laundromat" の盛り上がりから "I Could've Had Religion" をじっくり聴かせ, "Pistol Slappar Blues" で一息つかせてくれるアナログA面は最高でした.

8

Blueprint

1973

★★★★

 ドラムスが Wilger Campbell 氏から Rod De'Ath 氏にかわり,キーボード&ギターに Lou Martin 氏が加わって4人編成となった新生 Rory Gallagher Band によるソロ名義第4作. Rory 氏のスタジオ作の中では,この作品をベストにあげる人も多いみたいです.

9

Tattoo

1973

★★★★

 トップの2曲 "Tattoo'd Lady" ・ "Cradle Rock" に明らかなように,ブルース・ロック一辺倒だった Rory 氏の音楽に良い意味でのポップ性・コマーシャル性が付加され,ブルース・サイドからよりもハード・ロック・サイドの方から評判の高かった作品です.メンバーは前作と同じ4人です.

10
11

Irish Tour '74

1974

★★★★★

 ソロ名義では2作目になるライブ・アルバムで,アナログでは2枚組でした.また, Polydor からの最後の作品となった作品で,これまでの活動の集大成的な意味合いを持った作品でもあります.タイトルからも明らかなとおり, Rory 氏の故郷・アイルランドのツアーにおけるライヴですが,やはりこの人のライヴでのギターは凄まじいの一言につきます.個人的には,やはりアナログA面の "Cradle Rock" から "Tattoo'd Lady" の3曲が最も好きです.メンバーは "Blue Print"(8) ・ "Tattoo"(9) と同じ4人です.それにしても日本盤アナログ・ジャケット(11)のセンス悪すぎ,なんでこゆことするのかね?

12

 *In the Beginning

1974

未入手

 初期音源を集めたコンピレーション.未入手です,誰か譲ってくださいな.