月の力で農作業


 葉もの野菜を買うと、驚くほど長持ちするときと、すぐ傷み始めるときがあると思いませんか?
月の力のことを、私たちは多少なりとも知っています。満月になると満ち潮になって海面が高くなる。満月には出産が増える。満月の夜、狼男が変身する。ほらね。大抵このくらいは知っているでしょう。

 ヨーロッパのチロル地方では、地方に代々伝えられた「月のリズム」に従って収穫や種まきの時期を決め、月の星座と病気の因果関係を知り、月が体に及ぼす影響力を見極め、手術の日を決めました。日本でも種まきや収穫を「農事暦」に従っていた時期があります。この農事暦を取り入れた「農業日記」を、今年も買おうと予約していたのですが、小さな出版社だったらしく廃業してしまったそうです。探せば他にもあるかも知れないけど、今のところどこからも手に入りません。こういうものが消えていくのは惜しいです。

 
満月とは、地球が月と太陽の間に入って両方から引っ張られる状態ですよね。このときには、身体をつくり、丈夫にしようとする行為は、それまでの2倍の効果を発揮するそうです。だけど、満月に近づけば近づくほど、外科的な手当て、けがの治療や手術には向かないそうです。満ちていく月は、身体がいろいろなものを蓄えて吸収します。だから、普段と同じような食事をしていても太りやすく、むくみも起こりやすい反面、あらゆる欠乏症(ビタミンやミネラル)は、吸収力が強まるので治りやすいそうです。新月から満月にいたる満ちていく月(上弦)までの期間は、満月の性質に向かっていく時期でもあります。

 新月とは、月が地球と太陽の間にいる状態で、地球は月と太陽の両方で一方向に引っ張られる状態ですよね。このとき月は影になって地球からは完全にまっ暗で見えません。この新月の日に、何も食べずにいると、身体は毒素を分解して外に排出する力がもっとも高まっているため、普段の日より病気を予防しやすかったり、簡単には太りにくかったりするそうです。満月から新月にいたる欠けていく月(下弦)までの期間は、「解毒」「洗浄」「発汗」「「発散」「乾燥」「固定」などの作用があり、新月に近づくほど、その作用は強まります。もっとも特筆したいのは、傷口からの出血も少なく手術の成功率が高く、回復期間も短いのだそうです。でも、これだけを鵜呑みにして新月の日に手術をしたからと安心は出来ません。月の星座を調べなくてはならないからです。

 月の星座とはなんでしょう。
太陽が1年かけて12星座をひとめぐりするのに対し、月は約1ヶ月でひとめぐりします。月は、毎月ひとつの星座に2〜3日間滞在しています。これが「月の星座」と言われるものです。昔、医術の心得のある人たちは、病気と月の因果関係を知っていました。ギリシャのヒポクラテスが弟子に言ったそうです。「月の影響力を考慮することなく、医術を施す人間はおろかだ」「月の星座に支配されている体の部分を、その星座の日に手術してはならない」。


さて、これから野菜を作っていこうとするとき、一番気になるのは収穫の時期です。一体いつ収穫したら長持ちして傷まない時期なのでしょうか。

 3日間の話
一月のうち2〜3日、月の相とと月の星座は、ある影響を及ぼすというのです。その結果、これらの日に収穫されたり、作られたりした果物や食品や化粧品、自然治療薬などは、普段より早く傷みます。それは、たった2日か3日、それも決まった日のことなのです。一月のうち、たった2日か3日、普段より早く傷む日があるのです。もしせっかく丹精して育てた野菜を収穫したり、手作りジャムや手作り化粧品を作ろうと思ったら、その日を避ければいいのです。それは・・

満月の日と、乙女座(夏場は獅子座も)を避ければいいのです。

2003年6月の満月は14日。乙女座の日は、7と8日です。
2003年7月の満月は偶然同じ14日、乙女座の日は、4・5・6日です。
2003年8月の満月は12日、乙女座の日は、1と2日です。
2003年9月の満月は11日、乙女座の日は、24と25日です。
2003年10月の満月は10日、乙女座の日は、22と23日です。
2003年11月の満月は9日、乙女座の日は、18と19日です。
2003年12月の満月は9日、乙女座の日は、15と16と17日です。


先日ほうれん草とレタスを超お買い得値で買って、ほくほくしていたんですが、冷蔵庫に入れ忘れていて、気がついたらほうれん草は、腐ってドロドロになっていたんです。レタスはと見ると、汚いところを棄ててかろうじて食卓に出せました。
同じほうれん草でも、腐ってしまうときと、萎びていくときがあるでしょ。どうしてこういう差が出るんだろうと、ずっと思っていました。腐るというのと、萎びるというのでは、意味が全然違いますもんね。

あまり、意味をなさないページになってしまったような気がしないでもありませんが、娘が「お母さんのイメージは魔女っぽい」と言います。自分でも「前世で魔女をしていたかも」と、思わないでもありません。(こうしてパソコンのキーを叩いていると、おせっかいにも「否定の連続」などとメッセージが現れる)


ところで、今ちょっと膀胱炎気味で病院で薬を貰ってこようかと思っているのですが、わが魔女の薬箱をのぞくと、オドリコソウまたはホトケノザのお茶を15時から19時の間にがぼがぼ大量に飲むといいらしい。こうして腎臓と膀胱をよく洗浄するのだそうだ。にんにくのカプセルを毎日飲んでいて、治ったかと思えば治ったようでもない。とりあえず、台湾で買った凍頂烏龍茶をがぶがぶ飲むことにしようか。

2003/5/25


後日加筆
さて、この凍頂烏龍茶は、しばらく前のNHKの「ためしてガッテン!」の、確か・・「花粉アレルギー対策」の時に、この凍頂烏龍茶が有効だと言っていました。この凍頂烏龍茶は発酵茶なのでどうのこうのと言っていた。

実は、この凍頂烏龍茶を飲むと、本当にトイレが近くなるのです。体の中の不要なものを洗い流す作用があるのかも知れません。それはまるで、玄関の上のツバメの雛が落とすフンをホースで洗い流すかのようです。

さて、今朝も我が家の玄関の住人、お嬢様がたの落とし物をお掃除しなくちゃ。
2003/5/28


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