仕事が終わって 外に出ると
夜はうっすらと 青に染まり始めていた
お堀のそばの道を ひとり歩く
天からこぼれた風が 頬をそっとなでる
ビルの隙間から 覗いてる月も
静かに 逃げてゆき...
街は まだ目を覚まさずに
夢のendingを見てる
今 思えば たくさん君のこと 傷つけてきたね
忙しさを理由に 寂しい思いをさせてきた...
会えないでいた時間に 僕との約束 忘れてしまってないかい?
わたせずにいたリング 宙を飛んだ
今 君は どんな夢を見ているのかな
今から 君の夢まで 遊びに行きたい
夜が明ける前に この始発電車に乗って...
いいかい?
今から君を さらいに行くよ
君が目を開けたときから
僕らの第2章の始まり...