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 順次更新しますので、おたのしみに!

■第4回 2005/04/11
  「2003年夏・・・はじめての創業塾」


■リレーションシップバンキング

2003年3月、辞令が交付され3年間在籍した営業推進部門を離れ、元在籍したシステム部門に異動することになりました。ちょうどその頃、金融庁から、中小・地域金融機関に向けて「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」(略してリレバンと呼んでいます)が発表されて、各金融機関はこれに対応することとなりました。

リレーションシップバンキングとは
少々難しい言葉ですが、一般的には、金融機関がお客さまとの関係を長く維持することにより、お客さまに関する情報を蓄積し、この情報をもとに、貸出などの金融サービスを提供していくものです。このリレーションシップバンキングの機能をさらに強化して、「円滑な金融サービスを行いなさい」というのが趣旨であったと思います。

当然のことながら、各金融機関はこれを実施する計画を策定したわけですが、そのなかでお客さまの事業について、内容や業界に精通した「目利き」ができる職員を養成することも、ひとつの項目として挙げられました。パソコンバンキングで各お取引先を訪問していた私は、「製造業や小売業の目利きがあるのなら、当然IT関連の目利きも必要になるだろう・・・」と考えてました。

■創業塾に参加

その頃ちょうど折りよく静岡商工会議所で日経ベンチャーの前編集長の講演と創業塾が開かれることを新聞で知りました。「目利き」とはちょっと異なるものの実際に起業するにはどのような手順を踏むのか?どのようなものが必要なのか?この塾に参加すれば、いろいろ分かるのではないか・・・おまけに参加費用がと考えて2003年7月から8月にかけて、毎週土曜日に静岡商工会議所に通うことにしました。

しかし通ってみるといろいろ簿記などの会計知識、商法や労働基準法などの法律知識、手形小切手などの金融関連の知識、経営計画の立案などさまざまな知識が必要であることがわかりました。しかもそれは商品開発や営業方法などとは別の次元の話です。なかなか厳しいものだと改めてわかりました。しかし最終日には自分の事業計画書を作り上げなければなりません。パソコン教室・ホームページ制作・お茶のネットショップの事業で会社を創業すると仮定して、無い知恵を絞ってなんとか計画書を完成させたのです。(写真右下・・・会社名がないのもなんとなくおかしいかな?と思い「有限会社ときめき生活社」という名前をつけてみました)

次回第5回目は2005/4/25予定)です。




■創業塾の修了証書






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