DPPハードウェア製作


用意するもの

名称 備考
プレステパッド 今回使用するのは、ホリ電機のグリップコントローラ(SLPH 00087)
プレステパッド延長ケーブル 意外と入手困難。代用品としては壊れたプレステを拾ってくるとかもらうとかしてコントローラ刺すとこを取り出す。それもないときは、パッドのコードをぶった切って直にはんだ付けする。※パッドのコードをぶった切って直にはんだ付けする場合は、パッドの8番ピンもGNDに落とさないとうまく動作しないようです。
プリンタケーブル D-SUB25ピンのオスコネクタとコネクタケースを買って作る方法もあるが、中古のプリンタケーブルを買ったほうが安上がりと思われる。プリンタケーブルのコードを使えば配線も楽にできるしね。
電源分岐コネクター ハードディスクやCD-ROMドライブに刺す4ピンの電源コネクタ。パソコンショップに売ってる。
はんだごて、はんだ 絶対必要です。はんだは、安い(100円くらいの)はんだでもいいと思います。
熱収縮チューブ はんだをした部分が他の配線とショートしないように絶縁するもの。ビニルテープでも代用できるかな。
テスター これは必要。通電してるかテストしたり、繋ぐべきコードを正確に見つけるために。
※赤丸で囲んであるのは自作したテスター?(実はテスターを紛失してしまったので簡易的な(LEDが光るだけ)テスターを作りました)



回路図
 



製作注意点
 ・回路図の線の色分けは、回路図を見やすくするために色付けをしただけです
 ・つなぐべきコードを間違えないように、テスターで確認すること
 ・はんだ付けしたらテスターで、ショート等などないか確認すること
 ・ショート防止のためにも絶縁は怠らないこと



製作

まず、プリンタケーブルをぶった切ります。
プリンタケーブル側は長くなくてもいいので程良い長さで切断します。
プレステ延長ケーブルもぶった切ります。
プレステ延長ケーブルは、オス側の根元近くで切断します。
間違ってメス側を切断しないように注意してください。
※オス側…コントローラのコネクタと同じ形状のほうです。
切断したプリンタケーブル、プレステ延長ケーブルをテスターを使用して各線色がどのピンにつながっているのか確認します。
自作したテスターは、電流が流れるとLEDが光る単純なものです。
なので、テスター間にどのくらい電流が流れてるかわかりません。
ICなどを途中でかましてある回路でこのテスターを使用するのは危険ですがここでは単純に線とピンが繋がってるだけなので大丈夫です。
各線色とピンの接続配線が確認できたら、回路図にしたがってはんだ付けします。
はんだ付けした部分は、必ず絶縁しましょう。
絶縁するにはビニールテープでも一応はいいですが、どうせやるなら収縮チューブを使いましょう。
電源分岐コネクタは、+5Vが流れる赤線以外は必要ないので取っちゃいました。
※注意
絶縁したとこの画像です。
ぼやけてしまいましたが、赤丸で囲った中の緑色の部分が絶縁したところです。
ちょうどいい径の収縮チューブが近所に売ってなかったのでビニールテープで絶縁しました。
ちなみに、+5Vの線だけは収縮チューブを使用して絶縁しました。
コードを覆うようにカバーをかけます。
コイルチューブで巻き付けました。
最終確認の意味で、テスターでショートや配線間違いがないか確認します。
完成!



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