** ヤバイぐらいに真面目な話2 **
* エアフロ−メ−タ−を使った燃調セッティングの現状と課題 *
まずは今回作成したBPノ−マルエンジン用α−N制御デ−タをUPしましたので参考として下さい
アクセル開度 % |
||||||||||||||||||||
回転数 |
0 |
3 |
6 |
8 |
10 |
13 |
16 |
19 |
22 |
25 |
28 |
31 |
35 |
40 |
45 |
50 |
60 |
70 |
80 |
99 |
500 |
27 |
30 |
28 |
26 |
24 |
22 |
20 |
19 |
18 |
17 |
16 |
15 |
14 |
14 |
14 |
14 |
14 |
13 |
13 |
13 |
1000 |
32 |
33 |
32 |
30 |
28 |
26 |
23 |
21 |
19 |
17 |
16 |
16 |
16 |
16 |
16 |
16 |
16 |
16 |
15 |
15 |
1500 |
36 |
38 |
38 |
36 |
34 |
31 |
28 |
25 |
23 |
22 |
21 |
20 |
19 |
18 |
18 |
18 |
18 |
18 |
18 |
18 |
2000 |
42 |
43 |
43 |
41 |
38 |
35 |
32 |
29 |
27 |
26 |
24 |
23 |
22 |
21 |
21 |
21 |
21 |
21 |
21 |
21 |
2500 |
45 |
45 |
45 |
43 |
41 |
38 |
36 |
34 |
32 |
30 |
28 |
27 |
26 |
25 |
25 |
24 |
23 |
23 |
23 |
23 |
3000 |
45 |
46 |
46 |
45 |
43 |
40 |
38 |
36 |
34 |
32 |
31 |
30 |
29 |
28 |
28 |
27 |
27 |
26 |
26 |
26 |
3500 |
46 |
46 |
46 |
46 |
44 |
42 |
40 |
38 |
37 |
35 |
34 |
33 |
32 |
31 |
31 |
30 |
29 |
28 |
28 |
28 |
4000 |
46 |
46 |
46 |
46 |
45 |
44 |
42 |
41 |
39 |
38 |
37 |
36 |
35 |
34 |
33 |
33 |
32 |
31 |
31 |
31 |
4500 |
46 |
46 |
46 |
46 |
46 |
45 |
44 |
42 |
40 |
38 |
37 |
36 |
35 |
34 |
34 |
34 |
34 |
33 |
33 |
33 |
5000 |
46 |
46 |
46 |
46 |
46 |
45 |
44 |
43 |
41 |
39 |
38 |
37 |
36 |
35 |
35 |
35 |
36 |
35 |
35 |
35 |
5500 |
46 |
46 |
46 |
46 |
46 |
45 |
44 |
43 |
41 |
39 |
38 |
37 |
36 |
35 |
35 |
35 |
36 |
35 |
35 |
35 |
6000 |
46 |
46 |
46 |
46 |
45 |
44 |
43 |
41 |
40 |
38 |
37 |
36 |
35 |
35 |
35 |
35 |
36 |
35 |
35 |
35 |
6500 |
46 |
46 |
46 |
46 |
45 |
44 |
42 |
40 |
38 |
37 |
36 |
35 |
34 |
34 |
34 |
34 |
34 |
34 |
34 |
34 |
7000 |
45 |
45 |
45 |
45 |
44 |
43 |
41 |
39 |
37 |
35 |
34 |
33 |
32 |
32 |
32 |
32 |
32 |
32 |
32 |
32 |
7500 |
45 |
45 |
45 |
44 |
43 |
42 |
40 |
38 |
36 |
34 |
33 |
32 |
31 |
31 |
31 |
31 |
31 |
31 |
31 |
31 |
8000 |
45 |
45 |
44 |
43 |
42 |
41 |
39 |
37 |
35 |
33 |
32 |
31 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
30 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
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|
|
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アクセル開度 % |
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回転数 |
0 |
3 |
6 |
8 |
10 |
13 |
16 |
19 |
22 |
25 |
28 |
31 |
35 |
40 |
45 |
50 |
60 |
70 |
80 |
99 |
500 |
0.184 |
0.29 |
0.4 |
0.5 |
0.586 |
0.635 |
0.645 |
0.663 |
0.687 |
0.709 |
0.716 |
0.722 |
0.732 |
0.743 |
0.755 |
0.757 |
0.788 |
0.802 |
0.814 |
0.838 |
1000 |
0.173 |
0.265 |
0.367 |
0.479 |
0.573 |
0.629 |
0.648 |
0.678 |
0.721 |
0.723 |
0.73 |
0.738 |
0.746 |
0.758 |
0.77 |
0.77 |
0.826 |
0.858 |
0.865 |
0.878 |
1500 |
0.095 |
0.215 |
0.317 |
0.43 |
0.532 |
0.623 |
0.718 |
0.749 |
0.762 |
0.774 |
0.774 |
0.784 |
0.775 |
0.804 |
0.815 |
0.839 |
0.866 |
0.89 |
0.895 |
0.9 |
2000 |
0.108 |
0.184 |
0.255 |
0.372 |
0.488 |
0.612 |
0.72 |
0.789 |
0.804 |
0.809 |
0.815 |
0.823 |
0.823 |
0.853 |
0.855 |
0.855 |
0.877 |
0.895 |
0.907 |
0.909 |
2500 |
0.112 |
0.162 |
0.222 |
0.313 |
0.434 |
0.544 |
0.674 |
0.767 |
0.811 |
0.825 |
0.828 |
0.834 |
0.841 |
0.85 |
0.861 |
0.877 |
0.884 |
0.897 |
0.909 |
0.909 |
3000 |
0.115 |
0.115 |
0.2 |
0.27 |
0.374 |
0.494 |
0.597 |
0.693 |
0.75 |
0.786 |
0.819 |
0.828 |
0.833 |
0.834 |
0.852 |
0.868 |
0.881 |
0.891 |
0.903 |
0.903 |
3500 |
0.12 |
0.155 |
0.18 |
0.23 |
0.303 |
0.426 |
0.535 |
0.632 |
0.684 |
0.728 |
0.77 |
0.796 |
0.813 |
0.837 |
0.852 |
0.868 |
0.881 |
0.891 |
0.903 |
0.903 |
4000 |
0.125 |
0.156 |
0.176 |
0.218 |
0.266 |
0.364 |
0.485 |
0.582 |
0.645 |
0.699 |
0.749 |
0.789 |
0.813 |
0.838 |
0.856 |
0.869 |
0.877 |
0.892 |
0.903 |
0.903 |
4500 |
0.13 |
0.157 |
0.175 |
0.211 |
0.243 |
0.321 |
0.421 |
0.519 |
0.603 |
0.694 |
0.762 |
0.809 |
0.849 |
0.879 |
0.908 |
0.929 |
0.943 |
0.949 |
0.956 |
0.956 |
5000 |
0.13 |
0.167 |
0.18 |
0.191 |
0.232 |
0.305 |
0.379 |
0.476 |
0.559 |
0.65 |
0.719 |
0.784 |
0.846 |
0.892 |
0.93 |
0.953 |
0.975 |
0.977 |
0.979 |
0.989 |
5500 |
0.13 |
0.164 |
0.175 |
0.182 |
0.214 |
0.276 |
0.346 |
0.43 |
0.527 |
0.606 |
0.681 |
0.75 |
0.814 |
0.863 |
0.906 |
0.94 |
0.965 |
0.97 |
0.98 |
0.987 |
6000 |
0.13 |
0.162 |
0.17 |
0.179 |
0.198 |
0.234 |
0.299 |
0.393 |
0.484 |
0.565 |
0.637 |
0.7 |
0.764 |
0.817 |
0.865 |
0.894 |
0.922 |
0.937 |
0.947 |
0.955 |
6500 |
0.13 |
0.153 |
0.165 |
0.179 |
0.186 |
0.211 |
0.27 |
0.351 |
0.425 |
0.506 |
0.568 |
0.643 |
0.714 |
0.766 |
0.814 |
0.841 |
0.859 |
0.873 |
0.883 |
0.892 |
7000 |
0.13 |
0.153 |
0.163 |
0.177 |
0.185 |
0.202 |
0.245 |
0.312 |
0.378 |
0.466 |
0.533 |
0.596 |
0.663 |
0.73 |
0.778 |
0.8 |
0.812 |
0.831 |
0.842 |
0.85 |
7500 |
0.13 |
0.15 |
0.153 |
0.158 |
0.167 |
0.171 |
0.194 |
0.239 |
0.313 |
0.393 |
0.464 |
0.547 |
0.621 |
0.672 |
0.703 |
0.72 |
0.73 |
0.741 |
0.75 |
0.759 |
8000 |
0.13 |
0.14 |
0.147 |
0.147 |
0.152 |
0.163 |
0.182 |
0.218 |
0.285 |
0.358 |
0.423 |
0.499 |
0.561 |
0.622 |
0.64 |
0.656 |
0.666 |
0.675 |
0.683 |
0.692 |
順を追って説明していきましょう
うんざりするほどもの凄く文量の多いものとなってしまったので きんぱら君 大変だけど編集をよろしく
** フィ−リング及びその狙い **
簡単に言えばふんわり柔らかで回していくとシャ−プなものです
トルクフルなものに合わせて行くのは技量不足で難しかった為 自分の好みに合わせにふわんと7500までスム−ズに回わる方向に合わせていきました
皆さんの求めているのはもっと重厚な感じではないかと思いますが.. 結構難しいです
通勤で使う2000から4000回転の領域は軽く回り お気楽に走れて心地良いですが もっとトルクを分厚いものにしたいという欲も出ています
でもノ−マルエンジンですからそれは難しいでしょう
多分もっと燃料をその領域で増量してあげればトルクの厚みが出ると思いますが 若干回転上昇が重くなるのと排気音が重くバリバリ君になってくるので今回は上品な仕上げとしました
またα−N制御の宿命なのかパワ−バンドで回しているとレスポンスは非常にダイレクトですが やはり下のほうでのアクセル開度とエンジン回転の上昇がリンクせずにアクセルをちょっと大目に踏み込まないといけません
この辺がきんぱら君のマシンに大幅に負けているところです
総評としては私のアビリティが不足していたのでごく自然に回るジェントルな感じを狙うしかなく ケレン味に欠けワクワク感は希薄です
ですがここから脚色(燃料増量?)して荒々しさを出して行くことは可能な筈なので次回の課題です
** 今現在の結論 **
自分の技量不足を痛感しました こういう方向に追い込みたいのに方法が分からないからその狙ったフィ−リングが実現出来ない 現在はただ偶然に頼っているだけです
以前にも書いた通りマルハでヒントを貰ったマップのほうが断然面白いのです
確かに洗練はされてはいませんがインパクトはあります
そのマルハマップを元に自分なりにイジっていったらスム−ズだけれどもなんかピリリと来ないものになった経験もあります
NUMATECさんとも意見が一致しましたが
洗練されて全域スム−ズというエンジンよりも多少野粗で荒々しいほうがチュ−ニングエンジンとしては断然面白いのではないかという結論です
タイムを狙うならまだしも街乗りならばケレン味がなければツマラないですよ
セッティングもロ−ドの掛かるシャ−シで点火時期も含めちゃんと合わせ込めばまた話は別なのかもしれませんが まだ私はそれを味わったことはないため 今現在の私の感覚では上記のような結論となりました
またそのきちんと計器を使って合わせ込んだデ−タ的には正解の筈のセッティングもいざ味わってみたら自分の求めているものとは違うということに もしもなってしまった場合はどうしたらよいのでしょう
それはとても恐ろしいことです
空燃比を合わせ込むこと これは到達地点ではなく
ここからがスタ−トということなのでしょう ストリ−トでは
簡単に言えば空燃比12.5は実験上の出力空燃比であり ”心の針が振れる空燃比”こそがプライベ−タ−の出力空燃比と言えるのではないでしょうか?
”心の針” 大事ですね
以上の結果からこのエアフロを活用した生のデ−タは決してフィ−リング的にはベストなものでないようです
しかし全く意味が無かったということではなく これからさらに試行錯誤を繰り返し ベストを見付け出す為のベ−スとしての価値があるということではないでしょうか
洗練してしまったら面白みが無くなった これが分かっただけでも収穫です
さてここから面白くする方法を見付け出さねば
やっぱり一筋縄ではいかないものです
** マップの注意点 **
α−N制御のセッティングはシビアな現車合わせ的な物であると思いますので 他の車がそのままこのデ−タでかっちりと走ることは希だと思います でもマップの全体の形などは参考になるのではないでしょうか
セッティングに影響するであろう車両の仕様は以下の通りです
エンジン 全くのノ−マル
ガソリン ハイオク
プラグ 6番 ボッシュプラチナ
エアクリ−ナ− 1028純正
エキマニ フジツボ製
触媒 無し(サ−キット仕様)
マフラ− N1用
多分触媒の有る無しでかなりフィ−リングが変わります サ−キットセッティングを街乗り用の触媒を付けた状態で使うととてもガサついたフィ−リングとなりお話しになりません
** 実際どうやったの? **
それでは如何にしてエアフロを使いこのデ−タを作ったか書いてみましょう
** 燃調マップの作り方 **
*事前準備
全域でのフィ−ドバックの値を採るためにFCSSの設定を合わせます
出力増量を切るため 出力増量補正のアクセル開度を100%以上の値に変更します
テスト中に燃調マップを学習されてはいけないので学習機能を切ります
全域理論空燃比に近いだろう燃調マップとエンジンの安全の為に点火時期を遅くした(今回は全域4度)マップをFREEDOMに転送します
*実走でのログ採り
なるべくたくさんログを採ります
下記に示したフィ−ドバック機能の働きかたをイメ−ジしてなるべくゆっくりとアクセルを操作して安定したデ−タが採れるような運転をします
私の場合はシフトアップでもアクセル固定 ちょっとした減速時には左足ブレ−キを使うこともあります
また長過ぎるログを取ると途中でFCSSが止まることもありますのでこまめにログ採りしたほうが良いでしょう
*デ−タの処理方法
・フィ−ドバック値の一覧表作成
表計算ソフトにログデ−タを読み込みます
ログデ−タの末尾 *.LOGを*.TXTに変更すれば読み込める筈です
そして回転数,アクセル開度,フィ−ドバック値を見ます
回転数とアクセル開度の表を用意してその軸ごとのフィ−ドバックの値を書き込んでいきます
条件によっては同一回転数とアクセル開度でフィ−ドバック値が異なる場合があります
それは下記に示したフィ−ドバック機能の働き方によってその差異が生じていたりしますし 所詮はO2センサ−です
自分がこっちだ! と確信する値を選びます
・エアフロ値の一覧表作成
同様にしてエアフロ値も書き込んでいきます
・理想空燃比マップの作成
テストで使った*.FCPのファイルから燃調マップ(TH)を切り取り表計算ソフトに取り込みます(α−N制御の場合はスロットル補正マップが燃調マップそのものとなります 吸気圧による燃調マップは全く働いていません)
*.FCPのファイル形式はTXTなのでエディタ−で編集出来ます
上記で調べたフィ−ドバック値を各々の燃料噴射量値(正しくはシリンダ−内への充填率の値)に掛けてあげれば これが理想空燃比になるであろう値となります
これを仮想理想空燃比マップと名付けます
・エアフロ値を使った理想空燃比マップのスム−ジング
それではいよいよ本題のエアフロ値の活用です
手法1.フィ−ドバック値がそこそこ信頼出来るであろう低開度域と全開加速時の燃調マップの値とエアフロ値を調べます
そして下記の計算により燃調マップの値に対するエアフロ値の重みを求めます
マップの回転数軸に合わせて500回転毎に計算します
X=(燃調最大−燃調小)/(エアフロ最大−エアフロ小)
この値を回転数とアクセル開度のエアフロ値一覧表に掛ければ エアフロ値を反映した理想空燃比のマップに近似する筈です
計算方法は
(エアフロ値−エアフロ小)*X+燃調小 となります
EXCELならばまたテキストファイルに戻してセ−ブすることが出来るので手打ちで値をFCSSに打ち込むよりは多少は楽かもしれません
出来上がったマップを出力空燃比とするために全域を1.18倍して出来上がりです
上記で作成した燃調マップは今まで乗っていたマップに比べ街乗り領域が薄くなりました
実際走ってみても全く面白みに欠けます
通勤中にワクワクさせてくれません
街乗り領域(MAX4000回転位)ではトルク感が希薄で レスポンスも普通すぎます
なんというかドラマも無く ごく自然に回り過ぎてしまいます
ものの本によればホットワイヤ−式エアフロ−メ−タ−の通過空気量と出力電圧との関係は一直線なものではないようです
このマップを作成後にそれを知りました
ということはこの手法ではダメ?
次の方法を考えます
手法2.エアフロ値一覧表をグラフ化します
ある曲線を描く筈です
曲線の崩れた所はエアフロ値を修正し曲線をスム−ズな形に整えます
上記で作成した仮想理想空燃比マップとエアフロ値を比較します
計算方法は
Y=(その時の燃調−燃調最大)/(その時のエアフロ値−エアフロ最大値)
そして求められたYをアクセル開度に合わせて並べればある曲線となる筈です
それをグラフ化します
所々変な値があるのでそこは自分のカンを信じてグラフがスム−ズなものになるように変えていきます
つまりこれが疑似V−Qマップの形となるのです
形が整ったらこの値Yをエアフロ値表に反映させて仮想理想空燃比マップのエアフロバ−ジョンを作ります
そして出力空燃比としたい領域に1.18を掛け これを燃調マップZとします
その後実走チェック用にさらに全域を1.02,1,05,1.10倍したものを作りました
濃いもの程トロンとした感じになり 排気音も濁ってきます
どれも求めたトルクの分厚いもの アクセルを踏み込んだ時にグッと出る感じとは縁遠いものでどうすれば良いのか分かりません
これではきんぱら君のマシンには近付けない 濃くした分さらに点火を進めるのか? しかし良い方向には現れず..
ですが今までカンで合わせるしかなかった4000回転位までのアクセル開度の大きい領域での排気音の濁りは無くなりました
それでは別の方向性を狙ったほうが良いと判断しました
所々?という部分はありますが結局自分好みは最初のマップZの軽く回る感じでした..
手法3.全開域のセッティングです 四速トライ!
これは無謀なトライに挑む根性さえあれば結果も数値として現れ カンとフィ−リングに頼らなくとも簡単にどのセッティングのパフォ−マンスが一番か判断出来ます
今回のトライは以下の4本
燃調−1.マップZ(空燃比12.5?)
2.マップZX1.03(空燃比12.1?)
点火−3.マップG(フィ−リングで合わせたもの)
4.マップG+全域で2度進角
組み合わせは1&3(赤),1&4(青),2&3(水色),2&4(灰色)です
結果 拍子抜けですが一番良い結果はマップZとGの組み合わせでした 差が微小で見辛いとは思いますが詳細は下記のグラフを参照して下さい
きんぱら君へ ここにグラフ1貼り付け・・・「ハイハイ、まったく人使い荒いんだから・・」
また1028エンジンのパワ−チェック前日に行ったトライ(青)及び1028エンジンにノ−マルカムを組み付けてのトライ(水)との比較は下記のグラフの通りです
きんぱら君へ ここにグラフ2貼り付け・・・「ハイハイ、わかりました・・・」
青い線が水色の線の下にちょろっと見えるでしょうか
トライした日が違うので同一の条件による比較とは言えません とはいえ1028のエンジンにノ−マルカムを組み付けたときのほうが256カムよりよかったということです...確かに1028エンジンのパワーチェック時は誤ったバルタイではありましたが
ということはノーマルカムでも150近く出ているということ?
私もこの結果は信じていません ええ 信じてはいけないのです(涙..)
つまりカムやセッティングよりも圧縮比(膨張比はさほど変わらない筈)がパフォ−マンスに一番影響してくるということでしょう
これってクドキのテクをちょっと変えたからといって女の子はそう簡単にはなびいてはくれない ってことですか?
手法4.上記の結果をもとに全開域のセッティングを合わせます
トライのログデ−タ4本を表計算ソフトに読み込み500回転ごとにブロック分けします(2250から2750,2750から3250..MAX回転数まで分割します)
そして回転数をグラフ化して回転上昇の度合いの比較です
一番グラフの傾きが大きいものがパフォ−マンスに優れているという理屈になるのでそのグラフのもととなったセッティングを控えておきます
これをMAX回転数まで繰り返します
そして各々の回転数で一番成績の良かったセッティングを繋ぎ合わせていけば全開域の全ての回転数がベストセッティングとなる筈です(理屈では..)
なかなか思惑通りに行かないことは多々ありますが いつもこのやりかたで全開域のセッティングを決めます
出来上がったら再びそのセッティングの燃調と点火時期を振ってみてのトライの繰り返しで詰めていきます
またこれはその時の状況の違い 路面状況,空気抵抗,エンジンのたれ具合などの不確定要素を考慮していません
ポイントは同一の日にちゃっちゃとトライを済ませるということでしょうか
実際にこの手法で回転数毎に分割し比較してみると6000回転辺りまでは殆ど差はありません 誤差の範囲でしょう 判断に迷います
もっと負荷を掛けなければあからさまな差は出ないということ? 5速トライ?...
皆さんも自分で確かめてみれば 私の言っていることが分かると思いますが あまりにも差が無さ過ぎるこの結果に自分のやっていることの意味が本当にあるのか悩みます
詰めたセッティングも5速位でないとその真価が出ないとなれば自分にとっての意味はあるのでしょうか?
ちょっと切なくなってきました
いざという時の為にお金を貯め込んでいても いざという時が一生やってこなければしょうがない ということです 消費しなければ日本の経済復興は望めません
手法5.下記で理由を詳しく書いていますがこのエアフロ値を参考としたセッティングは街乗り領域では使えません
ですからその辺りはカンで合わせてあります
また5000以上の回転数ではアクセル開度0から10%位まではアクセルオン&オフの際に一瞬通り過ぎるだけの部分です
ですからさして重要なものとは考えていませんでした
またアクセルオフの時に余分な燃料を吹かせないほうが燃費が良くなるのではないかとしみったれた考えからガンガン薄くしていきました
どちらにしても高回転域でアクセルオフすると燃料カットするので関係ないのですが..
で アクセルオフからオンする際にこの薄くしたマップ部分を一瞬通るわけです
これがあのジェントルフィ−リングの原因ではないか とふと思い アクセル開度0%から13%辺りまでの燃調マップの値を16%と同じような値としてみました つまり今まではアクセルオンでちょびちょびっと燃料を出していたのを バンと吹くようにしたのです
結果は狙い通り ドン と車が前に出ます
原因は燃調が狙っているモノに対して薄かったということでした
この部分って一瞬通るだけなのでフィ−ドバック値なども調べようがなく ここまでその瞬間のレスポンスに影響があるとは思ってはいなかったので 気付くまでに結構な時間がかかりました
但し今度はそのドンツキによって車がしゃくります
また低開度でレスポンスが過敏だと流して乗っている時に足首の角度が不自然になって非常に疲れたりします
杉タルは溺れサルの五頭身
溺れる者はファラオの使い というヤツです
(そういえばボキャブラ 何回か投稿したけど不採用だったなあ)
また排気音の割れ 高回転からのアクセルオフの際のアフタ−ファイヤ−(燃調が濃い)も気になりだしました
またきんぱら君のマシンにはまだまだここの力強さはかないません
あちらを立てればこちらが立たず..厳しいですねえ
数種のセッティングを用意してその中から自分好みのフィ−リングを探し出して行く訳ですが 弱りました
どれもそこそこ良いので逆に困ります
これだ! という一番説得力のあるものが現れないので迷います 優柔不断な私 少年誌の恋愛漫画の主人公のような情けなさです
というわけで そこそこやんわりとしたものにしておきました
** 点火時期 **
現状の点火マップとそれを全域で2度進めたものを交互に読み込ませてどちらが自分好みのフィ−リングかチェックします 合わせ込みを行います
でもアクセルをぐっと踏み込んだ時のレスポンスの違いなどは良く分かりませんでした
いつも通りの決定方法としてトルクフルだけれどもガサツな感じが出たらそこで1度遅角させて按配をみます
** 細かいこと **
街乗り領域の合せ込みですがこんな感じで行なっています
1,2速で四つ角を立上がった後などあまりアクセルを開けずにそのまま上まで回します
ガサツキ ひっかかり 回転が重くなるなどの不快なフィーリングが一切なく アクセルの開度一定のままで すうっと回転が上がっていくか確かめます
こういうシュチュエーションってたまにありますよね こういうちょっとした部分が街乗りの楽しさに繋がってくると信じています
** 気付いたこと **
*アクセル開度について
デ−タを採ってみると思いの外 狭い領域で普段走っていることがわかります
街乗りで使うのは13%位までです
ちょっとリキをいれても50% それ以上は一気に全開です
つまり50%以上のセッティングを詰めても3速辺りで走っている限りはほとんど使わないということです
ミニサ−キット走行となればなおのこと
前回の作手ログを見てもらえば分かることと思いますが さらに使用するアクセル開度の範囲は狭くなります
つまりサ−キットスペシャルのセッティングのほうが合わせ込むデ−タ範囲が狭くて簡単なのではないでしょうか?
というわけでアクセル開度50%から全開までの間のデ−タは本当に適当です
それにアクセル開度50%以上の領域で安定したデ−タを採ろうとすると多分5速トライのとてつもないスピ−ド域となってしまうと思います
とてもそんなことは私には出来ませんし 最高速バトルを無謀にも行うのでなければあまり必要性もないと思います
ただFISCOを走るとなればまた別の話でしょうが
*エアフロについて
さすがです まず値表示のレスポンスと安定度が違います
吸気圧と違って値のフラツキがありません デ−タの平均値を取るのが楽です
ですから高回転高負荷域などのデ−タを安定して長時間取るのが交通事情的に難しいところで ちゃっちゃとデ−タを集めることが出来ます
しかしアクセルの低開度領域(0から10%位) つまり街乗り領域では出力電圧の変化が微小過ぎるのか その領域では表示値は一定のままで変化しません
今回の場合は441から443という数値のままです
ですから一番頻繁に使う所の吸入空気量の変化はこの手法では測定出来ないということです
またエアフロ−メ−タ−は単位時間当たりの空気の通過量を測定しているので回転数が上るほど表示値は大きくなります
2000回転と比較して4000回転では同じ時間内で空気を吸う回数が2倍となっているわけです
ですから回転数が異なる場合単純に表示値が大きいからこっちのほうが1サイクルごとの吸入空気量が多いと判断は出来ません
では表示値を回転数で割ってみれば? どうも違うようです
その辺のデ−タの取り扱い方は資料が無いので困惑しています
*純正O2センサ−について
理論空燃比領域で使うのであればそんなにバカには出来ません
3速で全開加速を数回トライしてそのフィ−ドバックの値を取ってみましたがほぼ同じ数字に落ち着きます
ちゃんとした空燃比計を使って検証してみないことにはわかりませんが 結構イケルのではないかと思っています
実際以前に作った全域理想空燃比のマップと今回エアフロのデ−タを盛り込んで作ったマップと比較してほぼ同じような値になっている個所が結構ありました
フィ−ドバック機能ですが1から始まりリ−ンかあるいはリッチかによってある一定の数値ずつ増加または減少していきます
ある個所が理論空燃比より濃かったらちょっとずつ薄くしていき それでちょっと薄くなってしまったらちょっと濃くします
その行ったり来たりの繰り返しを行っているわけです
そして御存じの通り アクセル全閉でアイドル接点がONになるか または加減速補正,出力増量補正が入るとフィ−ドバックはキャンセルされてフィ−ドバックの値は1に戻ります
そして定常走行状態に戻るとまた1からちょびちょびと値は変化していきます
ですからそのフィ−ドバック値が変化の途中のものか それとも底値なのか見極めが必要となります
まあそのへんは私は”直感”で決めていますけれど
このちょっとづつ変わるフィ−ドバック値の変化量はFCSSのフィ−ドバックの項目の中にパラメ−タ−として有りますので
ちょっとづつからそれなりに変化するものに変えることも出来ます
これを捜し出してみるのも面白いでしょう
でもこの値は初期設定では0.004ですが これを0.1にするとフィ−リングがヤバゲなものとなりますのでご注意を
*スピ−ドデンシティ制御(Dジェトロ)との比較
きんぱら君のマシンと乗り比べです
やはりきんぱら君の車(以後”1001怪”と呼称)は 面白いですね
”白”との一番の差異は アクセルオフからちょっぴりアクセルを開けた時のトルクの立上り
”1001怪”はズンと前に出ます
また加速しようとアクセルを踏み込んだ際のエンジンの付きも良いです
Dジェの欠点であるアクセルをガバと踏み込んだ時の一瞬の待ちも街乗りの2,3速ならばほとんど気にならないレベルです これはシングルスロットル直吸いが効いているのではないかと思います
それに比べ”白”はやんわりとしたレスポンス アクセルを大目に踏み込まないといけません
まあ良く言えばその領域でのトルクの立上りが緩やかなため乗りやすくせかされないツ−リング仕様だとも言えます
また一旦パワ−バンドに入れば”白”のほうがシャ−プにすぱんと回ります ダイレクトです
また先刻触れた通り4,5速辺りでアクセルを大きく開けたときにDジェはグルルルとうなって車が前に進みません これは一瞬吸気圧が下がるためしかたがないことです
でも”白”は排気音も同じ調子のまま じわっと車が前に出ます イ−ジ−です
両者の乗り比べではこれだけの差異がありました
乗ってみてどちらが面白いか?と問われれば きんぱら君の車でしょう
まあ考えてみればα−N制御というのはもともとレ−ス用に考えられた制御方法なので街乗りでの面白さを求めるというのも結構厳しいものなのかも?
両者の良いとこ取りのスピ−ドデンシティ制御+アクセル開度による燃調補正という手もありますが
合わせ込むデ−タが増えてしまうので面倒くさくて気が進みません
シングルスロットルならばこの組み合わせでかなり良いところまではいくハズです ”赤”はこれでしたしね
また両者を改めて乗り比べて思いました
どちらも 自分的にはありだな と
同じロ−ドスタ−でこれだけフィ−リングが違ういうのも凄く興味深いことです
あれだけ がさつだ と言われているこのエンジンが合わせ方によっては信じられない程シルキ−なものにもなるとわかっただけでも収穫です
私は”白”のこの低回転がふんわりとしてちょっと心もとないけれどパワ−バンドでしゅぱんとくる感じが好きです
ですから そのフィ−リングの差が何処から来ているのか 調べていけば本当に自分の好みに合わせたフィ−リングを作る上げることが出来るのではないでしょうか?
FREEDOM まだまだ楽しめます
** 実走セッティングについて? **
またまたNUMATECさんとの話しです
実走セッティングのことです
ロ−ドスタ−クラスでさえ全開走行中にそのフィ−リングをもとにその場で手打ちでデ−タを変えることなど不可能です
それでは湾岸マシンはどうでしょうか?
ロ−ドスタ−の軽く5倍のパフォ−マンスを持つような車の場合3速辺りでもロ−ドスタ−の1速と同じ加速をするのでしょう
そんなモノ凄い加速の中でデ−タを変更出来るものなのでしょうか? 加速フィ−ルの違いが分かるものでしょか?
デ−タを打っている間にあっという間にMAXスピ−ドとなっているような気がします
ですからロ−ドを掛けてエンジン回転数を一定に押さえ込めるシャ−シが必要とされだしたのだと推測します
これならばコ−ヒ−を飲みながら空燃比を詰めたり出来ます
普通のシャ−シだったらあっという間にピュンと吹け切ってしまい セッティングどころではないでしょう
実際にショップではどうやってセッティングを詰めているのか? そこはそれノウハウというヤツですので正確な情報は入手困難です
ですから風のウワサを頼りにこんな風にやっているのではないかと 推測しているだけですが
** 一安心 **
デ−タ採りにあたって前回の1028エンジンで作った全域理想空燃比のマップを使用しました
結果としてはフィ−ドバックの値はほぼ全域で1を下回っています
ということは1028エンジンに比べノ−マルエンジンのほうが吸入空気量が少ないということでしょう
多分エアフロの影響も若干あるとは思いますが この結果には一安心といったところです
** トホホ話1 **
例えばセッティングを詰めてトルクが0.5キロ増えたとします
ロ−ドスタ−の車重を1100kgとして元のトルクを18キロ セッティング後を18.5キロとするとトルクウエイトレシオは各々59.5及び61.1です
以前にも計算しましたが トルク18キロの車がトルク18.5キロの車と同じトルクウエイトレシオになるためには車重を1070kgに減らさねばなりません
ところでロ−ドスタ−ってガソリンは40リッタ−以上入りますよね
満タン時とエンプティとでは40kg以上の重量差があるということです
その違いが分かりますか? 分かる人にはプロへの道が開けることでしょう
** トホホ話2 **
上記のデ−タを採る為に理論空燃比と点火時期を普段から4度遅らせたマップで走り回ってみたのですが..
フィ−リング的には悪くないのですよ 困ったことに
確かにトルクは無く車をグイっと押し出す感じはありませんが 振動も少なくシャ−プに軽くエンジンが回る感覚です
排気音も軽やかで威圧感が無い分気楽に走れます
本当に困ったことです
こんなのもありだよなあ と思ったりしました
また手法1を使って燃調マップを作る際に誤って1.18を2回掛けてしまいました
空燃比14.5/(1.18*1.18)=空燃比10.4
気付かずに試乗 当然ですがスカッとした吹けとはなりません 全域で重いフィ−リングです
また燃調が濃いとトルク感が出ると言いますが そんな感じもありません 逆に薄いと思っていた位ですから
しかし3速トライをこのデ−タで行ってみたらさあ大変 ノ−マルエンジンとしては今までで一番良い結果がでてしまったのです!
???
またまた 難事件発生 各移動は至急現場に急行されたし
その後手法2で作った燃調デ−タをもとに3速トライを行いました
燃調と点火時期を変えた5つのセッティングの比較をします
燃調は出力空燃比及びさらに1.05倍と1.10倍としたもの
点火時期はお気に入りとそれを+2度進角させたものと−4度遅角させたもの
が これまた以前に書いた通りの同じ結果 どのセッティングも3速全開ではパフォ−マンスに差はありません ある一つを除いては..
上記の出力空燃比X1.10は6000辺りからの伸びがよくありませんでした
しかし−4度遅角したものが他のものと全く差が無いとはあまりにも困ったものです 結果を見て気力が萎えてしまいました
なんだか堂々巡りをしているような気がします
** セッティング変更個所 **
スロットル補正マップ(α−N制御での基本噴射量噴射マップ)
点火時期マップ
基本噴射量噴射マップはBP−TS.FCPから未変更(α−N制御では使用されない為)
出力増量補正(スロットル開度7%,増量補正係数1,点火進角値0)..上記の両マップに既に反映させています
なまし量(燃料噴射時間及び点火時期)..レスポンスアップ?
その他 水温補正,吸気温度補正,外気圧補正,始動時噴射量,始動後増量補正,アイドリング関係,エコノマップ
スロットル全開位置は現車合わせが必要です
** 今回の意図はなんだったの? **
結局文章で何を言ってもフィ−リングや私個人の好みというものは正確には伝わりにくい
私自身が一番歯痒く思うところです
今回セッティングデ−タを添付することによってなんとか実際に伝えられないかな と考えました
しかし文頭にも書いた通りα−N制御のセッティングは現車合わせの水物です ですから皆さんがそのままこれを使ったらとんでもないものになってしまう恐れもあります
なんだ 全然ダメじゃん お話しになりません と
ですからアクセル開度と燃調や点火時期の関係 マップの形だけでも参考にならないものか と思っています 特に点火時期は難しいですから
また空燃比計を実際に使って作られた極上のマップとの比較も面白いのではないでしょうか?
またスピ−ドデンシティ制御の人には不親切であったかもしれません スロットル開度と吸気圧の関係の表も作ろうとしたのですが面倒臭くて..
そのうち作るでしょう でもBPとB6はインマニ形状等の違いの影響か吸気圧の特性が違います BPのほうがB6よりも全体的に低い値を示しますのでB6ユ−ザ−の参考になるかは?
まだまだこれからです でも所詮はノ−マルエンジンですから詰めもちょっと厳しくなってきたことは確か
はやくニュ−エンジンに着手したいものです
しかし私も本当に単純です 今回は遠出する機会が無かったのでセッティングは主に通勤時間で行った訳ですが セッティングがいまいちだと一日憂欝な気分となります
そしてセッティングがツボにハマってエンジンの調子が良かったりすると一日もう上機嫌です まるで子供..
今回思いました プライベ−タ−のセッティングの詰めは最後はカンに頼ることになる訳ですが そこまで行くのに計器類を使ったほうが当然早いということです
同じ所を何度もやり直す手間が省けます
今回やっと燃調によるフィ−リングの違いも分かりました
またこの季節 吸気温度が簡単に40度まで上昇します 明らかにエンジンがガサつきます これって吸気温度補正が合っていないということでしょうか?
最後に皆さんにひと言アドバイス
”取り扱い説明書はちゃんと読みましょう!” FREEDOMは家電品ではないのですから
或る人達に聞いたら 読んでないよ だって..
スキルが上ってから読み返せば 以前気付かなかったことが見えてくるでしょう_