北欧旅行 2002 summer
出発〜モスクワ
結婚11年目にして家族からもらった私だけの夏休み。
暑い日本から脱出して目指すはノルウェーとスウェーデンの涼しい夏。
それはまたしてもお盆シーズンの旅立ちでありました。
早朝、最寄りの新幹線駅まで送ってもらい7時過ぎには無事東京駅到着。
当初はスカイライナーのつもりでいたけれど荷物に辟易して成田エクスプレスに心変わり。
しかし、さすがに夏休みのピークを迎えた日本列島、座席は4本先まで無いとのこと。
仕方なく立ち席を購入。後ろに並んでいた人は手慣れたもので、快速の切符を買っていた。ああ、その手があったか。
指定の号車に乗り込むと先客が5名ほど。
自動ドアが開いてしまわない程度に 荷物置き場の近くに肩身が狭く ひっそり陣取る。
力が尽きて冷や汗が出てくる頃 やっと成田ターミナル2に到着。
今回使うのは評判がよくなりつつある?アエロフロート ロシア航空(SU)。
幸か不幸かモスクワトランジットホテル1泊付き。
チェックインはスムーズに、でもその後の出国ターミナルゲートは長蛇の列で言葉を失う。比較的空いていたサウスウイングからどうにか入る。
何しろ16年ぶりのアエロ体験である。
前回は自由席、イヤホンは機体の騒音が五月蠅くて聞こえない、アテンダントはサービスより太さ一杯で 唯一褒められたのは操縦技術のみだけだったあの飛行機がどんな成長をしてくれたのやら実はちょっぴり楽しみにしていた。
しかし逸る気持ちとは裏腹に時間になっても搭乗できず、結局12:10発の予定が12:40ボーディング開始となる。
続いて13:30を回ってようやく離陸。やれやれ。
でも機内は思ったより快適。いただいたスリッパに履き替えてリラックスタイム。
食事も和食が選択肢にあるじゃないの。
日本発ならまともな物が食べられるかもと僅かな期待をしてお願いしたら・・見事に裏切られた。
もともと嫌いなすき焼き風弁当であった。
恋しくもない日本食をどうして頼んでしまったのか。
隣に座った道連れはやっぱり一人旅の兄さん風。
全然眠くないが世間話をするわけでもなく久しぶりに寡黙な時間を過ごす。
おかげでノル語のお勉強と文藝春秋が一冊読めた。それなりに有意義。
モスクワ シェレメーティボ空港
17:05の到着予定を1時間以上遅れて18時過ぎのモスクワ入りとなる。
ここから全ての事がロシアンタイムに運ぶのか。
特にトランジットホテル組は「呼び出しがあるまでひたすらじっと待つこと」というのが定説である。
長丁場を覚悟していると意外と早く事は運ぶのだった。
ちょうどオスロに帰るというノル人のおじさまにノル語を教えてもらっていたら、もう呼び出しがかかるじゃないの。
トランジットホテルの手続き?を経て指定のゲートで待つこと1時間余り。
ゲート前にたむろしていた人々はお迎えの合図でシャトル?バスに乗り込む。
途中もう少し高めのホテル ノボテル前でもバスは止まるが降りた客は日本人の青年一人だけ。
あとは全員エコノミーなホテル ソユーズ直行。仲間がたくさんいて少し安心。
しかし数時間待つ話ばかり聞かされたせいか、あんまりトントン拍子で却って不思議。
モスクワ空港にお店が増えてかなり賑やかになっていたことも時間を感じさせない一因だったかも。
手荷物検査 空港風景→ |
ところで 出発前に旅行社(アドバンストラベル)からシェレメチボ空港の乗り継ぎ方法の説明書をいただきました。
題して `How to do at Sheremetyevo Airport ` 参考までに載せてしまいましょう。
直行便利用 同日便に乗り継ぎ 翌 日 便 に 乗 り 継 ぎ |
もちろん私はオレンジ色のトランジットホテル予約組だったことはいうまでもありません。
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