2004 summer ラトヴィア旅行@
コペンハーゲン・マルメ

2004年、お盆を少し過ぎた頃、仕事も夏休みということで暑い日本を抜け出してめざすは北国。
SASでコペンハーゲン経由 ラトヴィアのリーガ行き。
SASだともう1つフライトが同料金で付けられるので帰路にストックホルムを入れてみる。
お世話になった旅行社は北欧に強いホライゾンさん。
物価高さえ目を瞑れば、北ヨーロッパは治安のいい街が多く、反対に過干渉な人は少なくて1人で気楽に動きやすい。
というわけで、しばし気分転換と気力の充電を図るならつい足が向いてしまう所である。

 

今回は初めて地元から空港までのエアポートバスを使ってみた。早朝の出発だが乗り換え無しで楽ちんだこと。
空港では「北欧の歩き方」と米ドル(ラトヴィアでは有利な気がして)を買う。米ドルを用意するなんてすごく久しぶり〜。
余った時間はネットカフェで過ごす。休日のスタートとしては悪くないかな。

SK984便 11:45成田出発  
朝早かったのに眠くならない。座席前のモニターで「THE DAY AFTER TOMORROW 」を観た後、空港で買ったガイドに目を通す。
16:15定時にコペンハーゲンに到着。

窓から見たオーレスン大橋
  Copenhagen〜Malmö

   

まずは荷物が出てくる間に近くにあった自動両替機でデンマーククローナを手に入れる。
 DKR 1 = JPY 20.24


今夜の予定としては、ホテルチェックイン後、IMAXを観るつもり。
6:00の上映に間に合わせようと急いで空港から列車に乗る。

しかーし、カストロップ空港からノンストップのコペンハーゲン中央駅行きという急行に乗ってしまい、目指す駅に降りられず。
中央駅からホテル最寄りの駅に引き返す。かくして6:00からのプログラム案はあえなくボツ。

ようやくチェックインしてホテルを後にしたのが6時を回った頃。1時間後の7:00上映に再トライ。
大慌てで電車のホームに降りたら、センターまでの行き方を聞くアルジェ出身の女性出現。
なんでもここに住んでいるくせに、いつもはバスを使うから電車はわからんと。
ならば一緒に行きましょうと、来た列車に乗り込んだはいいけれど、なんと彼女は路線図さえわかってない。
ただでさえ気分は急くのに途中下車なんぞしたりして。あー、お人好しの日本人だ、私。
最後はバスに乗るという彼女と分かれて大慌てでメトロで中央駅に向かう。
到着後、タクシードライバーに道を聞き珍しく全速力で走ったら、ぎりぎりセーフ!ふぅ・・・。

               

IMAXはTycho Brahe Planetarium ティコ・ブラーエ プラネタリウム↑の中にある。いい名前じゃ。
昔習ったティコ・ブラーエはデンマークの人だったんだと、うれしかったりして。
プログラムは『グランドキャニオン』。鳥になって本当に酔ってしまったよ。



Zleep Airport Hotel  空港とコペンハーゲン市内を結ぶ路線のTaarnby(トランビューと聞こえた)駅下車、徒歩3分。
ご覧の通り病院のようなシンプルな部屋。

今回の旅行では”Copenhagen a la Carte ”という
「ホテルと限られた美術館の入場料や交通機関のパスがセットになったもの」を使ってみた。
ストックホルムのそれ(Stockholm a la Carte)に比べると割高な気がしたが、たくさん回る人にはとてもお得。
ホテルカテゴリは一番安い物にしたのでバストイレ朝食付き、電話、ミニバー無しのシンプルな部屋だったが1泊なら十分。
その分地の利がよくて助かった。なにせエアポートホテルという名前なので。
但し、利用する方はメトロの出口に気をつけて。必ずメインでない方に出ること。でないととんでもなく大回りになってしまう。


ところでコペンハーゲンからオーレスン大橋を渡るともうスウェーデンのマルメになる。
8時過ぎからスウェーデンに繰り出そうという私も私だが周りの人々が夏の夜を謳歌しているではないか。
辺りは幸いにも明るい。
列車で対岸の街マルメに行ってみることにした。
コペンハーゲン中央駅から途中カストロップ空港を経由してマルメ中央駅に約35分で到着。

オーレスン大橋 葉書より 電車のシート前にはゴミ袋が設置 橋を渡る車中から オーレスン大橋 政府観光局より


マルメ駅についてまずFOREXで両替をする。
SEK 1 = JPY 15.50

      

運河に面した通り沿いはとても賑やか。右上の写真は駅舎。
生バンドを聴きながら、ソーセージで軽く夕食を済ませ、マルメ城(マルメヒュース)まで散歩してみる。


マルメヒュース 1434年の創建だとか

しかしさすがに陽が落ちてくると恐ろしく、早々にスウェーデンを引き上げてホテルに戻ってしまった。

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手書き文字はあんず文字さんからいただきました。