脊椎管狭窄症
                別名 通称:坐骨神経痛  (でも本当は坐骨神経痛という病気はないんだよ)
     ブロック療法は身体を蝕む。手術療法は後遺症が残る。骨盤・骨メスを入れるな。
     原因は運動(正しい歩行)不足と知れ  氷で冷やせ・体操ストレッチ療法・日常的生活で治せ


脊椎管狭窄症は骨の病気ではない

筋肉の機能低下により脊椎管の開閉ができなくなり神経の圧迫をうけ、阻血(そけつ)や欝血(うっけつ)状態をいう。

筋肉の機能低下なのに医者は健全な骨の治療をします。

レントゲン・MRIの所見などで識別されることが多い、というが嘘です。

神経、筋肉の機能はレントゲンで識別されない。

姿勢と骨盤前傾矯正治療をし、運動治療をすれば治る。痛いから動かない、は厳禁。一層悪化させます。

厄介で非常に怖い病気であるが治すのには簡単です。

一般的にいわれている原因

先天性(せんてんせい)・発育過程における狭窄(稀である)

後天性(こうてんせい)狭窄(圧倒的に後天性が多い)

変性による狭窄・変性辷り(へんせいすべり)症等

分離・分離辷り症

混合症:先天性、発育性、変性、ヘルニアの各種の組み合わせ

  医原(いげん)性:脊椎(きせつい)手術後

外傷性(がいしょうせい)

 その他の骨格病変(こっかくびょうへん)

これらが一般的に言われる原因です。

だが、本当に変性辷り(へんせいすべり)をおこせば立つことは勿論のこと起きていることもできない。

顔をも洗えなければ食事もできない。

考えてください。骨が折れたり、ひびがはいったり、突き指のようにづれたりしたしたらどのような状態か。

もっとも大事な脊椎が辷り(すべり)ずれたらただ事ではないはずだ。

骨の病気ではなく脊柱管を支えている筋肉の衰え、あるいは死から来るものです。

筋肉の損傷が原因となり、脊柱管が狭くなりっぱなしになり(元に戻す筋肉の働きが不能)、脊柱管内の

脊椎神経もしくは、馬尾神経(ばびしんけい)、神経根(しんけいこん)が圧迫をうけ阻血(そけつ)や

欝血(うっけつ)状態を基本とする障害が起こります。

もっとも多い腰痛の型であります。

本当の原因

 筋肉の運動不足(脊椎管を支えている筋肉をつかわないため)による機能衰退 

症状

下肢(かし)(足)の痛み・痺れ(しびれ)・脱力のために歩けなくなるが,少し休むとまた歩けるようになるという「間欠跛行(かんけつはこう)」が最大の特徴です

歩くことにより両脚(りょうあし)に痛み・痺れ・脱力が増します

会陰(えいん)部の感覚に異常が生じます

  痺れ感

  冷感

  灼熱感(しゃくねつ)

絞扼感(こうやくかん)

以上のようですとまだ腰痛は軽度であまり強いものはありません。

 馬尾型(ばびがた)…歩行により増悪する両側下肢(りょうそくかし)や会陰部(えいんぶ)の異常感覚(痺れ感、冷感、灼熱感(しゃ くねつかん)、絞扼感(こうやくかん))および馬尾性間欠歩行(かんけつはこう)が主な自覚症状で、腰痛はあまりありません。この 痛みは腰椎を曲げることで軽減することが多いです。

 神経根型(しんけいこんがた)…一般に片側性で、長時間立位や歩行時および腰椎伸展(ようついしんてん)により発症または増強 する下肢痛(かしつう)が自覚症状で、時に腰痛をともなうこともあります。椎間板ヘルニアとは、伸脚挙上テスト(しんきゃくきょじょ うてすと)(一般にはSLR-test)陰性(-)やレントゲン・MRIの所見などで識別されることが多いです。

 混合型…馬尾型と神経根型との両者の症状をもつもので、両側性と片側性とがあります

こうなると腰痛は我慢できなくなります。痛いから動かない。ますます悪化します。

一般的治療方法

◎保存療法(日常的な生活で症状を改善していく)

★薬物療法…馬尾(ばび)・神経根(しんけいこん)の血管拡張や血流量(けつりゅうりょう)の増大される薬が投与されます。とくに下   肢(かし)の痺れ(しびれ)や軽度の間欠跛行(かんけつはこう)を呈する軽度の馬尾型に投与されることが多くあります。神経根   型の腰痛や神経痛症状には消炎鎮痛剤(しょうえんちんつうざい)や筋弛緩剤(きんしかんざい)が使用されることが多くありま    す。

★硬膜外(こうまくがい)ブロック法…間欠跛行にも効果はありますが、下肢への神経痛症状(しんけいつうしょうじょう)がある場合に   は特に有用です。局所麻酔剤にステロイド剤を加えて硬膜外腔(こうまくがいくう)に浸潤(しんじゅん)させます。入院し、3、4日   ごとに1本づつ3、4本注射を打つことが多くあります。

★神経根(しんけいこん)ブロック法…神経根症状(しんけいつうしょうじょう)がある場合にもっとも適応されます。しかし、多根性(たこ   んせい)の筋力低下や知覚症状を呈する場合はあまり行われません。

▲装具(そうぐ)療法…コルセットを装着し、腰部を安静にさせます。

▲理学療法…鎮痛(ちんつう)、筋痙直(きんけいちょく)、血行(けっこう)の改善を計るため以下のようなことを行います。主として神   経根型に適応があります。

▲ホットパック療法

▲マイクロウェーブ療法(極超短波療法)

▲超音波療法

◎体操療法…以下のようなことを行い日常生活様式の改善を計ります。

◎腹筋・背筋の強化運動

◎姿勢と骨盤前傾(こつばんぜんけい)の矯正運動(きょうせいうんどう)

★手術療法(手術をすることにより症状を改善していく) 

★保存的治療が無効で、高度の神経障害や間欠跛行が持続するときは手術が適応されます。

しかしだ・・・後が怖い治療法(★印)が多い。

 ▲印は一時のもので治療効果はうすい。

 ◎印をすすめる。

 姿勢と骨盤前傾の矯正運動をし、◎印をを行う




私の経験からの私見
痛いから動かない、は厳禁 参考

この病気は軽く見ていると車椅子生活になりやすい。

装具(そうぐ)療法、は大して効果は無い。

理学療法、ホットパック療法、マイクロウェーブ療法、超音波療法などは一時的な安らぎとなる。

ブロック法は激しい痛みの時生きた心地にしてくれるが将来の身体を蝕む。

治療ではなく単なる痛み止に過ぎない。

体操療法は効果的です。特にストレッチを取り入れた体操はよい。

日常ラジオ体操とストレッチを10〜15分ぐらい行うと非常にいい。

氷で冷やす:激痛が走っている時に氷で直接患部を10〜15分冷やすといい。15分以上行ってはならない。

続けて冷やす場合は最低30分から2時間程度の間隔を置く。

身体が温まりやすい人は30分程度でもよいが、冷え性の人は2時間程度置くほうがいい。

暖める馬鹿: 激痛時に暖めたりお風呂に入ることは厳禁である。冷めたあと一層の激痛が起こりやすい。

お風呂に入ったら一度冷やす。腰痛に効くという温泉でも油断しないほうが良い。サウナ風呂に入った後水風呂に入るが如し。

私はブロック法を頻繁にやられ手術療法をされようになったので医者と喧嘩するようにして病院を飛び出した。

腰痛(痛み)は治ってもそれ以上の二次災害を引き起こし、車椅子になるのを恐れたからだ。

手術療法で終生快適になったというのは極めてまれで何らかの後遺症は残る。

私は愛知の体操ストレッチ療法をしているところへ飛び込んだ。

        ストレッチ例(補助してもらう ゆっくり風呂上りが最適 風呂に入ったら冷やすことを忘れずに)

         1.脚を投げ出して座り、両手を足先にゆっくりつけます。

            これが出来るようなら顔が膝につくように、お腹が腿につくように行います。

        出来る範囲でよいです。

        2.そのままの姿勢で両足をいっぱい左右に広げます。

         1.を同じように行います。

        3.うつ伏せに寝てかかとをお尻にゆっくりつけます。

        これを片足づつ左右、両足、両足を左右交互に交差させておこなう。

        4.仰向けになり、膝を曲げ、膝をお腹につけるようにします。

        5.仰向けのまま、膝を横に曲げ、足の裏を付けます。

       膝を左右交互に軽く床に向かって押します。

           両膝を同時に軽く床に向かって押します。

        6.仰向けのまま両手を左右に広げます。

         左足を右足の右に交差させます。このとき両肩は床から離さないようにします。

       これを左右行います。

       膝を曲げ床に付けます。これを左右行います。

    そのほかのいろんなストレッチ(手足体を伸ばす)をすると良質な筋肉をつくります。ラジオ体操も非常によいです。

コルセットは、ずれやすく効果が無い。装具(そうぐ)療法をするのなら生ゴムバンド療法のほうが腰がずれなくて誠にいい。

磁気着きの装具は、名が付けられない程度の軽い腰痛なら効くが、痛みがあるときは逆効果になりやすいから勧められない。

今は、腰が疲れたら氷で冷やす

    膝から下の筋肉疲労のケアー

    足首・足指(特に親指と小指)を使い、へそを前に出す歩行(お腹を後ろに引くと背中が曲がり、腰が曲がる)、

などを行っている。

腰痛体操の一例

     (腹筋運動も大事だけれどいろいろ紹介されているからそちらを参考にしてください。)

 衰えた腹横筋を蘇らせる腹式呼吸スクワット

腹式呼吸

腹横筋が衰えた事で、腰のバランスを崩してしまった。

深い呼吸をすることで横隔膜を刺激し、衰えた腹横筋を蘇らせる腹式呼吸。

1.口から息をゆっくりはきながら、子供の時にやったように、お腹を大きく凹ませてください。

2.鼻から息をゆっくり吸いながら、お腹を大きく凸ませてください。

3.吸う時よりはくほうをゆっくりながくします。

腹式呼吸スクワット

1.両手をお尻に当て、お尻をキュッと締めます。

2.足を肩幅より大きく開き、鼻から息をゆっくり吸い、お腹を大きく膨らませながら、腰を深く落します(出来る範囲で)。

3.口からゆっくり息を吐き、しっかりお腹をヘコませ、腰を上げていきます。

1回につき3分間、朝、昼、晩1日3回行うといい。