土つくり 耕楽園 いちじくの志田ファーム

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有効態リン酸

土壌中の有効態燐酸と塩基の石灰(カルシウム)が過剰になる例が多く、不溶化されていると思われる。

作物にとって『初期リン酸、仕上がりカルシウム』といい重要な利用法です。

リン酸は他の二要素(窒素・加里)と違い多く吸収しても過剰障害がありません。

したがって、必要量より少し多めに与えるように、といいます。

しかし、土壌条件が悪いとリン酸は、鉄・アルミ・石灰と結びつき効かなくなって微量要素、苦土欠になる。

石灰と結びつくと燐酸カルシウムとなり水に溶けにくくなる(根酸・クエン酸には溶ける)。

そして、さまざまな病気、腐敗病を増やしたり、酸素欠を引き起こす。

過剰燐酸は、その3分の1の苦土を入れろという説があるが、苦土過剰の恐れがあります。

それよりも塩基バランスを優先する。石灰5:苦土2:カリ1を守れば燐酸は効く。

なによりも燐酸施肥量は100(mg/100g)以下を厳守。

燐酸目標値100(mg/100g)まで収量が上がり、以上になると収量が低下する

生長点に集まり細胞を増やします。
葉の中で行われるタンソ同化作用の進行係りをつとめます。
呼吸作用の進行係りをつとめます
核酸(リン酸)が果実を肥大させます。
根の先端に集まり細胞分裂(根の伸び)を盛んにします。

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