合併問題についての経過
平成6年
7月 沼津市長・議長により長泉町、清水町、伊豆長岡町に対し中核市の実現に向けた勉強会開催の申し入れ。・・まず沼津市と伊豆長岡町で開催。
平成7年
2/1 第1回中核市勉強会(沼津市、伊豆長岡町)助役クラスの参加
6/27 第1回中核市勉強会事務会議(沼津市、清水町、伊豆長岡町)
7/26 第2回勉強会(沼津市、清水町、伊豆長岡町)
11/28 一歩進めた協議会を清水町から申し入れる
12/20〜8/1/29準備会を3回開く
平成8年
1/31 第2回勉強会事務局会議(沼津市、伊豆長岡町、清水町)
2/16 第4回中核市勉強会(沼津市、伊豆長岡町、清水町)
2/19 沼津市清水町中核市推進協議会設立総会
平成8年
4/19中核市幹事会 清水町から沼津市新衛星プラントへの継続受け入れのお願い
6/25 沼津市長、清水町長の講話
7/29 第3回中核市勉強会事務会議(沼津市、伊豆長岡町、清水町)
8/22 講演会の開催「地方分権の推進をめぐって」自治省 荒木氏
平成9年
1/30 第5回中核市勉強会(沼津市、伊豆長岡町、清水町)最後の勉強会
8/8 講演会「分権型社会の創造と広域都市づくり」自治省 石井氏
9/10先進地視察 静岡市、浜松市、岐阜市
平成10年
6月から10月 福祉部会、環境部会、交通防災部会、教育文化部会を開催
11/4 広域行政フォーラム「広域行政から見た中核市」
平成11年
9/2 福祉部会、環境部会、交通防災部会、教育文化部会を開催
平成12年
7/2講演会「分権時代の地方自治」 東大教授 森田氏
8/29から11/7 グループ会議(第1〜4部会)中核市にむけての今後の取り組み
この中で沼津市の議員から、ごみ・し尿、水道供給、火葬場、消防システム下水処理を取り上げ、合併を進める意見が続出する。
平成13年
2/9 沼津市と清水町の今後に関する話し合い
2/27 沼津市と清水町の今後についての話し合い(この中で10年後の合併を約束したとされている)
3/3 沼津市清水町中核市推進協議会役員会 幹事会
7/23検討会7回開催
11/20 幹事会協議会の今後について
平成14年
1/28幹事会 14年度事業について
平成15年
9/29 静岡新聞で10年後の合併スケジュールと、市長の「けじめ」発言が報道される。
10/1 沼津市が清水町に合併を申し入れる。清水町は辞退
沼津市からは、沼津市長、議長、元議長など清水町長、議長常任委員長が訪れる
10/7全委員協議会
沼津市との交渉について経過報告
10/23沼津市、清水町の合同幹事会
2010年合併のスケジュールは認めるのか。12月協議会の総会を持つことを沼津市が求める。
11/8清水町幹事会 沼津市から12月中に協議会総会の開催を求められていることについて
11/10清水町幹事会
平成16年
1/9清水町幹事会
1/14沼津市清水町の合同幹事会
中核市協議会の解散、合併協議会の解散、1/23に中核市協議会の総会の開催
これを求められる
清水町の答えは 中核市協議会、合併協議会は今のまま続ける。2010年合併のスケジュールは認める。
沼津市の対応は、それでは話にならないということ
1/15清水町幹事会
1/19清水町幹事会 町長に沼津市長と話をして理解を求めることを決める。
1/21町長、助役、収入役、議長が沼津市に出向き「2010年の合併の約束を守ること」などを伝える。
しかし、沼津市側は今までの話と変わっていないと不満の態度を示し物別れ。
1/23全員協議会
助役が21日沼津市長との会談の内容について報告
同じ日に沼津市の幹事会の連名で書面が届く
・今年4月に沼津市清水町の合併協議会の再開
・今月末に中核市協議会総会の開催を求める
「重大な決意を持って」申し入れるとの内容
1/30 全員協議会
23日の沼津市からの文書に基づいて、全協が開かれました。報告の後、当局から出された、沼津市側への回答の中身は。
1、「行政連絡会」を作り、その中で合併のことを話し合っていきたい。
2、3月定例議会で、「単独合併はなし」という今までの方向修正をする。 というものでした。
まず、町長が参加してなかったので、私をはじめ多くの議員が、町長参加を求めたが、「デリケートな問題なので参加しない。」と断ってきた。町長の不在に対し批判がたくさん出たが、仕方ないので、そのまま会議を進め回答の中身について意見交換をした。
当局側の案については、半数以上の議員がこれに反対したが、全協終了後の幹事会の中で結局、多少の修正を行い、(2については、行政提案という括弧書きを入れて)3時からの沼津市との幹事会に返事を出した。
1/30 沼津市、清水町合同の幹事会
この中で、清水町の回答について沼津市の幹事は、暫時休憩の後、
・「行政連絡会」でなく「合併連絡会」とする。
・ 文章の中に「法廷合併連絡会察設置の準備を進める。」をいれる。
・ 方向修正の意味については単独合併を示した方向修正という内容にする。
などの意見を清水町につきつけた。
さらに予算措置の関係もあり、1週間以内に返事をよこすようにと要求した。
合同幹事会の終わった後の清水町の幹事の意見は大体受け入れられないという内容だった。2月3日にこのことについての全協が、開かれることになった。
その時点での議会の中での意見は、18人の議員のうち病欠2名議長1名をのぞき7人が単独合併反対と明確に意思表示している。単独合併やむなしという意見も数名いる。
2/3 全員協議会 (全議員が沼津市との合併に反対を表明)
沼津市からの返事を受けて開かれた内容について監事ほか大勢の議員が意見を述べた。沼津市のやり方にもうこれ以上ついていけないという意見も多く、結果としてこれ以上の妥協はできないという結論になり、単独合併はないという意見で全員が一致を見た。
同時に、沼津市の「重大な決意」の中身ははっきりしないが、ごみ、し尿については、滞ることのないように、対策を立てる必要があるとの 意見がでた。
2/6 沼津市に対して、合併は現状では困難という返事を行う。
2/20 沼津市全体会議で清水町長、沼津市長の署名をした合併を約束した文書が公開される。
2/23 全員協議会
予算の説明のために開かれたが、沼津市との問題も議題とさせる。町長の出席を求めたが出張のため、不在。「約束の文書」は公開させる。その後、清水町での幹事会
2/25 沼津市との合同幹事会
1月23日に沼津市からの要求を呑むように清水町に話がある。持ち帰って検討したいと、清水町が答えたが、沼津市はその場で同意を求める。これについては決裂する。
2/27 清水町の幹事会
初めて町長出席の上での会議
今後、2市3町での合併を進めることを確認にして、沼津市との関係を断ち切ることの提案がある。しかし、ごみなどについては、沼津市に対して、頼みに行きべきとの意見がだされ、まとまらず会議が終わる。
3/25 中核市推進協議会解散
6/11 行政課題検討協議会設置。会長杉山憲夫氏
6/17 第2回行政課題検討協議会設置
7/9 第3回 〃
7/20 第4回 〃
清水町議員に協議会からの「具申」の内容がファックスで流される。
7/23 沼津市長へ「沼津市との信頼関係の維持継続について」を提案
8/4 臨時議会で「沼津市との信頼関係の維持継続について」を報告
8/9 「清水町市町村合併を推進する会」開催住民発議の請求代表者を決める
9/24 第5回行政課題検討協議会設置
11/9 法定協議会の設置の枠組みを「2市2町」と決める。
11/22 署名が始まる(12月22日まで)
12/22 第6回行政課題検討協議会設置
12/27 署名簿が提出される(154冊7061名分)
平成17年
1/17署名簿の縦覧の開始(有効署名は6133人分となる)
1/31合併対象市町へ法廷合併協議会設置の議案を議会に付議するかの意見紹介
5/1 三島、沼津、函南町長、議会に付議すると回答をする。
5/16 清水町臨時議会 2市2町合併協議会の設置を可決
共産党議員団は賛成をし、全会一致で可決。沼津市も全会一致で可決。函南町は賛成多数で可決。
5/17 沼津市、函南町で可決、三島市で否決。
5/ 清水町長が沼津市に出向き住民発議の報告をすると同時に、合併協についての解答を7月中旬までにすること伝える。
6/27〜町内7箇所の会場で地区懇談会が始まる。
7/20 沼津市に対し合併協の再開の回答は地区懇談会が終わってないので、まだできないと伝える。
7/22 沼津市より
@沼津市・清水町合併協議会の解散の協議に入る。
Aごみ・し尿の受託事務を今年度限りで見直すことを含めた協議に入る。
との公文書が来る。
また同日、沼津市で公開の全員協議会があり、@Aに加えて
「当分のあいだ、沼津市から清水町に合併の働きかけはしない。」と市長は発言をする。
7/24 静岡県知事選挙投票 吉田候補善戦健闘 清水町ではほぼ互角
7/25 全員協議会 7月22日の沼津市からの公文書の内容と、これまでの経過を説明する。
8/16 沼津市との第1回目の協議行われる。 話は平行線
8/24 共産党議員団で、ごみし尿問題で県交渉
ごみし尿処理は、住民生活にかかわる重大な問題。ごみ処理は自治体の固有事務と沼津市は言っているが、県は広域処理が望ましいと指導してい るはず。県の指導を求めた。
8/31 第2回目の協議行われる。
合意事項等
@協議が整うことを前提に合併協の廃止は合意する。
A清水町の、ごみし尿処理の委託は引き続きお願いしたい。
B沼津市は信頼関係がない中で処理の受託はできないと言う意見が強い
C信頼関係の回復の方策を出してほしい。
9/15 沼津市議会で斉藤市長が、来年4月からのごみし尿処理は、協議が整わなくても受け入れは断る。と明言
同日、議会終了後この斉藤市長の発言を支持すると議会が全員一致で表明。
9/28 第3回目を行う。前回と同じ
10/26 第4回目を行う 平行線
10/28 全員協議会 3時から
沼津市に対してこれからごみし尿処理の引き上げを申し入れることが当局から話される。
11/7 議会と区長会の懇談が行われる
議会に対しては
・ごみ・し尿を沼津市に委託しないと いう提案に議会ではどのように議論 をしたか。・12月議会が楽しみだ。などの意見が出ました。
11/13、町長は、県知事に会い相談しましたが、県は
@ この問題の解決に副知事と地域支援局長をいれる
A 清水町の考え方は経緯・経過の中のひとつとして伺ったこととする。
B 当事者間でさらに検討する余地がある。 という考えを示しました。
11/14 町長は、11月下旬に、15億円の負担金の返還について協議したいと沼津市に申し入れ。
12/5 函南町からごみ処理施設の使用について正式に使用許可の回答がある。緊急避難として3年間
12/6 沼津市との2回目の負担金返還協議が行われる
沼津市側は市議会で市長が答弁してるので返還は困難であると説明するだけで話し合いになりませんでした。
12/15〜21 地区懇談会が行われる。7月のときと比べて参加が少なくなる。
平成18年度
1/18 臨時議会が開かれる
三島市への4000万円の負担金の支出、し尿施設の建設調査の費用として100万円が可決。
町長は質疑の中で「沼津市とは元の鞘に戻らない」との考えを明らかにする。
2/1 市長と町長の協議が行われる。15億円の返還についてのみ行われた。しかし、話は平行線。
3/31 市長、町長協議行われる。「信頼関係は双方で努力する。」と言うことが話し合われた様子。
5/11 助役間協議が行われるが、平行線。
6/2 6月議会が始まる。
沼津市清水町合併協議会の廃止の議案が上程される。しかし、これは継続審査となる