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富士市 下五貫島区

静岡県西部・駿河湾一帯を震源とするプレート型地震で、マグニチュード8クラスの巨大地震

「複雑高度に文明化された国土と社会が、人類史上初めて大地震に直撃される」(石橋克彦・神戸大教授(地震学))
東海地震津波をつれてくると思え

危機管理 
危険を予測し、準備し、回避すること

自分の家と命は
自分で守る
地震ナビ もっと詳しく東海地震を知る
=過去の危険を知る=

地震3兄弟 ○○○

過去の東海・東南海地震
 単独で来ない東海地震   日本四大地震・津波

   ★津波の来襲 〜〜〜
    津波による死者は地域人口の80%を超える場合も
     津波の発生条件

地震情報=

★東海地震に関する情報体系★

★東海地震に関する緊急時の安全対策★

=敵を知る

★東海地震の想定 下五貫島区内各種推定度

  ※勝手最大限想定 水爆4個分
         阪神・淡路大震災の
64

★マグニチュードと表現

★マグニチュード M8.0=水爆エネルギーに相当

★震度階級表

  この街できる だから

 援けるはずの 公務員・医者も被害者になる
  生き抜くのは自分自身だ。援けるのは地域!!
   地域丸ごとで生きなければならぬ

=準備をする 
防災のすすめ

★下五貫島区の避難場所

★下五貫島区内海抜目安家の廻りで浸水の心配は

★五貫島の富士川洪水による浸水害★

★家族防災ミーチィング

★非常時持ち出し品 備蓄リスト  
 備蓄は個人の責任で 
個人防災倉庫 救出/復興用品

★地震防災訓練  

★ロープワーク道場
 日常生活や緊急事態に役立つロープの結び方リスト

★稲むらの火

玄界島怪我人ゼロのコミニティー

「避難準備情報」導入へ 豪雨などで行動スムーズに2005/3/27

地震関連LINK
  富士市の防災(富士市役所)
  静岡県庁
  静岡県防災局  
   プロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)-0(ゼロ)」
  静岡県地震防災センター (静岡県)
   災害図上訓練DIG
  富士常葉大学環境防災学部
  東海地震は今(静岡新聞)
  防災情報 (内閣府)
  気象庁ホームページ
  消防庁
  【東海地震ドットネット】
  【レスキューナウ・ドット・ネット】
   【防災システム研究所】
  【日本道路交通情報センター】
  【JR東海】

  【静岡ガス】 【東海ガス】
  【NTT西日本】  【災害用伝言ダイヤル】
  【NTT東日本】

  静岡県警察本部 犯罪情報

楽しんで学ぶ防災クイズ
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東海地震 第三次被害想定 静岡県

想定地震 マグニチュード 全壊または大破棟数 焼失棟数(出火件数) 死者数 避難者数 その他
東海地震 プレート境界型地震 8 190,000 58,000 5,900(冬5時) 1,200,000 予知がある場合の死者は1,470人
神奈川県西部地震 直下型地震 7 6,400 4,200(冬18時) 260(冬5時) 切迫性が指摘されている。
30年内、最大で16% 
もっと詳しく 静岡新聞/東海地震 第3次被害想定

東海地震と沿岸別津波到達時間

★地震3兄弟★

     地震3兄弟は、東海、東南海、南海の地震震源域のことを言う。

     それらの震源域は:

     東海:駿河湾から遠州灘(紀伊半島沖の東隅)まで、《駿河湾〜浜名湖沖を震源とする地震》

     東南海:遠州灘から紀伊半島沖、《浜名湖沖〜潮岬沖》

     南海:紀伊半島沖西隅から四国沖まで、《潮岬沖〜足摺岬沖》

    東海j地震だけは単独で起きたことがない。
        過去発生した数々の地震が証明するように東海、東南海、南海地震が同時、または連続して発生するという相関関係にある。
        どれか1つの地震によって他の地震までもが連動して起きる危険性もあるのです。

        関東,特に相模湾の揺れも気にすべし。元は伊豆島で海の中の島の一つで相模湾と駿河湾はつながっていた。        

  

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★過去の東海・東南海地震

富士川の氾濫、地震津波から生き抜いた五貫島

 五貫島は玄関先に駿河湾、脇腹に暴れ川の富士川をおき、その恵みを受けつつも、生死と裏表の厳しい生活であった。
常に開墾の日々で、山を伐り出して畑に開墾するが如し。よその地区の人が皮肉って『五貫島山家におとと(魚)が獲れる』と揶揄した。

 また、寝る暇も無く働かなければならないので「五貫島から嫁をもらっても嫁にやるな」と働き者と厳しさを揶揄されたものだ。
半農半漁の生活であったが、漁に出ても厳しく『漁に負けても喧嘩に負けるな』という気質だった。
喧嘩に負けることは漁に負けることを意味する。

気が荒く、言葉も悪く、音ぼね(声)も大きかったが、生活の場と命を守ることに長けた邑むらだったと思われる。

そんな五貫島邑人は常に富士川の氾濫、地震津波で家屋、田畑の流亡に脅かされながらも、人的被害は極端に少なかったのは、観音様をより所に宝義山という丘に、三軒屋、四軒屋の人とともににげることができたからです。
富士市 被害があった地震
[四大地震・津波=明応・宝永・安政東海・東南海]
明応地震、1498年9月20日 M=8,2〜8,4
   東海地震想定の4倍、水爆4個分
   震源地域:東海 東南海
標準の地震 東海道全般、駿河湾から京都、津波が房総から紀伊の海岸を襲う
死者5,000人といわれるが、志太郡地方で流死が26,000人
我々の地域(富士市五貫島地先)には被害の記録は残っていない。
慶長地震、1605年2月3日 M=7,9
   震源地域:東海 東南海 南海
駿河湾から伊勢湾
南海地震、東南海地震及び東海地震が3つ同時発生し、津波が太平洋岸一帯を襲い、それによる被害が大きかった。
我々の地域には大きな被害は無い
宝永地震、1707年10月28日 M=8.4〜8.6 
  東海地震想定の4〜8倍、水爆4〜8個分 
   震源地域:東海 東南海 南海
とてつもなく大きく、わが国最大級の地震で日本史上最大。
駿河湾から九州
南海地震、東南海地震及び東海地震が3つ同時発生して、震源域の西端は足摺岬の西まで及んだ。
津波は伊豆半島から九州の太平洋岸や大阪湾などを襲う。
吉原旅店津波のため没すという記録があり、津波の高さは、吉原で4m程度であった。
安住を願うという五貫島の観音様は、この後邑の復興が容易になった時に建像されたと思われる。
安政の東海地震、1854年12月23日 M=8.4
  東海地震想定の4倍、水爆4個分
   震源地域:東海 東南海
標準の地震 駿河湾から伊勢湾、紀伊地域
東海・東南海地震が発生し、32間後に、南海地震が起きた。
田子浦で防波堤が800間流亡したといわれ、津波の高さは3m程度であった。
富士川土手も船渡し場下流で決壊、田畑流亡。
震度は前田・川成島・本市場・松本・依田橋・富士岡で7、五貫島地先で6。
五貫島邑の家屋、田畑は流亡したが、邑(むら)人は宝木山に逃げて無事だった。
安政の南海地震、1854年12月24日 M=8.4
  海地震想定の4倍、水爆4個分 
   震源地域:南海
東南海地震(三河大地震)、1944年12月7日M=7.9
   震源地域:東南海
県中・西部の被害が大きかった。田子浦で震度5で津波の高さは田子浦・富士川でともに1m程度であった。五貫島でも、野良仕事をしていた人を避難誘導した世話役の1人が津波で亡くなっている。
南海地震 1946年12月21日 M=8
   震源地域:南海
小粒の地震 昭和東南海地震が発生した2年後に南海地震が起きています。昭和地震の時に地震が起きなかった、安政東海地震と昭和東南海地震の震源域の差が、大地震の空白域(駿河トラフ)と考えられています。
駿河トラフでは、およそ150年間、大きな地震が発生していないため、東海地震はいつ起きてもおかしくないと言われているのです。
山梨県東部の地震 1996年3月7 日 M=5.8  山梨県東部が震源で、河口湖で震度5を記録した。
富士宮市役所の震度計が震度5を記録している。
富士市では東名高速の遮音壁約200枚が損傷したほか、墓石50基が倒れる被害が出た。
また市水道の配水池遮断弁が作動し、1,300世帯で翌朝まで断水した。
12月の寒いときに起きやすいのなら、冬場にあわせた、あるいは冬場に向けての緊急物資を用意しておくことも重要になってくる。
は、東海地域(駿河湾から御前崎沖)を震源域とする地震

 その他の静岡県に起きた地震
発生年 日本暦 月日 地震名又は震源地名 マグニチュード 人的被害  ()内は県外
1703年 元禄16年 12/31 元禄地震 7.9〜8.2  (死者2,300人以上 津波)
宇佐美・須玖美・下田で死者570名余りなど
1917年 大正6年 5/18 静岡付近 6.3 死者2名など
1923年 大正12年 9/1 関東地震 7.9  (死者99,331人)
死者・行方不明者443名など
1930年 昭和5年 11/26 北伊豆地震 7.3 死者259名など
1935年 昭和10年 7/11 静岡市付近 6.4 死者9名など
静岡市の有度山北側を震源
1944年 昭和19年 12/7 東南海地震 7.9 死者・行方不明者295名など
1965年 昭和40年 4/20 静岡付近 6.1 死者2名など
1974年 昭和49年 5/9 伊豆半島沖地震 6.9 死者30名など
1978年 昭和53年 1/14 伊豆大島近海地震 7.0 死者25名など
その他の主な地震
西暦 日本暦 月日 マグニチュード 地震名又は地域 被害状況
 684 天武天皇13年 11/29 8.4 白鳳地震 (高知市東部)
1891 明治24 10/28 8.0 濃尾地震 (岐阜県・愛知県) 死者7,273人
1896 明治29 6/15 8.5 三陸沖津波 死者21,959人
1927 大正16 3/7 7.3 北丹後地 死者2,925人
1933 昭和8 3/3 8.1 三陸沖津波 死者 3,064人
1945 昭和20 1/13 6.8 三河地震 死者2,306人、津波
1948 昭和23 6/28 7.1 福井地震 ※ 死者3,769人、
1964 昭和39 6/16 7.5 新潟地震 ※ 死者26人、津波、
1978 昭和53 6/12 7.4 宮城県沖地震 ※ 死者28人、
1980 昭和55 6/29 6.7 伊豆半島東方沖地震 全壊家屋1棟、一部破損17棟。
1983 昭和58 5/26 7.7 日本海中部地震 ※ 死者104人、
1993 平成5 7/12 7.8 北海道南西沖地震 ※ 死者202人、津波
1994 平成6 10/4 8.1 北海道東方沖地震 ※
1995 平成7 1/17 7.2 阪神・淡路大震災地震 ※ 死者6,433人、
2004 平成16 /10/23 6.8 新潟県中越地震 ※ 死者36人
2005 平成17 3/20 7.0 福岡県西方沖地震※ 死者1人
※印は本県に被害は出ていないが、参考までに掲載。

【阪神大震災】

平成7年に発生した阪神大震災は、マグニチュード7.2、震度7を記録し、6,433人の死者と、43,792人以上の負傷者を数えました。

その犠牲者の90%が建物の中(残りの約10%は火災による)で、そのうち85%の方々は家屋の倒壊ならびに家電製品や家具などの転倒による圧死でした。圧死者は、1階で寝ていた方が多く、倒壊建物でも2階にいた方は助かっている。

静岡県の地震 過去の地震情報

 

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 津波の来襲   津波について静岡県防災局防災情報室 防災寺子屋[津波について] 静岡県伊豆行政センター)

 ◎揺れが小さくても発生条件しだいで津波の発生はある、
  油断しない。

 津波の発生条件(経験論)〜
  M6.8以上、震源の深さ40kmより浅い場合

 地震の揺れによる家屋等の倒壊で発生する死者は
  地域人口の5%
以下

 津波による死者は
  地域人口の80%を超える場合も多い。

 南方や、東方に開けた湾付近では特に波高が高くなる。

 自然は常に人間の楽観を裏切ると、肝に銘じるべき。

東海地震の津波による犠牲者数は、最悪のケースで、約2200人(夏の海水浴客は想定外)と予測されている。

 津波被害に関する研究によると、木造家屋は2メートルの津波で全壊、5メートル以上で住民の1割が死亡することが分かっている。
さらに、10メートルで3割、12メートルで5割の住民が死亡。鉄筋コンクリートビルも、16メートル以上の津波では全面破壊されるという。

形状が複雑な湾や入り江では、行き場を失った波は一層高くなるかもしれない。
ちなみに、東海道を壊滅させた元禄大地震(1703年)の津波の高さは8メートル。
八重山地震(1771年)では石垣島で高さ85メートルの津波が襲来したという。
記録に残る最大の津波は、1958年7月にアラスカのリツヤ湾で発生した大津波は約520メートルにも達したという。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/yw/yw05012301.htm

 

   津波の速度 

津波の速さ(m/秒速)=√9.80665/秒×水深m (√は全体にかかる)   (9.80665は重力加速度 通常9.8を使う)

津波の速度は海底までの水深や海岸線の地形に影響を受け、水深が深いほど津波の速度は速くなる。

   →深さが深いほど津波の速さが速い→海岸部の浅瀬に近づくと先頭の波の速度が落ちる→後続の波が追い    つく→合成された波高が一気に大きくなる→砕波→津波の速度は波高に比例する。

水深 4,000mの外洋では、1秒間に約200m、1時間に約700kmの速度でジェット旅客機なみ。

水深 500mになると、1秒間に約70m、1時間に約252kmで、新幹線なみ。

水深 100mになると、1秒間に約30m、1時間に約113kmで、特急電車、高速道路を走る車ぐらいになります。

津波が陸に上がってくる時の速度は、1秒間に約10m程度であるといわれております。

      駿河湾 は日本一 深い湾・深い海 水深2500mです。  ちなみに第2位はお隣の相模湾(神奈川県 1500m)、3位は富山湾(富山県 900m)

水深 速度 同じくらいの速さ
5000m 秒速221m 時速797km ジェット旅客機
4500m 秒速210m 時速756km ジェット旅客機
4,000m 秒速200m 時速700km ジェット旅客機
2500m 秒速157m 時速564km
500m 秒速70m 時速252km 新幹線 ヘリコプター
100m 秒速30m 時速113km 特急電車
10m 秒速10m 時速36km 速い自転車 
100mを10秒で走る
素人の概略試算

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  津波と避難行動

     政府の中央防災会議がマグニチュード8・7を想定している。

   海溝型地震であるため、大津波が発生する恐れがある。

    素早い避難と対応で、被害を最小限に食い止めなければならない。

    東海地震は震源域が陸に近い海域から陸域に及んでいます。大きな地震動の直後に津波が押し寄せてくる
    と予想されます。避難は秒単位の時間を争わなければならないと認識しなければなりません。

    大きな地震動を感じたら津波が来襲することを前提に、日頃から家族とよく話し合って、避難方法や場所など
    を確認しておくことが必要です。

    津波は川を遡上して内陸部まで進入します。津波の遡上は10〜15kmある場合があります。川を避けて高台に避難します。 

    逃げるときは、海岸から「より遠く」ではなく、「より高い」場所(高台など)を目指して避難します。

    高台などへの避難が間に合わないとき、高台がないときは、できるだけ高くて頑丈な建物の上の階(3階以上)に逃げましょう。

  人的被害 過去の津波事例から

    人的被害と家屋全壊・流失数とに強い相関があります。

     (家屋家具倒壊で窒息圧死40%以上、阪神・淡路大震災では77

      犠牲者は警報が出ても津波が来ないと家の中にいて被災した人が多い

    人的被害は地震直後の避難行動に大きく左右される。

      津波の来襲時間と避難時間との関係が最も重要で、来襲前に避難すれば人的被害はゼロになる。

      安政の東海地震で五貫島邑人は宝義山に逃げて全員無事だった。

   津波の危険性に対して無知ゆえの無策

     津波警報、洪水警報、避難勧告が発令されても多くの人々が避難しない心理があり「安全の死角」(「まさか!」の落とし穴、 

      心の非常スイッチが入らない ) にはまる。危機管理が無い・防災オンチの人間には「自分だけは大丈夫」と期待する本能がある。

  津波予報の種類

 

予報の種類 解説 発表される津波の高さ
津波警報 大津波 高いところで3m程度以上の津波が予想されますので,厳重に警戒してください。 3m  4m  6m
8m  10m以上
津波 高いところで2m程度の津波が予想されますので 警戒してください。 1m  2m
津波注意報 津波注意 高いところで0.5m程度の津波が予想されますので,注意してください。 0.5m

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東海地震に関する情報体系

気象庁が発表する東海地震の予知関連情報が、発生の切迫度に応じて3段階で示されます。

新しい情報名が、「観測情報」・「注意情報」・「予知情報」の3段階に変わりました。

情 報 名

情報の基準 プレスリップ現象による基準

東海地震観測情報

 地殻変動のデータに異常が生じたが、それが東海地震の前兆かどうかすぐに判断できないとき。

歪み計が1箇所、 地震活動が発生

東海地震注意情報

東海地震の前兆の可能性が高まった場合に発令されます。

歪み計が2箇所、

東海地震予知情報

(警戒宣言)

 東海地震発生のおそれがある場合に発表され、警戒宣言が発令されます。

歪み計が3箇所以上

★東海地震に関する緊急時の安全対策★

情 報 名 対 応

東海地震観測情報

( 青情報 )

特に防災行動をとる必要はない

(観測された現象が東海地震の前兆であることが確定しないとき)学校の対応

テレビ、ラジオ等の情報に注意し情報収集に努めて、平常どおり過ごしてください。

東海地震発生の恐れがなくなったと認められる場合や、ただちに東海地震に関連がないと判断できる場合は、安心情報を合わせて発表します。

防災対応

・情報収集連絡体制

東海地震注意情報

( 黄情報 )

赤に備えて防災行動の準備を開始

(観測された現象が東海地震の前兆である可能性が高まったとき)

テレビ、ラジオ等の情報に注意し、「警戒宣言」の発令に備えて非常持ち出し品の点検などを行ってください。

防災対応

・準備行動(準備態勢)

自主防災本部立ち上げ、地震発生時に何をすべきか準備。

・自主防災本部 開始の意思決定

・区民(住民)に対する適切な広報、区民(住民)の情報収集、

・救助班、救急班、消火班等の行動準備

東海地震予知情報

(警戒宣言)

( 赤情報 )

東海地震に備え、厳戒態勢をとる必要がある。

(東海地震発生の恐れがあるとき)

テレビ、ラジオ等の情報に注意するとともに、地震の発生に十分警戒してください。

自宅待機。但し、条件(津波や山崩れ等の危険予想地域)に当てはまる地域の方は速やかに避難してください。

防災対応

最終的な防災準備に取りかかりましょう。
各家庭や地域などで正確な情報収集をして、デマなどに注意し冷静な判断を心掛けてください。

・警戒宣言

・警戒本部設置

・応急対策の実施

下五貫島区民は原則として自宅待機。※待機中にすべきこと

但し、津波の発生条件(経験論)〜M6.8以上、震源の深さ40kmより浅い場合は速やかに避難。避難する時は電気のブレーカを落としておきましょう。

家庭で待機中・

動きやすい服装に着替える(夏でも長袖、長ズボン、室内に靴を用意)

家具などの転倒防止を行う

窓や戸棚のガラスの飛散防止をする

火の使用を制限する

浴槽、バケツなどを使って飲料水、生活・消火用の水を確保する

漏電を防ぐため、テレビやラジオ以外の家電のコンセントを抜く

避難路や脱出口を確認する

非常持ち出し袋の中身を確認し、すぐ持ち出せる場所に置く

身の安全が保てる場所を確保する

万一のときの家族の連絡方法や集合場所などを確認する

 171(イナイ)伝言ダンヤルです。

 

情 報 名 学 校 の 対 応

東海地震観測情報

( 青情報 )

原則として授業実施。

(学校行事は中止の場合あり)

東海地震注意情報

( 黄情報 )

【授業中の場合】

 ただちに下校。保護者引き取り生徒は出迎えまで学校待機。

【登下校中の場合】

 すみやかに帰宅。

【在宅の場合】

 自宅で待機。

判定会招集後は、自宅待機。

 警戒宣言が発令されていない場合も、原則として、安全が確認されるまで自宅待機。

 安全確認後は、翌日から授業再開。

東海地震予知情報

( 赤情報 )

−東海地震警戒宣言発令−

【授業中の場合】

 ただちに下校。保護者引き取り生徒は出迎えまで学校待機。

【登下校中の場合】

 すみやかに帰宅。

【在宅の場合】

 自宅で待機。勧告により避難所へ避難。

警戒宣言解除が発令されたら、原則として、翌日から授業再開。

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★東海地震の想定★明応・宝永・安政東海・東南海

平成15年3月18日、中央防災会議

東海地震の被害想定 マグニチュード(M)8で、冬の朝5時に発生し風速が関東大震災と同じ秒速15メートル、津波避難意識が低く、地震予知情報がなく突発で発生した最悪ケースで、死者数が9200人。うち揺れは家屋倒壊などが6700人、急傾斜地の崩壊が700人、火災が600人など計7900人。津波は1400人。経済被害は冬の夕方6時の発生で被害総額は37兆円。内訳は、住宅や企業の被害など直接が26兆円、生産活動の停止や東西間の幹線交通被害など間接が11兆円。

平成15年9月17日・中央防災会議

東南海・南海地震の被害想定 マグニチュード(M)8・6で阪神大震災と同じ冬の朝5時に発生し風速が関東大震災と同じ秒速15メートル、津波避難意識が低い最悪ケースで、死者数1万7800人。うち揺れは家屋倒壊などが6600人、急傾斜地の崩壊が2100人、火災が500人など計9200人。津波は8600人。経済被害は冬の夕方6時の発生で被害総額は57兆円。内訳は、住宅や企業の被害など直接が43兆円、生産活動の停止や東西間の幹線交通被害など間接が14兆円。

東海・東南海・南海地震、それぞれの被害想定(最大値)

東海

東南海+南海

東海+東南海+南海

死者数  (人)

建物倒壊

6,700

6,600

12,200

津波

1,400

8,600

9,100

斜面災害

700

2,100

2,600

火災

600

500

900

合計

9,200

17,800

24,700

全壊建物数  (棟)

振れ

170,000

170,200

308,500

液状化

26,000

83,100

89,700

津波

6,800

40,000

42,300

斜面災害

7,700

21,700

27,200

火災

7,700

21,700

27,000

合計

460,000

628,700

940,200

経済的被害

直接被害(兆)

26

43

60

間接被害(兆)

11

14

21

合計

37

57

81

 1、数字は概数。内訳と合計は繰上げしてあるので必ずしも一致しない。

 2、マグニチュード(M)8で、冬の朝5時に発生し風速が関東大震災と同じ秒速15メートル、津波避難意識が低く、

   地震予知情報がなく突発で発生した最悪ケースを想定。

富士市防災マップ参考

マグニチュード
  (震源地のエネルギー)

.

水爆エネルギー(10メガトン級1メガトンは100万トン)に相当
                (打ち上げ花火 尺玉(30cm) の約44,444,444個分

明応津波、宝永、安政東海地震、東南海(ともにM8・4)の4分の1以下

阪神・淡路大震災M7.3の16倍

新潟県中越地震M6.8の64倍

推定震度
  (地盤の揺れ)

6弱 立っていることが困難

固定していない重い家具が移動・転倒する。

かなりの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損。

開かなくなるドアが出る。

6強 はわないと動けない。

未固定の重い家具のほとんどが移動、転倒する。

補強されていない大半のブロック塀が倒れる。

揺れにほんろうされ、自分の意志で動けない。

ほとんどの家具が大きく移動。飛ぶこともある。
補強されているブロック塀が倒れることもある。
推定液状化 小・無し

液状化の可能性が低いか無い

津波の被害 無し 津波はあるが被害は無し。 津波の浸水区域は田子浦小学校よりも東側、元吉原の一部。
推定火災延焼ランク 4 延焼拡大しやすいが地域内で焼け止まりやすい。

3

延焼拡大しても早期に焼け止まり、大規模な延焼火災は発生しにくい。
                                 マグニチュードと津波の想定対象になったのは安政の東海地震、1854年です。
東海、東南海・南海地震「10年で死者半減」 政府初の防災戦略

地震防災戦略骨子 政府の地震防災戦略が 2005/03/26日、具体目標も示した。

 1、東海地震、東南海・南海地震について「今後10年間で死者数、経済被害額を半減させる」減災目標を設定
 1、地方自治体には「地域目標」の設定を要請
 1、東海地震は死者数を9200人から4500人に、経済被害額を37兆円から19兆円に減らす
 1、東南海・南海地震は死者数を1万7800人から9100人に、経済被害額を57兆円から31兆円に減らす
 1、住宅の耐震化率を全国で2003年度の75%から90%に引き上げ

地震防災戦略で今後10年間の目標
 減災目標
東海地震 東南海・南海
死者数半減 9,200人⇒4,500人 12,200人⇒9,100人
 振れによる死者 −3,900人 −4,200人
 津波による死者   −800人 −4,400人
経済被害額半額   37兆円⇒19兆円  57兆円⇒31兆円
 住宅の耐震化  −12兆円  −19兆円
 生産停止の軽減   −2兆円   −3兆円
 幹線交通寸断の軽減   −2兆円   −1兆円
1、数字は概数。他の内訳もあるので合計は必ずしも一致しない。

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 自然は常に人間の楽観を裏切ると、肝に銘じるべき。

東海地震発生をド素人が勝手に、最大限に想定すると

人類史上最大の大地震って本当かな?

発生時 夕方5時
震源地 伊豆半島と御前崎を結ぶ線上
      田子浦海岸から約60km先
※駿河トラフ、富士川河口断層帯、の活動
    震源域は駿河湾内にまで及ぶ
 プレートの接点にある駿河湾
マグニチュード 8.4(〜9.0)
 東海地震想定の8程度とは、8.0 +/- 0.5を意
  味すると解釈する。

政府の中央防災会議の専門調査会が2003年9月にマグニチュード8.7を想定している。
富士市は日本の四大地震・津波M8.4を体験している。
(M8.4は水爆エネルギーの4倍、広島に投下された原爆の3,600倍)
深さ 15km〜40km 駿河湾の地震活動データを見ると10〜20km前後での地震活動が多い
推定震度 揺れにほんろうされ、自分の意志で行動できない。
ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。
ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
 補強されているブロック塀も破損するものがある。
津波 あり 

震源地伊豆半島と御前崎を結ぶ線上の場合6分23秒後に到着

海溝型地震であるため、大津波が発生する恐れがある。
富士市は日本の四大地震・津波を体験している。
富士川河口付近は、安政東海地震(三・五メートル程度隆起・沈降)と同程度の地殻変動の可能性がある。
湾口から入る津波は富士市の海岸に直進、左右に散るが海流に従い東側(沼津から西伊豆)に走る。津波は低くても這い上がる場合がある
川の遡上は速い、富士川と閏井川への遡上が怖い
一波、二波、三波と繰り返し襲ってくるが、必ずしも第一波が最大とは限らず、少なくとも十二時間以上の警戒が必要となる。
 富士川東側宮下付近で決壊、閏井川の前田、弥生付近で決壊を想定。

推定火災 大規模な延焼火災は発生はないが、方々で火の手が上がる。 食事の支度、電源ブレーカの落とし忘れのよる漏電で火災発生。
被爆? 中部電力浜岡発電所の“原発震災”? 従来の見積もりを超える衝撃に襲われることが明らかになった。
  核分裂生成物が外部に放出され、東海から首都圏に至る地域に被害が及ぶ

※トラフ…海溝(かいこう=6,000m以上深いところよりは浅い(駿河湾口の水深は2,500m)のですが、
そのまわりより深く、細長く続く海底のことをいいます。
静岡県の日本一: 深い湾・深い海 の 駿河湾

        

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★マグニチュードと地震表現★

表現 震度は、震央に近いほど大きくなる。また、地盤が軟弱だと、より強く揺れるので、震度も大きくなる。

マグニチュードの大きな地震でも、震源から遠くへ離れれば、揺れは弱くなります。

逆に小規模の地震でも、震源に近いと強く揺れます。

 マグニチュードと震度とは必ずしも比例しません。

 巨大地震 8以上
 大地震 7以上
 中地震 5〜6
 小地震 3〜5未満
 極小地震 3未満
 極微小地震 1未満

===震度とマグニチュード()===

マグニチュードは地震のエネルギーです。震度は地盤の揺れです。
マグニチュードが小さくても震源が近ければ揺れ(震度)は大きい。
マグニチュードが大きくても震源が遠ければ揺れ(震度)は小さい。

震度7 揺れにほんろうされる。最大震度
震度6強 立っていられず、はわないと動けない
震度6弱 立っていることが困難。家具が転倒
震度5強 墓石や自動販売機が倒れる
震度5弱 補強されていないブロック塀が倒れる
震度4 恐怖感があり、外に飛び出る人もいる
震度3 ほとんどの人が揺れを感じる
震度2 電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる
震度1 一部の人がわずかな揺れを感じる
震度0 地震計でのみ揺れが計測される

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★マグニチュードのエネルギー★

マグニチュードは地震のエネルギー規模をあらわす単位

マグニチュード(M)0.1 大きくなると 地震の規模は 約1.413倍
M0.2 大きくなると 地震の規模は 約2倍
M1.0 大きくなると 地震の規模は 約32倍
M2.0 大きくなると 地震の規模は 約1000倍
 

また、マグニチュードが大きくなると、地震の被害地域も広くなる。

M6.0だと被害地域は1市町村を一回り大きくした程度の広がりだが、

M7.0では被害は1都道府県規模で広がる


この表は単なる自主防災員の私が試算したもので、数字の細部は正確ではありません。参考にとどめてください。
マグニチュード エネルギー規模 マグニチュード エネルギー規模 マグニチュード エネルギー規模
0.1 1 3.1 46,301 ★16.1 1,517,197,197
0.2 2 3.2 65,536 6.2 2,147,483,648
0.3 3 3.3 92,602 6.3 3,034,394,395
0.4 4 3.4 131,072 6.4 4,294,967,296
0.5 6 3.5 185,205 6.5 6,068,788,789
0.6 8 3.6 262,144 6.6 8,589,934,592
0.7 11 3.7 370,409 6.7 12,137,577,578
0.8 16 3.8 524,288 ★26.8 17,179,869,184
0.9 23 3.9 740,819 6.9 24,275,155,157
1.0 32 4.0 1,048,576 7.0 34,359,738,368
1.1 45 4.1 1,481,638 7.1 48,550,310,314
1.2 64 4.2 2,097,152 7.2 68,719,476,736
1.3 90 4.3 2,963,276 7.3 97,100,620,628
1.4 128 4.4 4,194,304 7.4 137,438,953,472
1.5 181 4.5 5,926,552 7.5 194,201,241,256
1.6 256 4.6 8,388,608 7.6 274,877,906,944
1.7 362 4.7 11,853,103 7.7 388,402,482,512
1.8 512 4.8 16,777,216 7.8 549,755,813,888
1.9 723 4.9 23,706,206 7.9 776,804,965,024
2.0 1,024 5.0 33,554,432 ★38.0 1,099,511,627,776
2.1 1,447 5.1 47,412,412 8.1 1,553,609,930,047
2.2 2,048 5.2 67,108,864 8.2 2,199,023,255,552
2.3 2,894 5.3 94,824,825 8.3 3,107,219,860,095
2.4 4,096 5.4 134,217,728 ★48.4 4,398,046,511,104
2.5 5,788 5.5 189,649,650 8.5 6,214,439,720,190
2.6 8,192 5.6 268,435,456 8.6 8,796,093,022,208
2.7 11,575 5.7 379,299,299 8.7 12,428,879,440,380
2.8 16,384 5.8 536,870,912 8.8 17,592,186,044,416
2.9 23,151 5.9 758,598,599 8.9 24,857,758,880,760
3.0 32,768 6.0 1,073,741,824 9.0 35,184,372,088,832
広島に投下された原爆はTNT、(トリニトロトルエン 褐色火薬)火薬に換算して約20キロトン、1トン爆弾で2万発分といわれる。打ち上げ花火 尺玉(30cm 火薬量 450g)の 44,444,444個分かな。
エネルギー 広島に投下された原爆 水爆エネルギー 新潟県中越地震 阪神・淡路大震災
★1 6.0〜6.1 1,221,679,586 相当 0.0011 0.0711 0.0178
★2    6.8 17,179,869,184 約14倍 0.0156 0.2500
7.2 68,719,476,736 約56倍 0.0625 約4倍
★3    8.0 1,099,511,627,776 約900倍 相当 約64倍 約14倍
★4    8.4 4,398,046,511,104 約3,600倍 約4倍 約256倍 約64倍
9.0 35,184,372,088,832 約 28,800倍 約32倍 約2048倍 約512倍
津波の発生条件(経験論)〜M6.8以上、震源の深さ40kmより浅い場合

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★ 震度階級表 ★

階級 人 間 屋内の状況 屋外の状況
0 人は揺れを感じない。 . .
1 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 . .
2 屋内の人の多くが揺れを感じる。眠っている人の一部が目を覚ます。 電灯などのつり物がわずかに揺れる。 .
3 屋内の人のほとんどが揺れを感じる。恐怖感を感じる人もいる。 棚の食器類が音をたてることがある。 電線が少し揺れる。
4 かなりの恐怖感。眠っている人のほとんどが目を覚ます。 つり物が大きく揺れ、食器類が音をたてる。置物が倒れることも。 電線が大きく揺れる。歩行者が揺れを感じ、揺れを感じる運転者も。
5弱 多くの人が身の安全を図ろうとする。 つり物が激しく揺れ、食器類や書棚の本が落ちることも。 窓ガラスが落ちて割れ、電柱が倒れる。ブロック塀が倒れることもある。
5強 非常な恐怖を感じる。多くの人が行動に支障。 テレビが台から落ちたり、タンスが倒れる。 自動販売機や墓石が倒れる。車の運転は困難。
6弱 立っていることが困難になる。 未固定の重い家具の多くが移動、転倒する。 かなりの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損。
6強 はわないと動けない。 未固定の重い家具のほとんどが移動、転倒する。 補強されていない大半のブロック塀が倒れる。
7 揺れにほんろうされ、自分の意志で動けない。 ほとんどの家具が大きく移動。飛ぶこともある。 補強されているブロック塀が倒れることもある。
詳しくは.「気象庁震度階級関連解説表」で。

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★家族で話し合いたい★

“家族防災ミーチィング”のテーマは?

ふだんからお互いの連絡方法や避難場所などについてよく話し合っておきましょう。

家族で話し合いたい5つのテーマ
@家族一人ひとりの役割分担  日常の予防対策上の役割と災害時の役割の両方について決める。寝たきりのお年寄り、病人、小さな子どもがいる場合は、だれが保護を担当するかなども話し合う。
A家屋の危険箇所チェック

 家の内外をチェックして危険箇所を確認し合う。放置できない危険箇所については、修理や補強の方法についても話し合う。

B家具の安全な配置と
  転倒防止対策
 家具の配置換えによって家の中に安全なスペースをつくれないか工夫する。また、家具の転倒や落下を防ぐ方法を考え、そのための新製品などがあれば教え合う。
C非常持ち出し品のチェックと
  入れ替え・補充
 家族構成を考えながら必要な品がそろっているかをチェックする。定期的に新しいものと取り替える必要があるもの(使用期限のある食料、水、乾電池など)は、だれが担当するかなども話し合う
D災害時の連絡方法や
  避難場所の確認
 家族が離れ離れになったときの連絡方法や避難場所を確認する。避難コースの危険箇所についても話し合い、できれば休日などを利用し、散歩を兼ねてみんなで下見をしておく。

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★「非常時持ち出し品リスト」★

 阪神大震災からの伝言   ※生き延びるのは自己責任で

持ち出し品は1人分必要最小限の物にまとめる

 一次持ち出し品、二次持ち出し品、備蓄品を用意しましょう。

 避難リックの中は; 種類程度、 重さは最高: 女子約10kg、男子15kg程度

※一次持ち出し品
 災害が発生して避難するときまず最初に持ち出すべきもの。

※二次持ち出し品
 災害復旧まで数日間かかります。それまで自給自足生活できるもの。
 最低でも家族1人あたり3日分(非常食)、できれば7日分を用意しましょう。

役に立った非常備蓄品
  ・食料… ・飲料水… ・防寒類… ・長期の避難生活のために7日分を用意しましょう。
  ・大工、土木道具……生活・救出・復興用に役に立ちます。

※個人防災倉庫 持ち出し品 非常備蓄品 オールチェックリスト

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*  

 一次持ち出し品リスト

「最低非常持ち出し品」最優先BEST3
1. 貴重品 (現金・眼がね・携帯電話・口座番号などが書かれた手帳など)
2. 救急・介護用品 (ばんそうこう・包帯・三角巾・ガーゼ)
3. 簡易トイレ
  
なぜ優先BEST3に救急介護用品か?
   救護病院、救護所はあるが、非常時には医師・看護士の絶対不足が起きる。重傷より重体を優先しなければなりません。
    生死にかかわる患者を優先にして、出来るかぎり自分たちで救護をする必要があります。

    また、日本中どこにでも土の中に破傷菌がいますが、富士南地区には特に多いので,常に感染する機会があります。
    傷を負っても破傷風にならないように、毎年破傷菌の予防をしておきましょう。

「役に立ったグッズ」優先BEST10
1. 食料品と水、嗜好品
    1人3日分の非常食、水9リットル

 (携帯用飲料水、カップめん、缶詰、ビスケット 、 チョコレート、タバコなど)

 ビスケット、チョコレートの嗜好品は子どもを
 落ち着かせるために役たった。
2.

懐中電灯(ペンライト)

7. 携帯ラジオ、予備電池
3. ラップ 8. トイレットペーパー
4. ポリ袋 9. ウェットティッシュ
5. 小銭 10. 靴・手袋(軍手・皮の手袋・ヘルメット)

 ・「皮の手袋」…人を助け出すときに重宝した。
6. 身分証明書
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二次持ち出し品リスト

 

「その他非常持ち出し品」 23種類
・使い捨てカイロ
・紙コップ
・割り箸
・紙皿
・筆記用具(ノート、手帳、鉛筆など)
・白のテープと油性ペン
・衣類(下着、くつ下、セーター、ジャンパー類)
・石けん
・サバイバルシート
・毛布
・ひも
・ガムテープ
・歯ブラシ・
・レインコート
・袋類
ロープ
・ローソク
・マッチ
・除菌シート
・冷却シート
・タオル4枚
・夏は蚊取り線香・レジャーシート
・「白のテープと油性ペン」…白テープに文字を書いて、がれきに張りメモを残せます。

追記
被災した時笛を吹いて自分のいるところを伝えられます。 また、統率を取るのにも便利です。
身分証明書 被災時には、パソコンなどのデータは使えなくなっていることも想定しなければいけません。そんな時、個人情報を必要とする銀行や公的機関では、やはり身分証明書があると便利です。
血液型や病歴、薬歴(お薬手帳)を書いたライフブックも役に立ちます。
嗜好品 ここでいう嗜好品とは、主に甘い物。
チョコレートやキャラメル、キャンディーなどの甘い物は、疲れた体を癒してくれるだけでなく、疲労時の糖分補給にもなり、子供を落ち着かせる時にも、役に立ちます。
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※「役に立った非常備蓄品」埋もれた人の救出道具

屋外の0.5〜1坪物置き・・・軽量物置小屋が一番無事だった

    災害復旧までの数日間を自足できるように準備しておくものです。

品目 備考
食料 家族5〜6日分
非常食を備える時は、賞味期限前に食べる気になるものを用意しましょう。
非常食にこだわる必要はなく、缶詰やレトルト食品でも充分です。出来るだけ、加熱や調理の必要のない物を選びましょう。
飲料水 家族5〜6日分
人間が1日に必要とする水は、おおよそ3L。それを、5〜6日分準備するとよいでしょう。
非常持ち出し袋には、1〜2L程度用意し、残りは「備蓄品」として、別に準備しておきましょう。

  我が家場合は3L×6日×7人=126L だが 18Lポリカン8個
大工・土木道具救出復興用品に 金槌 釘セット のこぎり ペンチ 軍手 オノ シャベル タオル 平バール 大ハンマー ツルハシ カケヤ ボルトカッター ジャッキ など
ブルーシート 大小数枚 
ロープ類 10〜15mmロープ 数本
トラロープ15〜20m 夜光ロープ15〜20m
ひも 3〜5mmビニールロープ………ブルーシートを固定するのに使いました。
紙袋 倒壊した家屋から物を運ぶ時にとても役立ちました。
ちりとりとほうき 割れた食器などを掃除しました。
ポリ袋 ショッピングカートに大きなポリ袋を2重に入れ、給水所から水を運ぶ。
ラップ 食器の上にラップを覆って使えば食器が汚れず、水と洗う手間が省ける。
ティッシュペーパ 汁物の食事をした後に器を拭き、水と洗う手間が省ける。
くつ下と靴代わりのスリッパ 割れたガラスが散乱している室内を歩く時にケガを防止します。
新聞紙と段ボール とても寒い避難所で暖をとるのに役立ちました。
油性ペン 倒壊家屋から救助された人の住所と名前を直に体に書き込みました。
脚立 できれば2mぐらいのもの
発電機 投光器 コードリール あると助かる。
気泡緩衝シート プチプチシート 防寒にも使える チョッキ、スリッパ、などを作る
セロテープ ガムテープ

追記
被災した時笛を吹いて自分のいるところを伝えられます。 また、統率を取るのにも便利です。
身分証明書 被災時には、パソコンなどのデータは使えなくなっていることも想定しなければいけません。そんな時、個人情報を必要とする銀行や公的機関では、やはり身分証明書があると便利です。
血液型や病歴、薬歴(お薬手帳)を書いたライフブックも役に立ちます。
嗜好品 ここでいう嗜好品とは、主に甘い物。
チョコレートやキャラメル、キャンディーなどの甘い物は、疲れた体を癒してくれるだけでなく、疲労時の糖分補給にもなり、子供を落ち着かせる時にも、役に立ちます。

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個人防災備蓄倉庫(0.5坪〜1坪くらい) 備蓄は個人・家庭の責任と義務

三大地震の同時発生は、東京の離島から九州までの広範囲に被害が及ぶと想定される。

輸送、救助等が混乱になり、物資が出回るまで相当の時間がかかる。国、行政、消防、病院などに当てにしてはならない。

自分の命、身は自分で守る心がけが必要。

備蓄品・道具リスト
用途別 品目 チェック
貴重品類 1 現金、小銭(10円玉)、テレフォンカード
2 貯金通帳、カード類
3 健康保険証か写し、証書類
4 眼鏡
5 身分証明書、免許証、お薬手帳
6 家や車のキー
7 簡易トイレ
非常食料・食器 8 飲料水 
9 食料品 非常食
10 煙草・チョコレートなどの嗜好品
11 子供の好きな食べ物・おやつ
12 組食器(紙皿、紙コップなど)
13 割り箸
衣類 14 タオル4枚 ハンカチ
15 雨具(レインコート 雨がっぱ・ポンチョなど)
16 衣類(下着、くつ下、セーター、ジャンパー類)
17 防寒着 毛布
生活用品 18 ウェットテッシュ
19 シート類 ブルーシート、プチプチシート
20 使い捨てカイロ
21 ガムテープ
22 ティッシュペーパーなどの紙類
23 トイレットペーパー
24 万能ナイフ
25 マッチ、ライター
26 裁縫用具
27 洗面用具(石けん、歯ブラシなど)
28 筆記用具(ノート、手帳、鉛筆など)
29 夏は蚊取り線香
30 白のテープと油性ペン
避難用具 31 ヘルメット
32 ホコリを防ぐためのマスク
33 ラジオ
34 ローソク
35 懐中電灯(ペンライト)
36 手袋(軍手・皮の手袋)
37 寝室などからの脱出用の靴、スリッパ
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39 ロープ(10〜15mm)
40 救急箱(ばんそうこう・包帯・三角巾・ガーゼ)
41 薬 常備薬、
42 予備電池
その他 43 生理用品
44 介護用品
45 ミルク、おむつなどの乳幼児用品
46 冷却シート
47 サバイバルシート
48 レジャーシート
49 除菌シート
50 ひも
51 ポリ袋
52 食料調達や地震情報の収集のための自転車
53 水を運ぶタンク
54 水のいらないシャンプー
55 ツイザー(毛抜き)
56 ゴーグル             
57 袋類(手提げ紙袋)
58 長靴・ブーツ
59 教科書・ノート
60 コンロ
61 テントなどのキャンプ用品
62 テレビ
63 テント
64 寝袋
65 キャンプ用品
66 化粧品

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家族の救出、倒壊家屋からの荷物持ち出し、応急手当に
用途 品目 チェック
救出復興用品 1 金槌 釘セット
2 のこぎり
3 ペンチ
4 軍手
5 オノ
6 シャベル
7 タオル
8 平バール
9 大ハンマー
10 ツルハシ
11 カケヤ
12 ボルトカッター
13 ジャッキ
14 ロープ 10〜15mmロープ 数本
15 トラロープ15〜20m 
16 夜光ロープ15〜20m

 

おすすめグッツ
「アルミ暖毛布」(1枚¥3400円)
-5℃でも+20℃を保ち電気毛布がいらない省エネ快眠・快便毛布
「菊川製作所」 418-0006 富士宮市外神765 
TEL0544-58-1705 FAX0544-58-5099

 

 我が家では、孫を含め家族全員の非常持ち出しリックを用意した。子どもたちは2〜3kg、男は6〜7kg、女は5kg程度で最小限にまとめた。
あとの生活用品、救助道具等は、たとえ壊れても簡単に持ち出される小屋(0.7坪)にストックした。
寝室から避難する避難動線も確認。
避難場所と落合う場所、お互いの確認方法のシミレーション、避難生活(夜間数時間)もしてみた。
孫たちは避難生活はコリゴリと次の訓練を拒絶している。


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★下五貫島区の避難場所をご紹介します。★

避難場所は一時集合場所と一〜三次避難場所があります。

災害が起きたときは、慌てないで 『集合場所』 に集まり、指定された 『避難所へ』 避難しましょう。

 

一度、一時集合場所に集まり、一次避難場所に避難します。

◎一時集合場所・・・1〜9班他〜〜下五貫島観音様広場

            ・・・10〜20班他〜〜田子浦埠頭グランド

 

◎一次避難場所・・・下五貫島は:富士南中学校グランド 西側 テニスコート前

                   (下五貫島 342世帯 (区構成世帯280) 1084人)

                   (他の避難町内は:  森島、宮下、西宮島、上五貫島)

 

   ◎二次避難場所・・・応急判定士による判定を受けた後  ・南中学校体育館へ避難

  

   ◎三次避難場所・・・応急判定士による判定を受けた後 ・南中学校校舎内教室などへ避難 

下五貫島は:2階=学習室、進路室、3−1、3−2

 

※市内48の避難所のうち20ヶ所に救護所が設置されます。

富士南地区の救護所・・・富士南地区は富士南小学校です。

     防災組織は協力して怪我人を最寄りの救護所に搬送する。

※指定避難場所に間に合わない場合はとりあえず近くの避難場所に避難して下さい。

  市で指定している避難所は、そこへ避難しなければならないというものではありません。

  出先などの場合、間に合いません。行ける避難所へ避難して下さい。

文科省基準(指標値0.6以上)の校舎耐震化で富士は53.8%にとどまっている(平成16年4月1日)
県の東海地震対策指標値0.7以上でみると耐震化率としてはさらに低い数字になる。
富士市教委は「09年度を目標にまず全校舎を耐震化し、診断結果の低い体育館にも前倒しで着手したい」
と最優先事業で現状改善に取り組む考えだ。

富士市の避難所:富士市の防災 避難地はどこ?

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下五貫島区内海抜目安

下五貫島区自主防災会

概略

場所 海抜 港湾から 海岸線から

@ダンプ道路

・・・ 3.3m
A青山特殊付近 ・・・ 4.7m
Bみやひで酒店付近 ・・・ 5.6m 約3.5km 約1.2km
Cバイパス ・・・ 7.9m
  ○バイパス下早川橋付近・・・7.2M
D宮島角付近 ・・・ 7.6m 約3.3km 約1.6km
E五貫島観音堂 ・・・ 8.8m 約2.8km 約2.3km
      五貫島観音堂から富士南中学校まで約1.1km
F富士南小学校グランド ・・・ 9.1m(8.5〜9.1M) 約3.7km 約1.7km
G富士南中学校 ・・・ 9.1m(9.0M〜9.7M) 約3.5km 約1.9km

(9班秋山幸男氏 富士市都市計画課管理・総務部防災対策課 調べ)

富士市においては、日本有数の潮防堤もあることから海岸から直接津波がくることは想定されていません。
港湾より一部に津波が浸水することが想定され、想定浸水域は田子小学校よりも東側です。

富士市総務部災対策課回答

参考      富士市総務部防災対策課
場所 海抜
岳陽中学校 ・・・ 83.7〜92.0m
伝法小学校 ・・・ 16.6〜20.2m
元吉原小学校 ・・・ 12.9〜13.3m
元吉原中学校 ・・・ 10.6〜16m
吉原第一中学校 ・・・ 6.8〜7.9m
富士市役所 ・・・ 7.2〜8.4m
中央公園 ・・・ 9.2〜14.2m
田子浦小学校 ・・・ 3.5〜4.3m
田子浦中学校 ・・・

3.0〜4.1m

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★五貫島の富士川洪水による浸水害★

       (富士市の富士川洪水ハザード<危険>マップより  上流決壊を想定)

下五貫島区自主防災会

上五貫島・・・2m

下五貫島 1〜5班・・・2m

海抜が周囲より低く、新幹線土手が逆堤防になり、水のはけ口をふさぐことによる。

下五貫島 6〜18班・・・0.5m

下五貫島 19〜20班・・・1m (青山特殊より南は・・・2m)

  高降水量洪水時は閏井川も影響され、田子浦港湾からの浸水が予想される。

  千鳥町、富士見町、自由が丘の一部、三四軒屋に一部は2m以上になる恐れが大!!

    (閏井川洪水ハザードマップは平成17年度末か平成18年度初めに発行予定)

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★地震防災訓練★

自主防災組織行事
(1月) 1/17 防災とボランティアの日
   阪神・淡路大震災( 1995/1/17) にちなんで
 1/15〜1/21 防災とボランティア週間
(6月) 6月中 土砂災害防止月間
(7月) 7/1〜7/10 津波対策推進月間
   北海道南西沖地震(1993/7/12)にちなんで
 (津波避難訓練)
(8月) 8/30〜9/5 防災週間
   関東大震災にちなんで
(9月) 9/1「防災の日」  総合防災訓練(本部型・会場型)
   関東大震災にちなんで国が昭和54年に制定
    《五貫島区==防火・消化訓練》
(10月) 10月or11月 自主防災組織リーダー研修会
(11月)  地震防災強化月間
(12月) 第一日曜日「地域防災の日」 地域防災訓練
   昭和東南海地震(三河大地震1944年)にちなんで静岡県が       昭和61年度から実施
    《五貫島区==災害図上訓練DIG 避難訓練 実施》

 

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ロープワーク道場日常生活や緊急事態に役立つロープの結び方

次のなわ結びを理解し、実際に行い、使いみちを知る。

結べるかな?出来なかったら何度も練習してみよう。

初級 6

1

本結び

2

はた結び(はたむすび)一重つぎ・二重つぎ

3

ひと結び(ひとむすび)

4

ふた結び

5

もやい結び

6

8の字結び

2級 6

7

8の字結び脱出用(だっしゅつよう)

8

巻結び

9

ねじ結び

10

ちぢめ結び

11

引きとけ結び

12

腰かけ結び

1級 6

13

張り綱結び(トートラインヒッチ)

14

からみ止め

15

垣根結び(かきねむすび)

16

よろい結び

17

馬つなぎ

18

戻り止め(バックスプライス) 

初段 7

19

8の字結び フィギュアオブ8・ノット

20

てこ結び(てこむすび)

21

一重結び(ひとえむすび)

22

仲仕結び(なかしむすび)

23

連続一重結び(れんぞくひとえむすび)

24

引き解きリング結び(ひきときリングむすび)

25

引き綱結び(ひきつなむすび)

二段 7

26

巻き結び(まきむすび)

27

丸太掛け(まるたかけ)

28

二重てぐす結び(にじゅうてぐすむすび)

29

錨結び(いかりむすび)

30

からみ止め・棒結び(ぼうむすび)

31

てぐす結び

32

携帯結び(けいたいむすび)

三段 7

33

鎖結び(くさりむすび)

34

枝結び(えだむすび)

35

男結び(おとこむすび)

36

投索結び(とうさくむすび)

37

8の字縛り(はちのじしばり)

38

ウォールノット(Wall Knot

39

クラウンノット(Crown Knot

師範代 7

40

ショートスプライス(Short Splice

41

はさみ縛り(はさみしばり)

42

角しばり(かくしばり)

43

叶結び(かのうむすび)

44

筋かいしばり(すじかいしばり)

45

総角結び(あげまきむすび)

46

二重叶結び(にじゅうかのうむすび)

師範

 

 

 応用の全て

自主防災でもやりたくてこんなリストを作ってみました。
結び方は他の「ロープの結び方」「ロープワーク」サイトを見てください。

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          稲むらの火

1854年(安政元年)12月23日、安政の東海地震が発生し、その32時間後に襲った安政の南海地震のとき、

紀州有田郡湯浅廣村(現在の和歌山県有田郡広川町)の一人の老人が地震後、津波が襲ってくると予感し、収穫

した大切な稲むらに火を放ち、多くの村人を救った感動の物語。

主人公の五兵衛は実在の人物で、モデルは紀州、総州(千葉銚子)、江戸で代々手広く醤油製造業を営む濱口家

(ヤマサ醤油)七代目当主の濱口儀兵衛(後に梧陵と改名1820〜1886年)。濱口梧陵は初代の郵政大臣。

小泉八雲(1850〜1904)の名作、「生ける神」をもとにして、小学生用に中井常蔵(1908〜1994)の手で書き改められた。

 「これはただ事ではない」とつぶやきながら、五兵衛は家から出てきた。今の地震は、別に烈しいというほどのもの

ではなかった。しかし、長いゆったりとしたゆれ方と、うなるような地鳴りとは、老いた五兵衛に、今まで経験したこと

のない不気味なものであった。

 五兵衛は、自分の家の庭から、心配げに下の村を見下ろした。村では豊年を祝う宵祭りの支度に心を取られて、

さっきの地震には一向に気が付かないもののようである。

 村から海へ移した五兵衛の目は、たちまちそこに吸いつけられてしまった。風とは反対に波が沖へ沖へと動いて、

みるみる海岸には、広い砂原や黒い岩底が現れてきた。

「大変だ。津波がやってくるに違いない」と、五兵衛は思った。

このままにしておいたら、四百の命が、村もろとも一のみにやられてしまう。もう一刻も猶予はできない。

「よし」と叫んで、家に駆け込んだ五兵衛は、大きな松明を持って飛び出してきた。そこには取り入れるばかりに

なっているたくさんの稲束が積んであった。

「もったいないが、これで村中の命が救えるのだ」と、五兵衛は、いきなりその稲むらのひとつに火を移した。

風にあおられて、火の手がぱっと上がった。一つ又一つ、五兵衛は夢中で走った。

こうして、自分の田のすべての稲むらに火をつけてしまうと、松明を捨てた。まるで失神したように、彼はそこに

突っ立ったまま、沖の方を眺めていた。日はすでに没して、あたりがだんだん薄暗くなってきた。

稲むらの火は天をこがした。

 

 山寺では、この火を見て早鐘をつき出した。「火事だ。庄屋さんの家だ」と、村の若い者は、急いで山手へ駆け

出した。続いて、老人も、女も、子供も、若者の後を追うように駆け出した。

 高台から見下ろしている五兵衛の目には、それが蟻の歩みのように、もどかしく思われた。やっと二十人程の

若者が、かけ上がってきた。彼等は、すぐ火を消しにかかろうとする。五兵衛は大声で言った。

「うっちゃっておけ。ーー大変だ。村中の人に来てもらうんだ」

 村中の人は、おいおい集まってきた。五兵衛は、後から後から上がってくる老幼男女を一人一人数えた。

集まってきた人々は、もえている稲むらと五兵衛の顔とを、代わる代わる見比べた。

その時、五兵衛は力いっぱいの声で叫んだ。

「見ろ。やってきたぞ」

たそがれの薄明かりをすかして、五兵衛の指差す方向を一同は見た。遠く海の端に、細い、暗い、一筋の線が

見えた。その線は見る見る太くなった。広くなった。非常な速さで押し寄せてきた。

「津波だ」と、誰かが叫んだ。海水が、絶壁のように目の前に迫ったかと思うと、山がのしかかって来たような

重さと、百雷の一時に落ちたようなとどろきとをもって、陸にぶつかった。人々は、我を忘れて後ろへ飛びのいた。

雲のように山手へ突進してきた水煙の外は何物も見えなかった。

人々は、自分などの村の上を荒れ狂って通る白い恐ろしい海を見た。二度三度、村の上を海は進み又退いた。

高台では、しばらく何の話し声もなかった。一同は波にえぐりとられてあとかたもなくなった村を、ただあきれて

見下ろしていた。稲むらの火は、風にあおられて又もえ上がり、夕やみに包まれたあたりを明るくした。

 

はじめて我にかえった村人は、この火によって救われたのだと気がつくと、無言のまま五兵衛の前にひざまづいて

しまった。
小学生の防災教育に生かしていただきたい物語です。

この地震のとき、五貫島邑人は邑の隣にあった宝木山に避難して助かっている。


注意:
「稲むらの火」の物語のように一旦波が引いてから押し寄せる津波もあるが、いきなり押し寄せてくる津波もあるので、地震を感じたら津波警報と思って高台に避難すべきである。

玄界島怪我人ゼロのコミュニティー

福岡県西方沖地震では、死者1人、638人の負傷者があったが福岡市街地に集中していた。

震源近くの玄界島では怪我人ゼロであった。

「怪我人が出なかったのではなく、住民の力で出さなかったのだ」、と島民は誇らしげに語る。

「緊密な島のコミュニティー」は連帯感を強くした。島民はお互いの無事を確認しあいながら全員が自主的に公民館に避難した、と新聞は報道している。

「避難準備情報」導入へ 豪雨などで行動スムーズに

2005/3/27

 集中豪雨が発生した際のスムーズな住民の避難や誘導について考える内閣府の検討会は27日、自治体に対し避難勧告の前に災害への注意を呼び掛ける「避難準備情報」の導入や、高齢者の避難支援計画づくりを求める中間報告をまとめた。

 避難準備情報の発令については、これまで明確な定義のない避難勧告、指示と合わせ具体的で客観的な基準を検討し、本年度中に策定するマニュアルに盛り込む方針。

 報告では、避難準備情報を「災害の発生する可能性が高まった状況」と位置付け、高齢者などは避難所への避難行動を始め、一般の住民も避難の準備をするとした。

 高齢者などの避難支援については、普段から防災関係機関が災害時に援助が必要な人がどこに住んでいるかなどの情報を、社会福祉協議会など福祉関係機関と共有する必要があると指摘。

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