製造元 | 3dfx Interactive, inc. |
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搭載Chip | Voodoo3? |
搭載Memory | SGRAM 8MB / 143MHz |
Bus Type | AGP / 2x mode support |
RAMDAC | internal / 300MHz |
Support API | DirectDraw / Direct3D / Glide 2.x / 3.x |
購入価格 | ¥6,000- |
Voodoo3の8MBではないかと噂の3dfx製ビデオカード Velocoty 100です。
実売価格が6,000円('99/9現在)と安く、2D、3D描画ともハイエンドビデオカードに劣らない性能を発揮するためなかなかの人気となっているようです。
Voodoo3/2000(Bulk)で実売価格が12,000円ぐらい('99/9現在)なので、Velocity 100はかなり割安感があります。
ビデオチップには小さめのヒートシンクが接着してあります。
かなり強力に接着してあるため簡単に剥がれません。
Voodoo3/VoodooBanshee等と同様にチップの発熱が大きく、ヒートシンクだけではちょっと不安なため、チップ用FANをヒートシンクの上にネジ止めしました。
SGRAMはSIEMENS製 6nsのチップが使われています。
1.マザーボードとの相性 |
相性問題は、今の所発生していません。
Socket7のマザーボード(FIC VA503+)と、Slot1のマザーボード(Tekram P6B40D-A5)で使用しましたが、どちらでも問題なく動作しました。
2.画質 | (評価:★★★★☆) |
1024x768で使用していますが、文字のにじみも少なく鮮明できれいです。
黒はきれいに発色していますが、白が多少くすんだ発色となっている感じがします。
画質はVoodoo Bansheeボードと同程度だと思います。
3.2D性能 | (評価:★★★★★) |
HDBenchの結果を見ても、Voodoo3 2000と大差ない結果となっています。速いです。
4.3D性能 | (評価:★★★★☆) |
Final Realityの結果を見ると、Voodoo3 2000より若干低い結果となっていますが、体感できるほどの差ではないと思います。
5.ゲーム体感速度 | (評価:★★★★★) |
以下のゲームで使用してみました。
FIFA98(Direct3D)・・・以前の構成(K6-2/400 + Xpert@Play)では、遅くでゲームになりませんでしたが、Velocity100に変えた所、快適に動くようになりました。
STAR WARS RogueSquadron(Glide)・・・同様にVelocity100に変えた所、快適に動くようになりました。但し、UpdatePatchを当てないと、ゲーム中の文字がバケてしまいます。
サイキックフォース2012(Glide)・・・同様にVelocity100に変えた所、快適に動くようになりました。但し、背景の色がおかしくなる所が一部の面でありました。これは、最新のUpdatePatchを当てても解消しませんでした。
このビデオカードは2D/3D描画性能とも高く値段も安く、コストパフォーマンスが抜群です。
ドライバもVoodoo3用のもので大体動作するようです。
また、Glide2x,3xにも対応しているため、ゲーム用途にも適しています。搭載メモリが8MBと少な目ですが、よほど重いゲームでなければ快適に動作すると思います。
安くて良いものを買いたい人にはおすすめです。
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