ニューラルネットワークによる文字認識


 

3章 パターンマッチングによる文字認識

3.1 マトリックスマッチングによる方法

 入力されたテストパターンとあらかじめ用意しておいた学習データのパターンとを、行列のメッシュ単位で重ね合わせる。


 重ね合わせるパターンは背景を“0”、文字部分を“1”とし、重なり合った部分で式3−1のように排他的論理和を計算し、その合計が最も小さい学習パターンの文字が認識される文字となる。

         24 24
      誤差= 煤iXOR(M(i,j),T(i,j)))  [3−1]
         i=1j=1

        M(i,j):学習データのx座標i,y座標jのデータ
        T(i,j):テストデータのx座標i,y座標jのデータ

 つまり図3.1の様に、すべての学習データと入力されたテストデータの誤差を出し、その誤差の最も小さいものが認識文字となる。


 

3.2 パターンマッチング(数字)のフローチャートを図3.2に示す。


 

3.3 パターンマッチング(アルファベット)のフローチャートを図3.2に示す。


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