バイエルン〜チロル〜ザルツカンマーグート・1
Baden-Baden〜Zugspitse
ちょうど家に訪れていた客人達が旅に出た後、大慌てで後かたづけをして
1泊目の宿泊地バーデンバーデンをめざす。
オランダを9時過ぎに出てなんとか4時過ぎに到着。
のんびりバスタブにつかることのない生活を送っていた私にとって最高の極楽。
カラカラ浴場に行き3時間もお風呂を堪能してしまった。
ぬるくてのぼせないお湯・熱いお湯・サウナ・水の繰り返しを何度やったことか。
チビ海南もぐずることなく大人しくお湯浴びをする。
本当に久しぶりにゆ〜ったりバスタイム。
その後は、緑の町を散策。
気に入ったわ、ここ。ゆっくりしたい。
しかし ゆっくりしたいと思っても限られた休みでは所詮無理というもの。
翌日はフュッセンをめざす。
ノイシュヴァンシュタインの下のPに車を止め、馬車代をけちって、お城まで歩き出す。
何分くらいハアハア登ったであろうか・・・着いた先は、
すご〜い行列。
立て札によると私達は90分待ちなんだと。
私は2度目なので構わないがハル氏が気の毒。
でも並ぶ気はさらさら無い様子で、そのまま眺めのよいマリエンブルック(ビューポイントの有名橋)を目差す。
ルードヴィヒUが建てさせた有名なあまりにも有名なこのお城。
中身の装飾もさることながら窓からの眺めも窓枠とマッチして感動的に美しいのです。
なんて贅沢な眺めを王は独り占めしていたことか。
父王マクシミリアンUの城ホーエンシュヴァンガウの裏手の湖アルプゼーで
アイス「カリッポ」(オレンジのスティックアイス・どこにでもあるの)をがりがり食べてくつろいだ後、
今夜の宿泊地Ehrwaldをめざす。
Ehrwaldはオーストリアの小さな町(村)で独最高峰と言われるツークシュピッツェ(2,966m)への玄関口。
この頂上へはドイツ側のガルミッシュから電車とロープウェーで登る方法もあるけれど
今回はオーストリア側から攻めてみる。
ドイツ・オーストリアの山の中の国境は、あって無きのごとしという感じではなく、
車を止められてしっかりパスポートを求められてしまった。
久々の国境らしい国境越えだった。
ロープウェイ乗り場の脇にあるアルペンホテル。 建物の前は、レストラン兼プールもあって山小屋風のまずまずのところ。 そして、何よりいいのは、ロープウェイに乗るのが大変便利。 朝ちょっと出だしが遅くなるとものすごい混雑に巻き込まれて延々と待たなければならないので早めにホテルをチェックアウトして真っ先に乗るのがいいかも。 ドイツ側からも夏場は大変混雑する。 |
ロープウェーで昇っていくと、眼下に緑色の美しいエイプゼーが見下ろせる。
あんまり美しかったのでいつか湖畔に行ってやろうと心に誓う。
岸壁にアルペンゴートが8頭くらいいるのが見えた。
EIPSEE |
ついに山頂駅。以前来たときは凍えそうだったけど今回は涼しくて快適。
山頂には国境もある。私達はオーストリアからの一歩だった。