防振台のメカニズム
1.防振の原理
防振の原理複雑なものではありません。振動を小さくする原理は以下のようなモデルで説明することができます。 |
図1![]() |
図2![]() |
ゆっくり動かす→ゆれが大きい | はやく動かす→ゆれが小さい |
振り子はゆっくりふると大きく揺れ、早く動かすと殆ど揺れない。つまり外部の振動に対して図2のような状態を実現することにより振動の伝達を小さくすることができます。 |
振り子の揺れは揺れているうちにだんだん小さくなります。これは振り子のエネルギーが熱エネルギー等に変化した為であり、これを減衰といいます。精密機器にとって減衰性が大きい、つまり揺れが速やかに収まるほうがよいことはいうまでもありません。 |
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空気ばねの性能は上下方向と共に水平方向も近年重要視されています。 防振台の性能は固有振動数が小さいほど効果があります。当社では上下方向の性能維持にダイアフラム型空気ばねを使用しています。 水平方向は振り子ばねを使用し、その複合運動により三次元防振を実現させました。 また一次タンクと二次タンクとの間にオリフィス(絞り弁)を配置しています。 空気の粘性抵抗が共振ピークの低減や駆動部の移動によるゆれも同時に減衰させる効果となります。 |
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