DPPドライバ組込
DPPハードウェアの製作終わりましたか?それでは、パソコンでDPPを認識させるためにドライバを入れましょう。前ページの続きで説明していきますので当然振動なしの外部から電源を供給するという形で説明を進めます。なので、前ページの作り方をされてない方がこのページを見ながらドライバを組んでいくと動作しないこともありますので注意してください。
ここではドライバを組み込んで、パソコンでの認識が確認できたノートパソコン(ThinkPad310 Win98 DirectX8.1)でのドライバ組込のみ説明します。デスクトップパソコンでのドライバの組込方法と若干異なる点があるので、デスクトップパソコンでのドライバ組込を予定されている方は他のホームページを参考してくださ〜い。なお、デスクトップパソコンでのドライバ組込も確認でき次第、ここにアップしたいと思います。
順番 | 内容 | |
解説 | ||
1 | 製作したDPPをパソコンに繋ぐ | |
パラレルポートにコネクタを繋ぎ、DPP側の電源分岐コネクタに電源を供給します。 | ||
2 | DirectPadProドライバをダウンロード&解凍しておく | |
本家のホームページからダウンロードできると思います。ちなみに僕の使用しているドライババージョンは5.0です。 | ||
3 | BIOS設定を変える | |
BIOS設定で、パラレルポートのアドレスを0x378にする。 また、モードをECPモードかEPPモードにする。 |
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4 | 最新のDirectXをインストール | |
Win98の場合、OSインストール時状態のDirectXはバージョンが4.5?なのでDPPが動作しません。 なので最新のDirectXをインストールします。 |
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5 | ジョイスティックデバイスをインストールする | |
スタート→設定→コントロールパネル→ハードウェアの追加→サウンドビデオ,およびゲームのコントローラ→マイクロソフト→ゲームポートジョイスティック(すでに存在しているがこれを再度選んで追加)を追加する。 すでに存在しているジョイスティックと競合しているようなメッセージが出るがそのまま無視して追加する。 |
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6 | DPPのドライバをインストールする | |
スタート→設定→コントロールパネル→ゲームオプションを開く。「追加」を選択して、ゲームコントローラの追加ダイアログで「その他」を選択そして「ディスク使用」を選択しDPPのドライバを解凍したフォルダを指定する。そうすると、「DirectPadPro.inf」というファイルが見つかると思うのでそれを選択しOKボタンを押す。 | ||
7 | DirectXの再インストールする | |
ここでゲームパッドの追加を選ばずに、順番4でインストールしたDirectXを上書きインストールします。 ホームページで集めた情報では、DPPのドライバがDirectXを壊してしまいDirectXが動作しなくなってしまうようです。 |
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8 | パソコンを再起動する | |
DirectXの再インストールが終わったら、パソコンを再起動してください。 順番4でDirectXをインストールしたときは「再起動します」のダイアログが出てきたのですが、再インストールしたときはなぜかダイアログが出てきませんでした。忘れがちなので注意してください。 |
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9 | ゲームパッドを追加する | |
スタート→設定→コントロールパネル→ゲームオプションを開き、「追加」を押す。一覧の中に「DirectPadPro Controller」と「DirectPadPro Force Feedback Controller」の2つがあるので、「DirectPadPro Controller」を選択しOKボタンを押す | ||
10 | 「DirectPadPro Controller」を選択しプロパティボタンを押す | |
スタート→設定→コントロールパネル→ゲームオプションを開きDirectPadProControllerの状態が「OK」になっていることを確認して、プロパティボタンを押す。そしてConfigタブを開く。 | ||
10-1 | Controller Typeを「PSX Left Analog」か「PSX6-AXIS」にする | |
10-2 | IDが「1」になっていることを確認する | |
10-3 | Parallel Portを0x378(LPT1)になっていることを確認する | |
10-4 | Leave Powerd Between Readsのチェックを外す | |
11 | さぁ設定はこれで終わりです。コントローラを触ってボタンを押してみてください。Configタブ内のボタンが反転表示してボタンが動作していることが確認できます。 |