私の毒舌日記(新年特別号)(目指せ、読者100万人) 頑張れ富士市ペーパーズ

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2/1  徐々に回復中 もうすぐ毒舌に戻るぞ
1/26 今日は1日中の進路検討会

 という表題そのものが我が某F高校で行われる.本当に朝から深夜までらしい。もちろん、詳細は書けない。ここに某F高校の秘密が濃縮されている。
 ほかの学校でも、こんな検討会があるのかね。誰か教えて、少なくとも長泉ではなかった(あたりまえか)
 この某F高校の秘密を覗き見したいが為に、他県から、続々学校訪問にやってくる。来週は3日連続接係り(お茶汲み)をしなければならない。
 今日は一日中、書記係りだ。
1/25 高山正之「情報鎖国・日本 新聞の犯罪」をよむ

 ときどき、こんなことを生徒に教えて一体何のためになるのだと思う。つまり憂鬱になる。 その原因がこの本である。ショックを受けている。「ミツビシ自動車セクハラ訴訟」・創氏改名・東チモール問題、ポルポトのカンボジアなどのことで、「新聞がわざと報道しなかった事実」が何と多い事か!この本を読んだ前後で、授業での取り扱いが一転するような事も出てきた。東チィモールなどがそうであるが、俺は一体何を教えてきたのだろうと考えさせられた。
それにしても、日本は本当に情報鎖国の国である。新聞は当てにならない。
 この高山氏は産経新聞記者ではありますが、近頃の産経新聞の論調とは、はっきり視点が違う。今の産経は、「アメリカべったりポチホシュ」(小林よしのり氏の言葉、サピオの今週号を見よ)の立場を貫き続けている、これだと、高山氏の社内での居場所がないのではと心配もしてしまうほど、痛烈な本である
1/19 さて、センター試験です。
 自分の勉強したい事とは無関係に社会の荒波に揺られて漂う高校3年生の皆さん、今日は少しだけ自分の人生を決める第一日目です。頑張ってくださいね
 
しかし、センター試験とは何なのだろう 数学や化学や物理のマークシートはそれなりに意味があるのだろうが(確か、0〜9までの数字しか書いていないはず)、英語国語社会は、ただ正答を選べばよいのである。問題作成の偉大なる教授は、一生懸命、間違っている答えを3問も作文しているのである。

 ところで、数学・化学・物理と英国社の違いってわかる?前者は大学での研究が世界で通用している分野、後者は世界では全然通用していない、ローカルな日本のお勉強、差が出るのも当たり前だろ。

大学受験の理想は、英語と古典と社会の素養がなければ分らない、数学化学物理のテストということになるだろう。

今日は短いけど、中身は濃いな
 1/14 続お勧め本 
ということで、今回もお勧め本の続き、何か正月からどうもアドレナリンがでない。世の中は大変なことばかり、ダイエーは潰れそうだし、北朝鮮は今年大激震が起こりそうだし、中国も危ないらしい。世の中毒舌で斬りたいことばかりなのだがどうもアドレナリンがでない。でないと書けない。ということで本の紹介でお茶を濁しているのです。

@平気でうそをつく人たち Mスコットペック 森英明訳 草思社 2200円 大ブームである。この本によると、強固なナルシズムを持つ人(邪悪な人)は、自分の立場を満足させるためだけに、弱い立場の人に責任転嫁をしやすく、その因果で弱い立場を貶めていくのだそうです。もしかすると、我々教師の立場も、立場だけで、その危険な状態に陥りやすいわけですから、この本は、人の上の立場に立つ人は必読です。そういえば、自分のナルシズムだけで仕事をしている奴がいるよな・・・・・・俺だよ

Aゴーマニズム宣言 戦争論2 小林よしのり 幻冬舎 1900円  これは、いまさら紹介するまでもあるまい。しかし、実のところこのゴーマニズム宣言という連載ものがどこまで広く世間に知られているのかには疑問が残る。我々の業界ではこの本はダブー視されているようで、なかなか話題にのぼらない。同じように他でも話題にすらならないのか、もしくは他の業界(子供の世界を含む)では大々的な反響であるのに教員間では無視されているのか、が、掴みきれない。

僕のような思想・立場であるのならまあ当然、全著作を買い、読む。昨年までに出版された小林よしのりものはすべて、長泉高校に寄贈してきた。おーい読んでいるか? このようなことが今の某F高校で出来るのかどうか、不安だ。
 
そう言えば、先日、とあるなまいきな生徒から「静岡県の教員で一番右翼」と言われたが、右翼にも色々な考え方があることを知っているのだろうか。まず、右翼とは純粋な保守主義を指す。つまり「日本が大好き、日本が一番」が根底にありその結果として何やら偽善的な後から取って付けたような思想を否定する。例えば「人間は生まれながらにして平等である」などという思想である。平等であることなど決してない。愛子様は、今後その他の子供とは決して同じではない道を歩むはずだ。

しかし、ここに世界情勢が入ってくるとややこしくなる。アメリカとの軍事同盟推進右翼と民族独立右翼の立場だ。もしかすると亜細亜人種系右翼というのもあるかもしれない。軍事同盟推進派の右翼の大親分が中曽根元総理である。民族独立派の中心が野中広務だ。野中は日本と亜細亜の全ての裏を握っている
また、右翼の一部には亜細亜は団結して白人に対抗するべきだと考えているかも知れない。石原莞爾みたいな人だ。

今は軍事同盟推進派右翼が一番勢いがいい。産経新聞はこの派閥に乗っ取られた形になった。

が、小林よしのり氏はどうやら民族系右翼だろう。やっとこの軍事同盟推進派右翼にゴマーンをかまし出した。彼らを「ポチ・ホシュ」とよんで蔑視している。

かくなる私は、というと、完全民族主義派右翼である。「日本が一番、静岡が一番、富士市が一番、家族が一番生徒が2番」したがって、自衛の軍備は賛成であるし、治安出動はどんどん行うべきだという立場であるが、あとは、税金は少ないほうが良く、もともとの男女差があるのだから男女差別論者であり、福祉は自分でやるものだと考えているのである。

この話はいつも長くなるで、このへんで

1/9 お勧め本
  ということで、正月はなにもしなかったわけでもない。少しは読書もしていた。この冬、読んだ本の中でお勧めの本を2.3紹介しよう。
    
@日垣隆全著作  これは、作者のHPから直接購入した(御土産とサイン付き)、どの本を読んでも、我々教員と学生と親にとっては有用なものだ。年末の政経の授業は日垣隆一色になってしまった。

A「だから教授は辞められない」大学教授解体新書 川成洋編 ジャパンタイムズ 大学教授の堕落を告発した本。よく世間でいわれ、また、事実でもあるのだが、世界の中で日本の大学の評価は低い。なぜか、世界の中で論文が評価されていないのである。なぜか?文科系の教授達が英語で論文を書いていないからである。 この事実がわかった(今ごろ気づくのもどうかしている)だけでも1400円の価値はあった・

B大学図鑑!2002 ダイヤモンド社 今日学校に再び持っていき13HRに置いておこうと思う。 全国の受験批判者に言っておきたいが、高校生は偏差値だけで大学を選んでいるわけではない、

C数学嫌いな人のための数学 小室直樹 東洋経済新報社 もうこのごろずっと平積みになっていますな。小室先生の文章の書き方はくせがあってとっつきにくいのですが、20代から30代にかけての、居酒屋で「だめだよ日本は・・・・・・・」と愚痴をこぼす男の必読書。これは数学と経済学の論理学の本です。
高校風にいうと数学と社会と国語の本ということになる。そうです。全ての学問の根っこは同じです。

D流血の魔術最強の演技 ミスター高橋 講談社 ミスター高橋って、あの新日本プロレスのレフェリーですよ。帯には「日本にプロレスが誕生して以来の最大にして最後のタブー」とある。これだけでも興味がそそられる。「どうせプロレスはヤラセだろ」と構えている奴に「そのヤラセをどのようにカッコ良く、真剣に感動的にみせるか」を教えている。
 とにかく、今の日本で最大の謎めいた人物はアントニオ猪木である。ナンバーの最新号は猪木特集で、12/31は「イノキボンバイエ」の猪木祭りで、1/4は新日東京ドーム興行でとアントニオ猪木をよく見かけた。とにかくカリスマ性だけで生きている。このアントニオ猪木は絶対、社会学と心理学と宗教学の研究対象になるはずだ。冷静にルポする作家が欲しい。 佐野真一先生にお願いしたい。        
 1/6  正月も終わり

  もう、終わってしまった。正月が、毎年毎年正月の終わりが早くなる。 昔はもっと、初○○とは初××とかがいっぱいあって楽しかったような気がするが
 この頃は、日常に戻るのが早すぎる。この原因の一つがコンビニだ。正月くらい休めよ。

 だんだん、正月らしい風物詩が失しなわれていくが、嘆くこともない。どんどん新しい風物詩を作ればいいんだ。我が家での正月の風物詩は何と言っても、「プロスポーツマンNO1決定戦」である。元旦の夜、ケインと室伏の一騎打ちに大歓声をあげることがなによりなのだ。

 毎年、富士宮の実家に年始の挨拶に行くが(酒を飲むだけ)その帰りに見る富士市の姿が美しい。365日の中で一番美しい。何といても工場が操業を停止し煙突から煙がひとつも上がっていないので、空気が綺麗なのだ。あの駿河湾から富士の裾野を渡り、富士山頂まで見渡す景色は金になる。もっともっと富士市は、観光に力を入れてもいいんでないの。
 しかし、「こんな綺麗な富士市が毎日あればいいよね」という偽善的会話には反対する。富士市に煙突があればこそ、みんながお尻を柔らかい紙で拭くことができるのだ。環境とはそういうものだ。 熱帯雨林の伐採を止めろだとか、もうこれ以上二酸化炭素をだすなとかいうのは全く偽善だ。これは、「今、貧乏で不自由な生活をしている人種はそのまま不自由でいろ」と言っているのと全く同じ言葉だろう。
 我が富士市民は、日本人ののお尻を柔らかな紙で守ってやる為に、煙突の煙を我慢しているのだ。尊敬せよ。そして、一年で正月のこの時期だけ、美しい
空を眺めて感激しているのだ。もっともっと尊敬しろよ。

 この、毒舌日誌も2年目を迎えた。やるぞ、いつまでも
 1/3 しばらくこの壁紙で行きます。許してください。
 ということで、12月の後半からやたらと忙しく。HPの更新もままならなかった。が、しかし、いつまでもジグソーパズルばかり作っていてもしょうがないので、
(つまり、ジグソーパズルのためにパソコンの前に座れなかったのである。これも子育てのうち)少しばかり正月らしき話題を書く。
 
 @自慢ではではないが今年も紅白を見なかった。 当然でしょう。僕はNHKを見ないことにしている。これだけ民放が発達した現在に国営放送らしき放送   局が娯楽番組を作る必要があるのか?。もう紅白歌合戦とやらの歴史的使命は終わったと考えて良い。
  逆に、裏番組のなかで傑作だったのがテレ朝系で21:00からやった「ビートたけしの世界はこうしてダマされた!?、禁断の裏側大暴露 超常現象丸秘フ  ァイル」という暴露番組である、空中浮揚だとか目隠し運転だとかのトリックを全て暴いて見せたのだ。
  良く考えれば、この手の番組をやるほうがよっぽど教育的でないかなNHKよ。
 A 1/1はスポーツマンNO1決定戦を見てしまった。これはとても良く出来た番組だ。楽しい。
   エスパルスの皆様、天皇杯優勝おめでとうございます。これからも、エスパルス一筋で応援します。相変わらず平松はイイ選手ですね。
   しかし、日本のサッカーにとってこの時期に天皇杯を行う必然性は全くない。秋から冬にかけてのシーズンはリーグ戦主体の欧州方式で行くべきだ。
   そして、真夏をオフシーズンにすれば良いではないか?
   だいたい、選手契約の真っ最中にカップ戦をやる意味がどこにる?
 B 1/2は料理の鉄人を久しぶりに見た。これも面白かった。
   逆にマリックの種明かし番組はそれほどでもなかった。   

とはいっても、正月は、日本人であることを強烈に意識させる
  「神様を信じない」「俺は無心論者」とかいっていきまいてる若い連中がいる。そういう奴らでも正月というのはやはり特別な気分だろう。
読者の皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年の毒舌日記の目標は 5万のアカウントです。みなさん宣伝して宣伝して宣伝しまくりましょう。