雲見くじら館 〜静岡県賀茂郡松崎町〜
セミクジラについて学ぶ。
アクセス
  公式のパンフによると、伊豆急下田駅よりバスで
 1時間30分とある。一体運賃はいくらだ!しかも
 バス停を見たら乗り継がないと駅へは行けないよ
 うだった。ここは車で行け。ちなみに沼津市街より
 2時間半といったところ。

入園料
  一般300円。(ココ)に割引券あり。周辺の施設
 には割引券は置いてなかったので、プリントアウト
 して使おう。観覧後にトコロテン無料サービスあり。

解説&所感
  水族館めぐりをしていると、普通の旅行では(多
 分人生においても)絶対行かなかったであろう場所
 に行くことがあるが、ここは正にその最たる所だ。
 もっともここは生きた魚を展示しているわけではな
 いので、水族館じゃねぇだろというご指摘もあると
 思うが‥‥。
  アクセスや入園料からも想像できる通り、大した
 施設ではない。写真1枚目の私の後ろに写る建物
 が3階建てで、1階がおみやげ屋、2階がくじら館、
 3階が観光協会になっている。
  昭和52年雲見港に1頭のセミクジラが迷い込ん
 だことから物語が始まる(^。^)。住民の海へ帰す努
 力も及ばず死亡してしまい、当地の海岸に埋葬さ
 れた。その4年後、世界的にも貴重な資料である
 ことから、発掘し骨格標本を作って展示を始めたそ
 うだ。 
  館内は骨格標本(雄・推定10才・身長11.5m・
 体重22.1t)の他に当時の写真や新聞記事など
 の文献、捕鯨に関する道具、セミクジラのヒゲを使
 ったからくり人形などの展示がされている。
  さて、ネット等でセミクジラについて調べてみたと
 ころ、背中に背びれがなくなだらかなことから背美
 鯨と名付けられたそうだ。噴気を左右斜め上方に
 2つに分けてするのが特徴で、大型のクジラの中で
 は海岸近くにも現れ、動きも鈍く、また死ぬと浮くた
 めに捕鯨の最適種とされ乱獲されたそうだ。
  現在は南半球を中心に数千頭(数百頭という説も
 あり)しか生息していなく、1930年より捕獲禁止に
 なっているとのこと。
  (写真11・12枚目は参考資料です。)


結 論 ・・コアな穴場Bランク・・
  静かな温泉町にある、オラが町自慢の観光名所
 という感じの雰囲気で、僕は結構好印象を持った。