私の毒舌日記(バレンタインスペシャル)(目指せ、読者100万人) 頑張れ富士市ペーパーズ
2/27(水) もうすぐ卒業式。 ということで、ここはひとまず一般的な話題。3/1は卒業式である。小中学校の場合は18日ころなのに何で今は3/1なのだろうう。一応、文部省令だかで 卒業式は3月にと決まっている。ならば、さっさと追い出してしまおうということなのか?けれど、3年生はまだ、国公立大学入試の真っ最中である。国立大前期の合格もは発表されていない。素直に喜べない儀礼的な卒業式である。 その卒業式の恒例というのが祝電披露であるが、前任校では2年生の担任をしていたので、その子供たちが卒業する。立場上、祝電を出さねばならない。もと担任の電報は読まれるというのが慣例なので、出せば読まれる。しかし、いまどき「電報」制度そのものに意義はあるのかね?電報事業に関する コストは、すべて、冠婚葬祭の儀礼のみに使われているんだ!!!もう、NTTも撤退したら。 ということで、今回は前任校にメール&添付ファイルの形式で。A4版サイズで出しておいた。これは「愚」とか「非常識」と判断されるのか?「革新的」「当然」と評価されるのか? Tommy流の踏み絵である。 |
2/22(金) グローバルネットに相互リンク 我ながら、凄いことになってきた。ここのHPでもリンク先で「必読」としている「グローバルネット」のコラム欄に、T教諭として紹介されてしまった 戦っている教師がいる。T教師としておこう。彼から4ヶ月ほど前メールを頂いた事が始まり。昨日もメールを頂き彼をご紹介したいと思った。まず、「11.15」・・・・・・遂にやってしまったという感じ。プラザ合意を此処まで露骨に授業する教諭は「絶賛すべき大馬鹿野郎」である。完全に戦っているっ。素晴らしい。また、特に1.25以降全てをご覧頂くとそのユニークさには目を見張るし、多少心配になってくる。なにしろ、「アフガン暗黒回廊」を授業でやってしまっているのだから、、、、、。こういう先生から授業を受ける生徒は幸せだ。彼らの中からこの国の仕組みを知り、疑問をもってくれる日本人が一人でも多く生まれるのなら、これほど素晴らしいことはない。 政治にはいろいろな拘束、駆け引きが多すぎる。政治が変わらないのなら、今から明日の日本人を育てていくしかないのかも知れない だそうである。とうとう「素晴らしき大馬鹿野郎」になってしまった。「多少心配になってくる」そうである。どうしよう? しかし、ここがふんばりどころだ。小市民として健気に生きるか、このまま突き進むか? もちろん、突き進もうではありませんか! そういえば、この毒舌日記のはじまりはそもそも、授業を(特に他では手に入らない僕独特のネタを)皆様にも公開しましょう という趣旨であった。 時間がゆるす限り、突き進みましょう。 最近(3日前)に管理職の方から、HPのトップページ言葉に関してお叱りを頂いた。このことは大変反省をしております。が、こと この日記に関する限り、どの方々にも有益であると思う。 上で紹介した通り、11月に行った、「プラザ合意」の研究授業のことに触れられているので、この研究授業の部分を、傑作編にのせた。そして、改めてもう一度自分でも読んでみたが、 実は大変なことに気づいてしまった! このプラザ合意のカラクリを暴く過程で、生徒に教えた「購買力平価」の考え方が、何と、今年の政治経済のセンター試験の問題として出題されている ではありませんか!!!!(センター試験をやっているときには全く気づかなかったのは相当の健忘症だ、僕も) この「購買力平価」の概念は、教科書に意識的に書かれていない。僕の使用している資料集にも書かれていない。では、何でセンターの問題として出てくるか。 奇想天外は妄想かもしれないが、もしや、パクられたのでは・・・・・・・・・・・・・? センター試験を作るような偉大な方に、読まれているのでは? なんちゃって、でもありえない事ではない。 |
2/21 やっと判った! センター入試(政治経済)の真実とその他色々 わかりました。とうとう判りました。センター入試(政経)の真実なるものが。いまから、ワードのメモ帖に書いておきます。しかし、このネットで公開できるかどうかは解りません。昨日も書きましたが、今、インターネット世界の、楽しさと恐ろしさの両方を実感しています。恐ろしさから言えば「ある方面」から抗議が来た事(ネットを見るならメールで欲しい)。「楽しさ」でいえば、このセンター入試の疑問に反応があったことです。実は、リンク先でもお知らせしている「グローバルネット」の主催の方からもご丁寧な返事を頂きました(僕から直接メールしたのだけれど)。実は、我が某F高校では先生方の論文、紀行文・研究論文などをまとめて発行している雑誌があります。1年に一回、今がその原稿募集の真っ最中です。何を血迷ったか、僕に原稿の依頼が来ています。このHPの別コーナー(かるた関係)で掲載した文章が異様に好評だった(夜10時に、全部読んだ感動した、面白かったという電話が来たくらい)ので、それをまたまた、載せようかな、お茶を濁そうかなと考えていましたが。もう少し、このネット環境全てに関連するような記述にしようと方向転換したいと思います。 とにもかくにも世の中の発展は「情報公開」からなのです。 このネットというのは我々庶民が手にしてしまった武器なのです。鈴木宗男の様子を見てれば 良くわかりますが世の中「情報」を握ったものの勝ちです。今までは「極秘情報」を握った一部の人達が権力を握ることができた世界だったのです。 が、今後は「情報」をばらしたもの勝ちの世界になっていく事でしょう。例えばです、なぜ、日本の国会議員の偉い先生方は、外遊というと中国に行くのか?、そこで酒池肉林の接待漬けにあい、写真を撮られて、「はい、もう逆らえないよ」という状態になり、中国よりの発言をする。この構図を、一人でいいからばらしてください。これを正直に話す事で、世界は変わるのです。もちろん、命は狙われます。でも、話すべきです。 |
2/20 大学センター入試・政経の問題、徹底、公開討論(その5)
問い5 下線部Eに関連する記述として最も適当なものを、次の@〜Cのうちから一つ選べ。 |
2/20 大学センター入試・政経の問題、徹底、公開討論(その4) 問い4 下線部dに関連する日本の現行法についての記述として最も適当なものを、次の@〜Cのうちから一つ選べ ちなみに下線部dは労働基準法などの労働者保護法です。 @経営上の必要性がある場合には、使用者は法的な制約を受けることなく労働者を解雇する事ができる。 A労働者本人が同意すれば、使用者は法廷労働時間を超えてその労働者に時間外労働を命じる事が出来る。 B男女については平等な賃金が支払われている場合には、労働基準法の母性保護規定は適用されない。 C使用者は、労働者をパートタイマーとして就労させる場合、正社員との均衡を考慮してその労働条件を改善するするよう努める必要がある。 さて、解りますか?これは労働基準法の基本的な問題だそうです。@は嘘ですね、解雇には1ヶ月前に解雇の通告をしなければなりませんね。 Bも常識的にみて間違いだとわかります。正解はCです。でも、なぜAが不正解だか知っていますか?時間外労働を命じることが出来るのは、労働組合かもしくは労働者の過半数の同意がなければダメなのです。 これは、僕みたいな公務員ではなく、実際の会社努めの皆さんにお聞きしたいのですが、この労働組合もしくは労働者の過半数の同意の必要性など、ほとんど無視していましたが、やはり一般企業に勤務するとなるとこのような同意が実際行われているのですか?その場合、どのような場でどのように行われているのですか これは是非教えてください。 でも、この問題はそれほど真剣に考えなくとも正解が求められます。@〜Bの文章がどう読んでも、間違えているっぽいのです。そして、Cが正しそうなんです。労働基準法の問題だからといって法律の内容を難しい顔をして思い出そうとすると間違えるのです。あーあ |
2/20 とうとう来ました さて、一部の方々から、再三にわたって「このトップページの表現はやばい」との注意を受けておりましたが、とうとうある方面から厳重なる注意を頂いてしまいました。 もうここまでです。深く反省するとともに今後、なるべく下品な表現は差し控えるようにいたします。 この問題は、今後急速に発展しそうです。ということは多くの方面にご迷惑がかかることになりそうです。すみません、 つまり、下品な表記がヒット数を異常に増加させるという実験はある意味では成功し、そこに生ずる様々な問題が顕在化したということも証明されたわけです。 今後は、それを修正しまた新しいチャレンジをするつもりです。 |
2/13 大学センター入試・政経の問題、徹底、公開討論(その3) やっと、掲示板に反応があった。匿名様どうもありがとうございます。 大店法の問題の味噌は、AとBの文中にある「新たに」という言葉であった。 では次に行きましょう。 問い3 下線部Cに含まれる諸国の国内政治や対外政策に関連する記述として最も適当なものを次の@からCのうちから選べ ちなみに下線部Cは、第三世界という言葉です @UNCTAD(国連貿易開発会議)の設立総会では発展途上国の提唱によってNIEO(新国際経済秩序)の樹立に関する宣言が採択された。 Aアラブ産油国の原油禁輸措置によって発生した第二次石油危機は、先進国首脳会議(サミット)が発足する契機となった。 Bイラン革命の主な原因は国王が経済開発を犠牲にしてイスラム原理主義に基づく政策を推し進めようとしたことにあった。 Cマルコス政権下のフィリピンやスハルト政権下のインドネシアの政治体制は、開発独裁と呼ばれた。 さて、答えは?これは比較的簡単です。@は世代が全く違います。Aは第二次石油危機ではありませんね,第一次です。Bは逆ですイスラム原理主義の勢力によって革命がなされたのです。 Cが正答です。が、フィリピンやインドネシアの長期政権を開発独裁という言葉でレッテルをはっていいのでしょうか。「独裁」というとすぐ悪く考えがちな日本では、「開発独裁」というイメージによってマルコスやスハルトが完全に悪者にされてしまう。 確かに、マルコスの宮殿には宝物が一杯あって、それが民衆の手で暴かれていくというドラマチックな政権崩壊がテレビ中継されたために、マルコスは悪者になりました。 が、植民地支配から脱出し、先進国支配から一人立ちする過程で、有力独裁者の指導の必要性というのは歴史の必然ではありませんか。 マルコスやスハルトはこのままでは、独裁者として日本人の脳にすり込まれてしまいます。しかし、インドネシアがここまで発展したのは。先進国のつばぜり合いの中を、石油を武器に上手に立ち回ってきたスハルト政権のおかげです。 今、インドネシアは東チモール問題でも悪者にされようとしています。しかし、それも一方的な見方で、東チモールの独立を叫んでいたのは、現地のヨーロッパ人2世(混血の)達なのです。彼らはインドネシア支配の東チモールよりも父祖の支配する東チモールの方が都合がよいのです。 東チモール問題の本質は「インドネシア支配からの独立」ではなく「東チモールのヨーロッパ支配への回帰」なのですが,情報操作によって、巧妙にインドネシア悪者論となってしまいました。 センター入試もその片棒を担ぐのですか? だいたい、ミャンマーの問題にしてもそうです。スーチー女史は、今、世界のヒロインです。がミャンマー政府は植民地支配でずたずたにされた民族(分断支配によって)を国民国家としてまとめあげるために、鎖国的な国家建設をしてきたのです。 しかし、それに対抗したスーチー女史は、元イギリス植民地時代にイギリスの脇で威張っていた地元貴族の娘です。ここでも、「真の民族自立」VS「植民地時代への回帰」の構図があらわれます。 まあ、詳しくは「情報鎖国日本 新聞の犯罪」広済堂出版 高山正之著 を御読み下さい。 |
2/11 大学センター入試・政経の問題、徹底、公開討論(その2) 次は大規模小売店舗についての規制をめぐる問題です。正しいものを選べということです。 問い8 @大規模小売店舗法は、日米構造協議においてアメリカ側から見直しを要求された。 A大規模小売店舗法は、1990年代に改正され出店に際して事前に地域で説明や協議をする制度が新たに設けられた。 B現行の大規模店舗立地法では、営業時間と休業日数に関する規制が新たに設けられた。 C現行の大規模小売店舗立地法では、交通・騒音など周辺の生活環境に関する規制が撤廃された。 どうですか皆さん、解りますか?そもそも「大店法」が現在は名前が変わっていることを知っていましたか 僕は知りませんでした。政経の教科書や参考書にも書いてありませんでした。 受験生に「現代用語の基礎知識」を暗記せよとでもいうのでしょうか。 これ、正解は@なのですが、AもBも正しいようにみえます。なぜABが不正解なのか、誰か教えてください。 それとも、ABが正しく見える僕が非常識なのですかねえ。しかし、「日米構造協議」というのも何か変な言葉ですね。 これ意訳ですよきっと。 |
2/10 大学センター入試・政経の問題、徹底、公開討論 最も適当なものを次の@〜Cのうちから一つ選べ。 @ 国家の租税収入を確保するために、一定の製造量を見込める事業者に限り酒類製造免許を与える。 A 中小の下請け企業の資金繰りを確保するために、下請け代金を速やかに支払う事を親企業に義務付ける。 B 家屋の借主を保護するために、賃貸借契約は更新されないことを原則とする、 C 飲食による衛生上の危害の発生を防止するために、一定の設備を備えた店舗に飲食業を許可する。 さて、この問題です。下線部は経済的弱者保護という言葉です。味噌となるのは、施策の例であること。 つまり、この世にあってもなくてもよいことです。 @は間違っているとすぐにわかります。弱者を保護していませんから、Cも不正解です。弱者保護とは意味が違います Aが正解です。しかし、こういう義務付けは現在行われているのですか?、商法とか中小企業基本法にあるのですか? 義務付ける以前に、代金を速やかに払わなければ、法律違反ではないのですか? BはAが正解ならば、不正解です。でも「賃貸借契約は更新されないことをを原則」とはまさしく弱者保護ではないのですか? 借主としては、急に家賃が上がったら大変ではないですか!そのようなことを言っているのではないのですか? 「賃貸借契約は更新されない原則」とは、ずっと昔からあることなのですか? 読者のみなさん。誰か、「賃貸借契約は更新されない原則」を教えて |
2/8 俺はセンター入試が出来なかった いまさら、ばらしてもしょうがないが、私は高校の政経の先生である。これで15年間飯を食っている。今まで、進学校に勤務したことがないという経験を割り引いても、それほどバカではないと思っていた。が、今年のセンター入試の政経の問題が全然解らなかった。正確に言えば、全く解からない問題が4題くらいあった。もっと正確にいうと、4択の選択肢で、正解らしきものが2つあり、どちらも正解のようで困ったのが4題ほどあったということである。 これが、この頃体調の悪い原因の一つでもある(本当に動悸がする)。このことは、私の職業的基準からすれば大恥なことである。2、3の親しい先生には 漏らしたが、その後、は黙ってこそこそ、調べものをして理解しようとした。が、先日、予備校の営業の人との雑談中(こういう職業の人と教科書会社の営業と旅行者の営業のひとくらいしか学校には来ません)、「名古屋の先生も今年の政経の問題は悪問だ80点くらいしかとれない」と言ってました。となった。なんだ、俺だけではないじゃん。悪いのは問題の方ではないかい。そうだ、やはり問題が悪いのだ。ならば、この問題を僕のHPで公開で検討してしてみようと閃いた。全国の愛読者のみなさん。中には大学教授やトップビジネスマンもいらっしゃるでしょう。是非何かしらのリアクションをお願いします |
2/7 HPの背景を転送するが上手く行かないので、次の仕事に取り掛かれない。 この問題が一段落したら、今年のセンター入試問題を斬る(俺は出来なかった)を連続でやる。 |
2/5 アフガンの真実 @ 9月11日、突撃した3機の乗員乗客名簿は依然とした公表されていない A 3機の機体に必ず内蔵されていて飛行機事故のときには必ず話題になるブラックボックスが未公開である。 B すぐにハイジャック犯人として、名前の挙がった人物は、世界各地でのアリバイがあった。 C なぜ、あれほど上手に突入できたか? D 貿易センタービルの飛行機が狙った階にはFBIのダミー会社があるらしい。 E 貿易センタービルに入居していたユダヤ系の会社の社員には「9/11は出勤しなくてもいい」というメールが届いていた。 F 貿易センタービルの死亡者の数(の発表)がどんどん減っている、つまり、あまり入っていなかったことになる。 以上が9/11事件での謎である。 次は @ ブッシュ家(テキサスの石油財閥)とビンラディン一族(サウジアラビアの財閥)とは昔から取引がある。 A アメリカ政府とタリバーン政権とでは秘密裏な交渉が頻繁に行われていた。 B それは、中央アジアからアフガニスタン、パキスタン経由のパイプライン敷設の問題である。 C この交渉は決裂した「これでは戦争になるぞ、(テロを)やれるものならやってみろ」というのがアメリカの捨て台詞であった。 D つまり、ブッシュはテロをあらかじめ予期していた。 では、なぜブッシュが9/11にあれほど慌てふためいたのか @ 飛行機の突入は、アメリカのスーパートップシークレットである、ある秘密が使われた A その秘密がテロ側に流失したのブッシュが知って、彼は慌てたのだ。 B その秘密とは、(アメリカの)民間機には遠隔操縦装置が仕掛けられているのである。つまり、ハイジャックの犯人は地上にいて、プレステみたいなも ので操縦していたのだ いつのまにか、テロ対正義の構図は、タリバン対アメリカの構図に摩り替えられた。この変化に全てのマスコミは協力した。日本で一番目立ったのは産経新聞である。 @ そして、タリバンは負けた。 A ビンラディンはまんまと逃げた(これは絶対裏取引である) B アフガンに新政権ができた。この新政権のカルザイ議長はブッシュ一族が経営するテキサスの石油会社の重役である。 C 貧乏なアフガンを代表する人物がなんであんな高そうな服を着ているのだ。 いつのまにか、アメリカの意のままになった。 @ 今後、日本の援助金はパイプライン敷設のために邪魔な地雷の除去に使われる A このパイプラインプロジェクトに一枚噛んでいる日本企業は伊藤忠商事である。 B 伊藤忠商事の政界代理人が「鈴木宗男」なのだ、 この真実をもっと詳しく知りたい方は「アフガン暗黒回廊」 浜田和幸著 講談社 1600円を読んでください。 某F高ではすでに大人気。 ちなみに「講談社」と「小学館」はアメリカの手先ではない |
2/4 アフガニスタンの真相がようやくわかった ということで、この頃の授業のテーマはこの表題です。全部のクラスで披露したら、ここにも書きます |
1/25 高山正之「情報鎖国・日本 新聞の犯罪」をよむ ときどき、こんなことを生徒に教えて一体何のためになるのだと思う。つまり憂鬱になる。 その原因がこの本である。ショックを受けている。「ミツビシ自動車セクハラ訴訟」・創氏改名・東チモール問題、ポルポトのカンボジアなどのことで、「新聞がわざと報道しなかった事実」が何と多い事か!この本を読んだ前後で、授業での取り扱いが一転するような事も出てきた。東チィモールなどがそうであるが、俺は一体何を教えてきたのだろうと考えさせられた。 それにしても、日本は本当に情報鎖国の国である。新聞は当てにならない。 この高山氏は産経新聞記者ではありますが、近頃の産経新聞の論調とは、はっきり視点が違う。今の産経は、「アメリカべったりポチホシュ」(小林よしのり氏の言葉、サピオの今週号を見よ)の立場を貫き続けている、これだと、高山氏の社内での居場所がないのではと心配もしてしまうほど、痛烈な本である |