スペイン旅行1バルセロナ・モンセラ

クリスマスから年末にかけて、スペインへ出掛ける。今回は、飛行機で。
本当はイベリア航空で直に入りたかったのに満席状態で買えず。
どちら様も寒い時には南を目指すのね、と感心。
それなら、KLMにすればいいのにケチな私は高いというだけで最初からパス。
旅行社のお姉さんにいいのがあったら教えてね、と電話番号を言って家に帰ると早速コールが。
結局、エアフランスで行くことに決定。

11時アムステルダム発、12時パリ、ド・ゴール着。ここでふらふら目の保養、帰りの買い物に目星をつける。
13:40パリ発、15:25バルセロナ・プラット空港にようやく到着。

もうすぐ日が暮れるとはホントの話。
早速予約してあったエイビスで小型車を借り、いざ出発。

              
バルセロナの繁華街ランブラス通りの看板が楽しげに迎えてくれました。

しかしここをフラフラ歩いていてユダヤ商人のPという人物に出会ったのが運のつき。
人のいい我が旦那様は、P氏のお店に案内され、つい皮のコートを買ってしまったのであります。
柔らかくて今でも重宝してるけど、口車に乗った観は否めないぞ・・。


ところで、誰よ誰よ、バルセロナは「ただ今,5℃」なんて情報くれたのは。
いくら冬でもここは南欧なんですよね。空港のジャンボな植えこみからしてオランダとは大違い。
寒くても夜の空気には刺すような冷たさがない。昼間はそこそこ暖かい。
おかげでモコモコのブーツが暑くてたまらないし恥ずかしい。次に買ったのは迷わず私の靴でした。
バルセロナといえば、定番はサグラダファミリア、グエル公園、ピカソ美術館あたりでしょうか。
一応人並みに見物致しました。
感動ですか?ええ、もちろん素晴らしかったです。いつまでも見上げていたいくらいでした。
砂の城のような気の遠くなる建築は、永遠に未完でしょう。


そして私が今回一番行ってみたかったのは
奇岩ニョキニョキのモンセラMonserratだったのです。

バルセロナから北西に車を走らせるとやがて見えてくる雪を抱いたようなつるつるの岩山。
青空にそそり立ったこの景観が妙で違う世界に迷い込んだような気になるんです。

天気はとてもよいのですが何せ山の上だけあって風が強くて寒い寒い!

麓からロープウェイで一気に昇ります。
グググッと上がって着いたそこは
小さな町のようになっていて
ベネディクト派の修道院があります。

↑これは、絵葉書。
上から見るとこんなです。


ここで最も有名な黒いマリア像。
その昔、イスラムの侵略からカタルーニャ地方を守ったと言われるいわば守り神。

蝋燭の炎に焙られて長い年月の末黒くなったとか。

修道院横には、博物館がありました。
1Fが絵画。
2Fは、エジプトコーナーとメソポタミアコーナーに分かれていて
あちらから持ってこられた戦利品の数々が飾られていました。

上のミイラさん、なかなか迫力があったです。
静かなクリスマスのミサをそぉ〜っと聴いてきました。


あたしだって思考する@:モンジェイクの丘でハアハアしながら考えた。

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