お遊び新聞 第 4号
THE OASOBI SINBUN
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特集・1    山の友、新友と旧友。
特集・2         ISDNよりADSLへ移行、申し込みから開通まで。
   
トラブルも・・・。




長女とカメラ

その−1            2001.6

   使い捨てカメラしか使ったことの無い長女が、部活でカメラが必要、それも「一眼レフでないとダメ!」と言い出した。

   男子部員もいるのに、なんでメカ音痴の長女が写真を・・・と思ったのだが、家に何台か一眼レフカメラがあることから引き受けてきたのだろう。

  長女向きのオートフォーカス・カメラは女房殿の業務用で与えるわけにはいかず、私のカメラの中の一台と交換ズームレンズ二本を使わせることにした。

   なお、私のカメラは全て30年程昔の物、長女に与えたのは、ピント合わせは手動だが露出は一応オートで、私のカメラの中では一番新しい物?なんです。
                                            

その−2            2001.6.27

   27日仕上がった写真を見ると、ほとんど酷い露出不足。

   何で?と長女に撮影状況を聞いてみると、露出計の電池切れを分からず使っていた結果であるらしい。

   早速電池を購入・交換、ついでにカメラを点検すると、ザックに入れ自転車での持ち運びのせいか2本あるT社製ズームレンズの1台はマウント・アダプタがガタガタ、もう1台は取り付けロックが効かない状態になっていた。

   これではとカメラ店にアダプタの修理依頼に行ったところ、修理も新品購入も値が変わらないとのこと、しかもその値段が予想よりかなり高い、しかしアダプタ無しではレンズが使えないことから新品を注文して帰宅した。

   新品を注文した以上、ガタガタになったアダプタは潰してもと、拡大鏡・精密ドライバを持ち出し分解してみると・・・、中でネジが緩んでいただけ、取り付けロックの効かないもう一台のレンズも取付部分を分解して調べてみるとスプリングが外れていただけであった。

   不具合の原因究明までは比較的楽であったが・・・、分解部品の組み立てには大苦戦、とにかくネジが小さくて・・・。

   当然のことながら、翌日朝一番でカメラ店には注文キャンセルを伝えた。


その−3            2001.8.5

   自分が家にあった何本かのフィルムを使い切ってしまったくせに、女房殿がフィルムを必要とし、長女の所にあった物を使おうとしたら「それは部費で買ったものだから・・・とクレームを付けていた。    


その−4            2001.8

   写したフィルムの現像代、領収書をもらってきたが被写体が小さすぎて使い物にならないと部費での払いを却下されたとか。
   まともな写真を撮れるまでには、まだまだ授業料?が掛かりそうである。





ケイタイ初使用        2001.7.6

    緊急時の連絡用に長女に持たせたプリカの携帯電話、常には鞄(ザック)の中で眠っている。 
   使用されなければそれでいいのだが、初使用はなんと友人の紛失物捜査の連絡であった。    

    その後、夏休みに少しは利用したようだが再び忘れ去られ、10月初旬不具合で修理に出したところ、「水没・修理不能」とのこと、防水不十分で雨の中の自転車通学の結果であった。

    同様に持ち歩いている「電子辞書に被害無くて良かったな。」と言えば、「はっきり言って、ケイタイの存在は忘れていた。」とのこと。(使用頻度の高い電子辞書には気をつかっていたらしい。)

    「電子機器は水一滴で、ン十万円の物もダメになる。」と取り扱いの注意をしておいた。

   使わなくても、無しでは心配になるので、翌日新たに購入した。これも授業料ですかねぇー。


   My Mail Address          2001.7.9  −7.19

   専用アドレス取得を勧めても断って親と同じメール・アドレスを使用しているくせに、自分のメールは見られたくない長女との摩擦が多くなってきた。

    これ以上一つのアドレスでアカウントを変えての同居 ? は無理と判断、7月9日長女に自分のメール・アドレス(アドレス名)を決めるよう伝え、15日に申請・19日には届いた。

   早速、メーラーの設定をしてやれば、いそいそとMy Addressよりメール送信をする長女であった。

   後日、家族にADSLで常時接続にすると報告した時、長女まで喜んだその理由は遠慮無くメールチェックが出来ることと想像される。       

   また、ADSL移行で、どのPCからも接続出来るので、空いているPCへ追放しようとしたが拒否され、私の方が引っ越しした。

   拒否理由は、入室してもすぐモニター画面の見えないというPCの設置位置と想像される。       



野球の応援は革靴で!       2001.7.15 
 
    「足の裏が痛い!」と言う高校一年生の長女に、その理由を聞けば・・・、前日高校野球の応援に参加したのだが、担任の指示が「野球の応援は革靴で!」とあり、履き慣れない革靴を履いたためと判明した。

   その靴は高校入学時、「革靴はいらない!」と言う長女に「せめて入学式くらい・・・」と購入したもの。 

   それも、何軒もの店を廻り履き比べ、ある程度本人の納得のいくレザー・スニーカーにしたのだが・・・。  

   入学式以降は中学時代より履き慣れた白い運動靴を使っていて、この革靴使用は3回目であった。


親とは            2001.7.31

   次女は
  母親はボケていて、父親はむかつく。

  長女は
  母親は精神的に甘く、父親は物理的に甘い。

   三女は
  ?????。



ジョニィ君          2001.8       

   部屋に出没するアシダカグモに次女が付けた名前なんです。

   蜘蛛嫌いの子供たち、以前は見れば大騒ぎして虐待(蜘蛛の運命は読者のご想像におまかせします。)していたようですが、最近は少し変わってきたのか、今日は何処でジョニィ君を見たかなんて話題にしていました。



無洗米           2001.8

  以前からどんなものか気にしていましたが、ある時、安く売っていたので買って試してみました。 
 
  味も悪くないし(変わりません)、水加減も難しくありません。
  何よりも、研がなくて良いだけ楽で環境にも優しいんです。
 
  我が家ではそれ以来、無洗米を使っています。



我が家にドラえもんは居るのか?            2001.8 

   あれが壊れた、これが欲しい・・・と、何か有れば(正確には、何か有ったときだけ)「おとうさん・・・」。 

   事前に分かっていることも、早い時間に言えば楽に用意出来ることも、直前に言い出す。       
   今のところ何とか対応出来ているのだが・・・。
   (いつでも対応出来るよう点検・準備に結構気をつかっているんです。)

   「我が家にはドラえもんは居ないんだからな!」と怒るのだが・・・。                 
   「それが、居るんだな・・・」なんて、女房殿までが馬の耳に念仏状態じゃぁー・・・。          



長女宛メールの着メロは・・・          2001.9

   長女宛Eメールが届いた知らせは「ワオーン」と遠吠えで通じるんです。
 
   遠吠えは、話をごまかす時長女が使っていたし、彼女が取得したアドレス名も遠吠えが合うんです。
   人の悪い父が、長女宛メールが入っていた時に「ワオーン」と吠えてやったら何も言わずにパソコンへ、それ以来、長女宛メールの着メロとして定着しました。
   
   最近は「馬鹿にして・・・」と面白くないようです・・・。

   あまり子供をからかってもいけませんので、そろそろ着メロを止めようかと・・・。




三女の「お姉ちゃん」          2001.9

    我が家では子供たちを常にファーストネームで呼んでいました。
    当然、子供たちの間もファーストネーム、要は呼び捨てなんです。

    昔、三女が長女をファーストネームで呼んでいるのを聞いた近所の人にビックリされたこともありました。

    ある日のこと、三女が次女のことを「お姉ちゃんと呼ぶ」と言いだしました。              

    何があった? どういう風の吹き回し?と数日間様子を見ていたのだが・・・、すぐ元の呼び方に戻ったようです。

    なお、このファースとネームでの呼び方は、妹たち外では使用せず「お姉ちゃん」と言っている気配。 

    長女に言わせると「少々むかつく時もある・・・」と言うのだが、とにかく我が家ではそれが自然なんです。




老眼鏡          2001.9.22

    パソコンをやり始めたころより視力の衰えを感じ始め、まず、焦点の合うのが遅くなり、そして近視に、最近はそれに遠視も加わってきた。

   細かい字は読みづらくなってきていたのだが、そこは天眼鏡の使用でしのぎ、女房殿に何を言われても、「まだ新聞・文庫本が読めるから・・・」と老眼鏡は買わずにいた。

   しかし、両手を使う細かい作業ではさすがに厳しい。
   いつ老眼鏡の購入に踏み切るか迷っていたとき、新聞に100円ショップで買った老眼鏡が結構使えるとの記事が出ていた。

   100円で間に合うものならと、買い物に行ったスーパーの軒先で店を開いていた100円ショップから、ついに老眼鏡を購入した。


   なお、十年ほど前より私に対し「まだ老眼鏡は必要ないの?」と失礼なことを言っていた女房殿は、数年前から遠近両用眼鏡のお世話になっている。
   最近も、自分の撮った写真がピンボケに見え、眼鏡を変えたら正常でホッとしたなんて言っていた。  

   ちなみに女房殿は私よりずっと若いんです。




夕食時の会話                  2001.10.10                               

  次女「XXさんの家では高校に入学したらパソコンを買ってくれるんだって。
           (XXさんは中学三年生、次女の同級生)

  長女「私も、大学に行くときには、パソコンを買ってもらおう。」         

   私「いいよ、買ってやるけど、後は自分で全部やれよ、買ってきたパソコンが家のパソコンのようになっていると思うなよ・・・。」  

  長女「・・・・・・。

    (^0^) (^0^)





                 part-1



Q33NYとWingdingsフォント               2001.9.22

  最近、山で知り合ったS市に住むHさんから「Q33NY」とWingdingsフォントに関するメールをもらった。 

  これは「お遊び新聞」のネタにと、早速「米国CIAより日本の公安に入った秘密情報・・・」と物語を創作した。

  ところが、数日後、インターネットのある掲示板にHさんのメールと同じような内容のことが出されていた。


   投稿者は、私と同じ「これは面白い、皆にも・・・」という軽い気持ちで投稿したと思うのですが、それに対する書き込みが・・・、ボロクソでした。

  「なんだ!今頃こんな話、事件の二日後から出回っているぞ !」
  「チェーン・メールをこんなとこに出すな!
  「とっとと削除しろ!」

   といった感じでした。(一人だけ初耳の人がいて、やはり「これはビックリ!」と書き込んでいましたが・・・。)
  投稿者の中に、「ここを見たら・・・」とURLが出ていたので行ってみると、この「Wingdings」の話が詳しく出ていました。


   最初にこのフォントが問題になったのは、10年近く前の1992年のことで、その時は「NYC(ニューヨーク市の略号)」が反ユダヤ主義メッセージで、わざと入れたのでは?と、問題になったようです。

  それが、今度のテロ事件で復活、飛行機の便名が「Q33NY」で・・・ということになり、噂(メール)が広がったと言うことみたいです。
    (実際の便名は、アメリカン航空11便とユナイテッド航空175便)

   翌日、再び掲示板を覗いてみると、この件は削除されていました。
   (投稿者が早々に削除したと思います。)

   下手なことを投稿すると集中攻撃?ネットの恐ろしさを垣間見ることができました。


   当然、私の創作した物語はボツとしました。
   結構良い出来だと自分では思っていたんですが・・・、ちょっと残念です。(^o^)

   なお、この記事が理解出来ないorまだ知らない人は、フォントを「Wingdings」に指定し「Q33NY」と打ち込んでみて下さい。その際ポイント数は大きく(最大)した方が分かりやすいです。
                           








特集 ・1   山の新友と旧友             (関連記事 : 山の話)


新友   Yさん

   時々、近所のスーパーの軒先に店を開く古本屋のYさん、私が本好きと言うこともあり開店すれば必ず立ち寄っていたことから、顔見知りとなり話もするようになった。

   今春、久々の出店で立ち寄ってみれば、山の写真が何枚か貼ってあり、聞いてみると持病の糖尿病による合併症予防のため始めた登山にはまってしまったとのことであった。
   それからというもの、会って話すのは山のことばかりとなり、大谷崩から山伏を一緒に歩くこととなった。

    8月2日、いざ山を歩いてみるとYさんの健脚ぶりには脱帽。
   店頭での山行話で、大谷崩と同程度の標高差のある毛無山を一日に二度往復したなんて話を聞いているので予想はしていたのだ・・・。

   8月下旬には鳳凰三山を一緒に歩く計画だったのだが、残念ながらそれはYさんの仕事の都合で消滅した。

   お互いの日程があえば、また一緒に歩きたい21世紀最初の山の友(新友)である。

   ちなみにYさんの体重は42キロとか、歳も私よりずっと上、あの健脚のパワーは何処にあるのか?というような人です。



旧友    T君

   17年前、山伏登山途中ザックからはみ出したマイクを見て声をかけたのがT君との最初の出会いだった。

    同時期にやはり山伏山頂で知り合ったS君(T君の友人と後日判明)、そして彼を通して知り合ったM君、アマチュア無線と山、それに同年齢と言うこともあり親しくなるのに時間はかからなかった。

    同年秋にはS君の計らいで、女房を加えた5人で南アルプスの光岳へ登った。

    しかし、その後はあまり会う機会もないまま、私の方は登山が育児休業?となってしまい、S君・M君とは年賀状のみのつながりがあったもののT君とは音信も途絶えていた。

    今年になって、そのT君からM君からアドレスを教えてもらったとEメールが届いた。
    しかも、そのきっかけは筑波博でM君宛に投函してあった一枚の葉書だという。
    (M君とT君は交友が途絶えていたとのこと)

    メール交換で交友復活、8月26日には山伏山頂で再会を果たした。実に17年振りの事であった。                                  









シモツケとシモツケ草          2001.8.2

   「これはシモツケ草、これはただのシモツケ」夏に同じようなピンクの可愛い花を付けるが葉の形が違う。

   大谷崩れを登るとき、ちょうど並んで咲いていて、同行したYさんに教えてもらった。
   帰宅後、図鑑で調べてみると草と木の違いであった。

   花はほとんど同じに見えるのだが・・・。


現役でいた者との差 ?         2001.8.26

  私達が梅ヶ島新田より山伏へ登る所要時間は3時間。

  17年振りに再開したT君は2時間半。


ペットボトルは便利なもの? 

   水筒代わり・水を入れ凍らして冷媒替わり、ペットボトル飲料はほとんど買わず、小学校の運動会の応援用メガホンをペットボトルで作るときなど、わざわざ購入していた。

   しかし、山行時の水筒替わりとして使用し始めてからは、それまでの空きボトルはゴミといった感覚から便利なものに変わった。

   ポリタンみたいに水に変な味が付くことも無いし、テトラのように栓の外れに注意する必要もない。  
   軽くて丈夫、水を容器ごと譲っても惜しくない。

   時には凍らせてクーラーボックスの冷媒代わりに、当然解けた水も使用出来る。

   今では水筒がわりに使用するよう何本かを捨てずに置いてある。




                 part-2


偏見独断 山とパソコンの共通点
山は「危険引受の法理 登山は危険性を伴う、登山者はそれを承知で登山活動。
PCは「不具合引受の法理
PCは故障するもの、ソフトはバグの有るもの、ユーザーはそれを承知で使用。


   登山は何かあっても、自力救助・自力下山が原則。

   PCもデバイスの交換・増設、ソフトのインストールは自己責任、それによって不具合が生じても自力解決が原則。

   どちらも、困ってHelpを求めるとお金がかかります。ちなみに「不具合引受の法理」は私の造語です。

  最近ではメーカーのサポートも有償化を目指しているところが多いとか、ますます登山と似てくるのではと感じます。

     
ガイド付きの登山ツアー。
 必要なソフトは全て入っている、メーカー製インストールモデルのPC。
 
  全てお仕着せで揃っています。

 
小屋泊まりの登山。
メーカー品のパーツ。
 
  食事・寝具有り、荒天でも安心。 高価だが、動作確認済み、取説付きでまず安心。と言ったところでしょうか?

 
テント泊まりの登山。
ノーブランド・バルク品のパーツ。
   それなりの知識が必要です。


ビバーク。
ジャンク品orその辺から取り外した、えたいの知れないパーツ。
   怖い思いをする事も有りますが、すばらしい光景との出会いも・・・。 時には掘り出し物もある。


一般ルートの登山。
一流メーカー製PC。
   一応安心出来るが、時にはトラブル(事故・遭難)も。


ガイド外ルートの登山。
安いパーツを探して作る自作PC。
   知識のない者が行えば事故の元。


迷ったら引き返す。
パーツの取り外しorソフトのアン・インストール。
脚の早い人。
ブラインドタッチ。
   この辺はもう説明不要ですね。


一流登山装備。
高性能PC。
   素人では宝の持ち腐れ。


山岳会orパーティー登山。
社内LAN。 
   良いか悪いか、リーダー(管理者)の能力差が問われます。


   私の偏見と独断で、趣味の登山とパソコンを結びつけてみました。  (^0^)







HDD増設・DOS/V のBIOS & デフラグ               2001.7.5 -7.6


   ウイルス被害に遭ったPCの処置は、インストール・テストに使用し外してあるHDDより被害ファイルをコピーし、ウイルス汚染され隔離されたファイルを削除することにした。

   増設HDDのジャンパーをスレーブに設定し取り付けたが認識しない。マスターにして交換すればちゃんと使える。

   なぜ?何で?

   何が悪いか考えているうちに、DOS/VはBIOS設定が必要な事に気がつき、マニュアル片手に設定BIOSを探し出し、苦戦しながらも無事増設、ファイルもコピーすることが出来た。

    こんなBIOS設定の手間のいらない昔のNEC PC98が売れていた理由が分かったような気がした。


    ついでにスキャンディスク、そしてデフラグをかけたのだが、これが出来ない。
    何かがHDDにアクセスして7-8パーセントで最初に戻ってしまう。                  
    疑わしきものを外してみたが効果無し、結局フリーソフトの力を借りてデフラグを実行することが出来た。

    あーぁ、疲れたぁー。                                     




Windowsフォルダに無数のtmpファイルが・・・                                  2001.7.15

   春先に購入した女房殿のノートPC、様子を見てみるとWindowsフォルダに100近いレジストリー・データのような0バイトのtmpファイルがあった。
 
   とりあえず削除し、疑わしいところの設定を変更しておき様子を見ることにして、しばらく日をおいて点検すると相変わらず無数のtmpファイルが作成されている。

   これでは・・・と本腰を入れ調べてみると、tmpファイル作成犯人はvredir.vxd ネットワークに使われるファイルであり、PC起動時に2個作成することが分かった。

   しかし、ここから先の対策はとれず、他に不具合も無いことからDOSでtmpファイルを削除するBATを作りスタートアップに登録、作成されたtmpファイルを即削除していくことにした。
   (システム復元や再インストールという修正方法も承知はしていますが、再設定の手間が・・・。)

    tmpファイルを残しておけば、いつから作成されているか重要な手がかりであったと気がついたのだが・・・、ごみ箱からも削除した後では本当に後の祭であった。


   作成されていたファイルは次のようなものでした。(サンプル)

                    fffd46fd{6DF96FAC-80C6-4218-889B-557676023FF1}.tmp

   ffc*.tmp or fb*.tmp が作成される同じようなエラーについてはFAQで見つけましたが、当方のエラーとは原因が別物でした。


   犯人が分かっていても簡単に直せない、ちょっと面白くないんです。




メールの誤配            2001.9.8_9.28

   我が家では三つのメールアドレスを一台のPCで送受していますが、最近設定した長女のアドレス宛のメールが他のアドレスに受信されました。

    たった2度の誤配でしたが、プロパティーを見るとちゃんと長女アドレス宛になっているのです。
    ID・P/Wなどの設定も確認しましたが間違い無いのでISPへ連絡しました。

    ところがISPからの返事は、ID・P/Wが鍵のようなものでシステム上、メールの誤配は考えにくい・・・、要はサーバーの点検もせず、こちらのエラーではないという内容のものでした。

    MS社のソフトにはバグが多いようですが・・・、ID・P/WはPC(ユーザー)からサーバーへアクセスする際の鍵であって、それ以前にサーバーのメールBOX内へ誤配されていれば、別アドレスのメールを受信しても不思議ではないと思うのです。

    サーバー側が原因でも起りうるエラーと思うので、同一家庭内の別アドレスへの誤配ならメールの移動だけで済みますが、サーバー側のエラーではないという先入観にとらわれないで下さいと、ISPへメールを出しておきました。


   我が家においては、2度目のメール誤配時に即、メーラーをアップデートし、誤配されるもう一つのアドレスを別のPCに移し様子を見るという対応を行いました。

    コンピュータのソフトはバグだらけで怖くて飛行機には乗れないという有名なプログラマーの話しも本で読みました。(最近の飛行機はコンピュータ制御が進んでいますから)

   ISPの言う通り誤配原因が本当にユーザー側のエラーであればいいんですが、もしかしたら我が家宛メールが、知らない人の所へ・・・と思うと気持ちの良いものではありません。


    数日後、ISPより調査したいので誤配メールのヘッダ情報を欲しいとメールが来ましたので、ヘッダ情報を送りISPでの調査結果は、サーバー側は正常だったとのことでした。

    当家PC側のエラーということで、ひとまず安心しました。




私も回答者                    2001.9

   通信費を気にせずインターネット接続出来るようになってから、「教えて・・・」コーナーの在るサイトを覗くのが日課となった。

    特にPC関連のトラブル質問は参考になる。

   自分でも回答出来るような質問には、既に詳しく的確な回答が寄せられていることが多いのだが、それでも幾つかの質問に対しアドバイス的回答を投稿した。

    ある日、自分の回答をした質問を覗いてみると・・・、なんと「良回答」でポイントが付いていた。

    自分も回答者になれたかと思うと、ちょっと良い気分になった。






特集・2
       ISDNからADSLへ
申し込みから移行・運用
意外な
トラブル


   接続当初は私だけであった我が家のインターネット利用者も、今では家族全員となり、時にはインターネットの使用待ちも生じ、現状のISDN回線でi・アイプラン1200、ISPとの契約は20時間では通信費を気にしながらの接続、ルーターと常時接続の導入は必至となってきた。

   そんな折り、利用しているISPがADSL料金を値下げ、今ならキャンペーンで初期費用も安い、モデムにルーター機能も有り5台の同時接続も出来る。

   これなら・・・とADSLへの移行を考えてみることにした。


申し込みから移行まで 

8月30日午前    TAの三つ有るアナログポートをフルに活用し、家中に配置した電話機の整理が必要になるため、NTTの営業所に、一つのモジュラージャックから何台まで電話機が接続可能か聞きに行った。

   その結果、利用頻度の少ない電話機を外すだけで、今まで通りに使用出来そうなことが分かった。   
   (3台までは大丈夫でしょうということと、それ以上接続しても電話機などの故障原因にはならないとういことでした。)
8月30日午後    ISPの営業所に連絡、説明に来てもらい、申し込みをする。
9月14日    ISPから変更手続き書類が郵送され、NTTへ回線変更連絡。
9月18日    電話機へのモジュラーケーブルの接続変更準備。
9月19日    ADSLモデム・スプリッターが届く。
9月21日午前    NTTより回線変更連絡が入り、ISDNよりADSLへ移行する。



ADSL移行後のトラブル 

    NTTから連絡のあった切り換え所要時間を十分過ぎた後、インターネットと電話の接続テストをしてみると・・・、電話の発信音が出ているか分からないくらい非常に小さい、公衆電話を利用しての通話テストでは相手の声が遠く聞き取りづらい状況であった。

    スプリッターからの電話機の分配を止め、一台の接続にしても、ケーブルを交換しても変わらない。  
    十分点検した後、NTT-113へ連絡した。

    NTTとの電話指示でテストした結果、スプリッターに問題が有るのではとのことから、ISPへ連絡する。 
    (電話に出た担当者M氏には最初にここまでの経緯・状況説明したのに、あれは、これはとユーザーの機器設置を疑う対応であった。)


   2時間程して、ISPの依頼でNTT−MEの人間が来訪・調査、保安器以前の問題(局・配線)ということで帰って行った。
    (当方に不具合の要因が無いということで、内心ホッとする。)

   夕方、ISPのM氏より電話があり、まずADSLのポートを変えて調べ、それで回復しない場合は改めてNTTへ連絡するが、その作業は一週間先になるとのこと、新規の申し込みならともかく、ADSLへ移行しての電話の不具合、もっと早く修理を・・・と言えばNTTが受け付けないと言う、納得のいかない電話であった。 
  (発信音も確認出来ないまま電話をかけ、相手の声が遠く、聞き取りにくい状況も甘受しろと言うのであった。)


   一週間以上もこのような不具合な電話では生活に支障をきたすので、ISPの営業所(契約時担当者=所長)に電話、責任者にメールで、一日でも早い回復に努めるよう伝える。

   翌日、NTT-MEの予期せぬ再度の来訪・調査を受け、局内の接続を変更することで、不具合は解決した。 
                      

    NTTはADSLの設備はISPの物だから手が出せないと言うし、ISPはNTTが受け付けないから一週間我慢しろと平気で言う。

    今回の我が家の電話トラブルは、NTTの交換機に原因が有ったようで2日間で復旧しましたが、もしADSL設備側に原因が有り、もっと不具合状態が悪い場合のことを思うと、その対応には腹が立ちました。

    ともあれ、この件に関してはNTT・ISP両者の責任のなすり合いと言った感じで非常に不愉快な思いをしました。

   迷惑を被るのはユーザーだと言うことを忘れないでもらいたい。


    ISPからの書類では、ADSLの不具合に対しては課金を遅らすとあるだけで、電話の不具合に対しては一言も記されていません。
    ADSL設備が原因での電話不具合の保証はどうなるんでしょう?      

   これからADSLへの移行をお考えの人は、まれにこのようなトラブルが有ることも念頭に置いて契約時にその対応を聞いておいた方が良いかもしれません。

    なお、このトラブルで現在行われているマイラインの登録でも、NTT以外の電話会社を選択し、もし電話に不具合が起きたら・・・、同じようなことが起きるのではと、ちょっと心配になりました。

   蛇足ですが、今では携帯電話があるから困らないというお宅も多いでしょうが、我が家には長女の緊急連絡用のプリケイしか無いのです。



機器の接続とスピードについて

   ADSL機器(モデム・スプリッター)の設置場所はTAとの置き換えと管理(見やすい)しやすい場所ということで、

   モジュラージャック --> 5M --> スプリッター --> 0.4M --> モデム ==> 1M ==> HUB

            (  −−>  :  モジュラーケーブル   /       ==>  :  LANケーブル    )
    となっています。
   本来なら、モジュラーケーブルをもっと短く配線出来る所にADSL機器を配置した方が良いのは承知していますが上記理由からこのようにしました。
   なお、保安器よりモジュラージャックまでの屋内配線は20M位有るかもしれません。


電話配線とモデム・電話機の接続

    スプリッター --> 2分配 -->外付けモデム-->FAX付き親子電話機-->電話機
                       -->PC内蔵モデム-->親子電話機-->電話機
               
                      (モデムはPCよりのFAX送信、ADSL故障時のダイヤルアップ用です。)

使用OSと通信速度

   通信速度は WinMe・Win98・Win95b・Win95a  とOSが異なる4台のPCで試しましたが、変わりはありませんでした。

   Win95の場合、ダイヤルアップをDUN1.3にアップデートしても、MTU/WRin の設定変更も試みたのですが私の技術不足か? ベストエフォート640Kbpsでは効果無いのか?変化ありませんでした。

  スピードテストでは日中570Kbps、夜のテレホウダ・イタイムではその一割減といった感じです。

   プログラムのダウンロードでも、ISDNの10倍の速度が出ていました。
   (ADSL使用での最初の仕事が「Nimda」対策のOSとIEのアップデート・プログラムのDL、ストレスを感ぜず出来ました。)
                                       
   なお、NTT局から家までの距離は約1K(直線で)といったところです。


利用料金

   以前の使用環境(ISDN、i・アイプラン1200/ISP契約 : 20H)では、

                  1200円+1500円-90円(ISP利用割引)+1230円(アナログ回線との差額)=3840円

   ADSLでは、

                   3567円(含む、モデムレンタル料・NTT回線使用料)+390円(プッシュ回線)=3957円

    僅か117円のアップで10倍の速度での常時接続となり、回線をダイヤル回線にすれば、逆に安くなるという結果でした。

    注)初期費用と消費税は省いてあります。




ADSLへ移行しての感想

    常時接続ということで、通信費を気にせず気楽にインターネットを使えるようになりました。

    またルーター機能は、既に複数のPCがLAN接続されている我が家の場合、ありがたいものでした。   

   現在はデータのバックアップ用としてLAN接続してある古いPCからでも接続出来るため、5人家族全員が同時にインターネットを出来ることになります。

   利用料金も、移行を迷っている間に値下げが有り、申し込み時点では月々500円程度のアップと思っていましたが、その後も料金引き下げで記述のようになりました。良いタイミングでの移行と自分の判断の的確さに自画自賛。(^o^)                                    
   良いことずくめなんですが・・・、以前は通信費を気にして長時間の検索など行わなかったのに、移行してからはPCの前に居る時間が激増、すっかりインターネットにはまっています。(^0^) 

    注)はまっているのはPCのトラブルなどのFAQサイトで、ポルネットではありませんので・・・。



失敗(ドジ!)パソコン1台だけ接続出来ず!

   常時LANに接続されている4台のPCのうち1台だけがインターネットに接続出来ない。

   ブラウザの設定をやり直してもダメ。

   以前からLAN接続してあるのだからネットワーク設定には問題ないと思っていたのだが・・・、念のため点検してみると、なんとネットワーク・プロトコルにTCP/IPが設定されていなかった。

   以前、セキュリティーの関係で、このPCのLANでのTCP/IPを削除したのをすっかり忘れていたのだ。

    このPCのNICだけが100BASE-TX/10BASE-Tの物、他は全て10BASE-Tであることから、そんなことは・・・と思いつつもNICにも疑いを持ってしまった。


   おまけに後日同じドジを。
 
    NEC PC98系のPC、テストのため別ドライブのWin95からインターネットへ・・・、接続出来ない。

    変だ!変だ!

    以前は接続出来ていたのに・・・、調べていくとやはりプロトコルの設定が原因、全く同じ失敗を二度もやってしまった。



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