りとる・えっせい 1999

見つけた、安いコーヒースタンド   (1999.1.7)

 静岡の伊勢丹へ行く時、いつも利用する両替町の駐車場、近くに「クロワッサンの店」とかおいしいケーキ屋さん(very berry)とかシックな喫茶店(Oak)とかがあるのだけど、昨年暮れに「ん?!」――こんな店あったっけ?? 駐車場から伊勢丹へ向かう途中(Oakの向かい)に小さなパン屋さん発見!!

 帰りに寄ってパンを買ったとき、2Fが喫茶コーナーになっていて、そこで買ったパンを食べることができるということを知る。さっそく2Fへ。こぢんまりしたスペースで、なにしろコーヒーが安い(200円)。西武の「カフェ・ノバール」(カフェオレがおいしかった。なくなっちゃって、がっかりしてた)の代わりを見つけた、とうれしくなった。
 
 パンもおいしい。なんといっても「スイートマロン」320円が最高で、それ以来このパンが頭から離れない(たっぷりの栗と、マロンクリームが練りこんである!)。これを買うために静岡へ車を走らせてしまいそうだ。(レーズンとナッツのパンも、こぼれ落ちそうなくらいたっぷりはいっているのである。実際、こぼれ落ちる) お店の名前も「クリヤ」というのである。

 

トイレで学校が変わる!!

 TVで特集やってのだが、どこかの町で学校のトイレを明るくきれいにしたら、以前はドアがしょっちゅう壊されていたのが、なくなったという。生徒たちもきれいに大切にするようになった、と。
 なるほど―!!と納得してしまった。これよ、これ!! 学校のトイレって汚くて用を足すことができなくて、家へ帰ってきてから…って子が増えてると思うけど、やはり学校のトイレもきれいでなくては。私も中学時代、トイレへ行くのがどんなに苦痛だったか。なにしろ木造で汲み取りだったからねー。いまだに夢に出てきてうなされるくらい(?)だ。今じゃそんなところもないでしょうが。

 とにかく、その市では4億をかけて市内の小・中学校のトイレを改築したそうだ。洗面台もきれいで大〜きな鏡。ホテルみたい。(しかし、なぜかトイレは和式なの。ウオシュレットのついた洋式はひとつだけ。せめて暖房便座の洋式にしてほしいのに、何故、何故和式なの? いまどきの子どもって、小学校で初めて和式トイレに対面したりするんだよね。) 

「愛されているのかどうか、わからない」   (1999.1.30)

 …と、結婚7年めだったかの若い奥さんがTV番組に相談を持ちかけてきて、それでは、と家の中にいっぱい隠しカメラをしかけ、奥さんがだんなさんに「別れたいんだけど…」と話を切り出す。そのときだんなさんはどんな反応を示すか?という実験をする。

 ――というのが、先日晩ごはんを食べ終わってみんながTVに注目し始めた時にたまたま始まってしまった。
 う〜ん、あんまり子どもが見るもんじゃないなあと思いつつ、「趣味悪いねー。」「人をためすようなことしちゃいかんねー。」「だんなさん、かわいそうじゃん。」などと言いながら、みんなで見守ってしまった。
 だんなさんはおとなしそうな人で、突然奥さんから「別れたい」と寝耳に水のこと言われて、ボーゼン。わけがわからず、そのうち泣き出す始末。…それでもまだ「愛されてるって感じられない」という文字が、TVの画面に出てくる。さすがに子どもたちもあきれてた。

 そのうち七海が言ったこと。「愛されているかどうかわからないなんて、お母さん、そんなこと考えたこともないでしょ!」「…!!」――そんなセリフを七海から言われるとは! しかし、その通りだったので、「そーだよ、そんなこと、考えたこともないよねー、わはは!」でした。(ドキッ*)


10年ぶりのお茶会だー!!   1999.2.14 パルシェ7Fのお茶室にて

 七海がおなかにいた時いったん休み始めて今日まできてしまったから、約10年間もお茶の世界から遠ざかっていた。
 その間もずっと途切れることなく、長谷川先生(静岡のお茶の先生)はお茶会があればお誘いの電話をくださっていた。ところが、そのお茶会の時期になると私は風邪を引いて行けなかったのだ。
 しかし今年こそ…! ところがその数日前から風邪を引いてしまい、咳が止まらない。あ〜またか、と思ったけど、当日の朝は具合がよく、咳止めを飲んで静岡へ向かった。

 お茶仲間のMさんに当日のことをE-mailで問い合わせ、彼女に会うのもとても楽しみだった。お点前はすっかり忘れているので、着物を着ていってもお手伝いができないし、へたに水屋にはいったら足手まといになると思い、お客さんだけして帰ってこようと洋服で出かけた。

 エレベータに乗って7Fで降りると、最初に会ったのがお点前を終えたばかりのNさんだった。
 …懐かしい!! 全然変わってないじゃないですか。Nさんは私がお稽古に通っていた当時、唯一の男性だったが、本当に熱心にお稽古をしていらした。すっかりあの頃に戻ってNさんと立ち話をしていた、そこまではよかったのだが、その先に私は進めない。受け付けでどんな挨拶をしたらよいのやら、はたと困ってしまったのだ。

 しばらく迷った末に思い切って和室をのぞいてみると、受付のところに3,4人。その中にMさんの顔が。
 ほっとした。それに、落ち着いて見ると、受付にいらした先生たちは、お茶会のときいつもお世話になっていた先生たちだった。10年もたっているのに、全然歳をとっていない雰囲気。不思議な気分になってしまった。
 待合室にはいり、掛け軸を拝見してしばらくすわっていると、少しずつ少しずつ、からだがお茶会のあの雰囲気に馴染んでいくみたい。まわりはみな、上の先生ばかり。久々に緊張した。頭の中、何をどうするんだっけ?とぐるぐるまわってる

 さて、本席へ…。
 いよいよ。どうすればいい?! とにかく、隣の人のまねをしよう。
 しかし心配するまでもなく、私があまりにキョロキョロしていたためか、動作がぎこちなかったせいか、茶室に入る前から「これはこうするのよ。」と後ろにいらした先生が教えてくださった。――そーか、まだ始めたばかりで知らないんです、という態度でいけばいいんだ。は。しかしそれも情けない。かつてはこういうお茶会でお点前もしたなんて、誰も信じてくれないだろう。

 4畳半の狭い茶室に15、6人もすわっただろうか。ぎゅうぎゅうで、それも幸いだったかもしれない。
 そして、久しぶりにお会いした長谷川先生のお姿! 私は「本当に変わっていない!!」とびっくりしてしまった。すごいパワーだ。私などよりずっとフットワークも軽く、進歩的な考え方をする方で、私は心から尊敬しているのである。
 会が進んでいくにつれて、だんだんからだが思い出したって感じで、違和感も消えていった。やはりお茶はからだで覚える部分が大きい。

 ものすごく緊張したけど、先生、それにMさん、Nさんに会えたということ、久々のお茶会、私にとってはいい刺激になった。お手伝いもしないのにお弁当までいただいて、JRに乗って帰る道すがら、誰かにこの気持ちを話したくてたまらなかった。お茶のお稽古にもまた通いたい。

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