屋根裏のオベリウ

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ロシア短篇24 第2版 現代の世界文学
原 卓也 編纂

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集英社/ISBN:4087730816
一般の本屋さんで入手可能です
01年8月現在

収録作品/作家

ひろいアラピヤ/イヴァノフ
裏街道/ピリニャーク
ほくろ/ショーロホフ
聖像画家アポレク/バーベリ
死の刺/ソログープ
霧の中/アンドレーエフ
静かなあけぼの/ザイツェフ
日射病/ブーニン
器量の悪い娘/カザコフ
恋の学問/メレジコフスキ
さあ、やれ/クプリーン
嫉妬/アルツィバーシェフ
犠牲/レーミゾフ
イタリア物語第十八話 裁き/ゴーリキイ
イ・ペ・ベールキンの第六話/ゾシチェンコ
ブルイカ/レオーノフ
チチコフの遍歴/ブルガーコフ
恋/オレーシャ
空路/パステルナーク
農場のパイプ/エレンブルグ
洞窟/ザミャーチン
一万二千キロメートルの彼方へ/ネクラーソフ
雪/パウストフスキ
砂の女教師/プラトーノフ


ロシア文学の作家の名前を挙げるとすると、
ドストエフスキー、トルストイ、ツルゲーネフ、チェーホフなど
18世紀の作家の名前がまず出てきます。

しかし、この本は20世紀のロシアの作家、24人の作品を収めたものなので日本では、かなりマイナー(マニアック)な作家の作品も見受けられます。

ショーロホフ、ゴーリキー、パステルナーク、エレンブルグ、ブルガーコフといったところが一応、日本ではメジャーな作家の部類に入り、バーベリ、ソログープ、アンドレーエフ、レーミゾフあたりがマニアックな作家にあたるかと思います。

各作品の巻頭では作家の、しっかりとした略歴が書かれていますので好みの作家が見つかれば、そこからさらに踏み込んでみることも出来ます。

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