The Rolling Stones


DISCOGRAPHY Part 02 (1966 - 1971)



13

got live if you want it ! - US

1966

★★★

 アメリカのみで通算8作目として発売された初のライブ・アルバム.録音状態は最悪ですし,演奏はかなりパンクですが,この時期の Stones の記録として欠かすことのできない1枚ではあります.

14

"Between the Buttons" - UK

1967

★★★

 イギリスでの通算6作目,アメリカ盤とではライン・アップが違います.特にこのイギリス盤は全くヒット曲を含まない, Stones の作品群の中でも最も目立たない作品だと思われます.個人的には "Back Street Girl" ってわりと好きな曲なんですが...

15

"Between the Buttons" - US

1967

★★★

 アメリカでの9作目の作品として発表されたアルバムですが,例によってイギリス盤とではライン・アップが違います.

16

FLOWERS - US

1967

★★★

 アメリカのみで通算10作目として発売された作品.この後あたりからやっとコレクター泣かせの状況が改善されて,作品が世界的に統一化されていきました...やれやれ...

17

THEIR SATANIC MAJESTIES REQUEST

1967

★★★★

 実は初めて買った "GOATS' HEAD SOUP" の次に,輸入盤屋さんでこのアルバム買ってしまったのが,私の Stones はまりが遅れた原因のひとつでもあったのですが,聴くほどに味の出てくるアルバムで,現在では結構気に入っています.この作品における試行錯誤と,その完璧なる失敗ならびに方向修正があって,この後の黄金期を迎える事になった,という意味ではやはり Stones 史上重要作であったと思われます.

18
19

Beggars Banquet

1968

★★★★★

 マイ・フェバリットの1枚です.アルバムとしての完成度という点では,この後の "Let It Bleed"(22) や "Sticky Fingers"(25) の方が上かもしれませんが,このアルバム最初に聴いたときの衝撃は忘れることができません.私にとっては,それまであまり好きでもなかった Rolling Stones というバンドにはまるきっかけを作ってくれた記念すべき作品なのです. "Sympathy For The Devil" の Keith Richards さんのギター・ソロ,当時初めて聴いたときは背中が凍りつくかのような感じでしたもん. ...というわけで,ジャケットもオリジナルの『トイレの落書き』(19)よりもアナログ時代の『招待状』(18)の方に愛着を感じるのです.




20

THROUGH THE PAST, DARKLY [Big Hits Vol.2]

1969

-

 Stones 2枚目のオフィシャル・ベスト・アルバムですが,イギリス盤とアメリカ盤とでは選曲に違いが見られます.初めて Mick Tailor 氏が参加した曲が収録されている作品です.

21

LET IT BLEED

1969

★★★★★

 Stones の最高傑作として以上に ROCK 史上に燦然と輝く大傑作アルバム...などという事いまさら...ですよね? Brian Jones さんが参加している最後のアルバムでもあります.個人的には "Gimme Shelter" って曲大好きなのですが, "Jumpin' Jack Flash" や "Honky Tonk Woman" や "Brown Suger" なんかの陰に隠れちゃっている感じなのが残念です.

22

'GET YER YA-YA'S OUT !'
The Rolling Stones In Concert

1970

★★★★★

 Stones 2作目のライブ・アルバム.数多くのライブを発表している Stones ですが,やはりこれが最高の1枚だと思います.聴き物はやはり何と言っても "Sympathy For The Devil" ,両ギタリストのソロがよいです.あとオープニングの "Jumpin' Jack Flash" もこのアルバムのが1番好きです...

23

STONE AGE - UK

1971

-

 イギリスで Stones がレーベルを去った Decca からリリースされた初のコンピレーション.当然のことながら Stones はこのリリースに反対したそーですが,以後 Decca は無許可でコンピレーションをリリースし続けたのでした.

24

GIMME SHELTER - UK

1971

-

 同じくイギリスで Decca からリリースされたコンピレーション.映画と同タイトルですが,サウンドトラックではありません.A面はスタジオ録音,B面は1枚目のライブ・アルバムでイギリスではリリースされなかった "got lve if you want it !"(13)からのセレクトという変則的な内容となっています.