私の毒舌日記・6月・7号 World Cup monthブラジル優勝おめでとう
(目指せ、読者100万人) 頑張れ富士市ペーパーズ

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7/1(月)7月ですがページを更新せずこのままでいきます。

管理人の多忙と少しの怠けによって7月もこのページです。またひまができたら更新します。しばし、我慢を(誰が我慢しているの?、つまりは管理人が我慢しているのです)



6/29(土) あるMLに載せた文を貼りつけます。(1年の授業でやったことですよね

「日本人の宗教感覚とは」
@もちろん一神教ではない
A多神教である(この多神教は3つの一神教をのぞき世界共通の原始宗教である)
B多神教の神々を分析すると、次の2通りに分類されるA自然崇拝に関するもの、B先祖崇拝に関するもの
CAの自然崇拝に関しては、富士山のような御神体、正月の御備えが火の神(台所)・水の神(トイレ)などに奉納されるという例がある。一番端的な例は床の間である。我々日本人は床の間を、「縄文の名残をのこす人工的な自然空間」として家の中に造ってきた。ここに御備えのお持ちを供するのである。
Dそして、重要なのはBの先祖崇拝が、仏式かもしくは神式で行われてきたことである。日本人は仏教徒かはたまた神道の徒か?という議論があるが、どちらも違う。正しくは「日本人は先祖崇拝を仏式かもしくは神式で行ってきた」のである。
E多くの場合、近隣の先祖の場合は仏式で弔われる。しかし、特有な人の場合は神式で弔われるのである。
F神式で弔われる(奉られる)ケース。その1 無念な死をとげ放っておくと怨霊になってしまうもの。その2 歴史上のヒーロー であり、1の例として学問の神様菅原道真公があげられ、2の例として日光東照宮や明治神宮があげられる。
Gそして、最後に、明治以降の近代において一番「無念な死」をとげた人々は誰なのか?当然、軍人さん達でしょう。若くして国のために命を捧げた英霊。だから靖国神社なのだ。、
日本人の宗教とは、○○教徒ではなく、自然崇拝と先祖崇拝の渾然とした非常に原始的な宗教を今に伝えているのです。
今の政権を維持するために前政権を総て否定する中国人の感覚(歴史上いつも)にはもともとついて行けないのです。


6/27(木) 株安・円高
 どうも、世界同時不況がやってきそうだ。アメリカのバブル経済が、音をたててはじけていく。本当なら某F高はもうすぐ期末テストなので、テストの作成で忙しいのだが、どちらかと言えば(当たり前)、世界経済の動きの方が優先順位が高い。副島隆彦先生は、2003年に世界同時
不況がアメリカを発信源として始まると早くから言明しておられたが、どうやら本当にそうなってきた。

 そろそろNYの平均株価が9000ドルを割り込み8000ドル台に落ち込む様相である。8000ドル台というのは、アメリカの大手証券のモルガンがアメリカの株式の取引から手を引いたときの株価である。つまり、NYの株価10000ドル代などは、一流の証券会社では怖くて手が出せないくらいの異常な高額だったのである。

 クリントンが大統領に就任した時点での株価は3000ドルであった。そこから、アルゴア副大統領とビルゲイツが手を組んだ「スパーハイウエイ構想」によってITバブルがはじまりこの10年間の異常な株高が実現した。
アメリカ人はそれほど預貯金をしない。資産は直接投資になびく。もしここでアメリカの株が危ないとなれば、一気に売りかけてくるだろう。そうするとアメリカ株価の下落はすさまじい勢いで進んでいく。

 アメリカ経済がダメになるのが明らかなので、アメリカと関係が深い日本企業の株価も下落している。株式は全面的に売りの展開だ。ではその売って得たお金で世界の投資家たちは何を買っているのだろう。

 円である。だから円高なのだ。なんで円を買うの?日本株ではない。もしかしたら日本の国債ではないか
ここからは推論であるが、1ヶ月ほど前、アメリカの格付け会社ムーディーズが日本の国債の格付けをまた一段下げた。格付けが下がると、利率が上がる(高校生わかる?)これをわざと行い、高い利率で推移している日本国債を、チャンスとばかり買っているのではないだろうか

 アメリカには悪いが、今が日本経済再生のチャンスである。世界で金が余っているのだ。アメリカにくらべればまだ日本の方が健全なのだから今後、必ず日本に資金が流入する。いまだ、今こそ、公定歩合をあげろ! まともな預金利子をつけろ!

 金融の世界で利子のつかないお金の流れなどありえない。この異常な低金利こそ日本不況の現況だろう。銀行だけが儲かるこの低金利を早くやめろ。今がチャンスだ。
 しかし、ここで日本が金利をあげるとますます日本が栄え、アメリカの資金が日本に流入する。アメリカはそんな政策を許さないだろなあ

 もしかしたら、ブッシュのことだから、この不況をふっとばすために、また(!!!!!)戦争をはじめるかも、相手はイラクでしょ・・・・・・・・・・・・
こういう事をグローバリズムというのだ。
 高校生諸君。くれぐれもグローバリゼーション=世界の一体化などの綺麗事に騙されてはいけない。


6/27(木) 傑作HP 
 よく掲示板に書き込みをしてくれる土田君のおかげで、Wカップの傑作HPを見つけた。やはり、インターネットがある意味で裏のメディアの王道だといえるのはこんなHPを世界中に発信できるからである。しかし傑作だ。ここをクリック
 また、言論系では、こんなHPも見つけた(紹介してもらった)思わず読んでしまう。 ここクリック
 
リンクに関してのお詫び。上崎澪君のリンク先がWACさんのリンクなっていました。ごめんなさいお詫びして訂正いたします。

6/24(月) 反韓論
掲示板によると、私のサッカー解説は「反韓論」とよばれているらしい。
しかし、
@トルコVSブラジル戦でブラジルにPKをプレゼントした韓国人審判
A韓国戦以外全く満員にならない韓国のスタジアム(設計は日本より断然いい)
B対アメリカ戦で得点後にスケートのパフョーマンスをしてしまうセンスのなさ。
Cポルトガル、イタリアに続き、スペイン戦では、3回もゴールを取り消してしまった審判!!!!
D準決勝は、確実にまけるよ韓国は、だって3位決定戦が韓国で行われるから。
このネタのでどころは、ここのリンクです。皆さんもメルマガの会員になろう
6/20(木) サッカーファンの皆様へ。
さて、サッカーの真の姿とは、
 私がお世話になっているグローバルネットのHPに全く同じことが述べられている。ここ
つまりは、日本人はサッカーファンになったのではなく日本ファンになったのだ。
 もうひとつは、副島隆彦先生のぼやきににも述べられている。ここ
サッカーは見世物である。
 日本のサッカーが本当に強くなるには、もっともっと貧富の差が激しくなければいけない。プロサッカーは都市の貧困層の唯一の娯楽として発展した。テレビもない大衆は、スタジアムに行く事しかエネルギーを発散させることができなかった。したがってそこの都市の支配者達がスタジアムを建設し、労働者達に提供したのだ。事実、現在サッカー強国と言われ、Wカップでの優勝経験のある国は、そうじて貧富の差が激しい。ブラジル・アルゼンチン・イタリア・ドイツすべてそうだ。日本が敗れたトルコのサッカー選手はドイツ育ちが多い。移民だ。この貧乏への怒りのエネルギーがサッカーを支えている。
 グチになるが、日本の為政者のなかでこの大衆のエネルギーを理解している人はほとんどいない。だから丸いスタジアムしか作らないし、スタジアムを山の中に作る。スタジアムとは都市の大衆のものである。そして常にその都市の支配者から与えられている。この構図を理解ししないかぎり、日本に真のサッカーは育たない。もちろんプロ野球にもいえる。
6/19(水) どうして、韓国戦の相手国は、いつも退場者がでるの?

さて、 日本代表が負けて、多くの人々が日常にもどるだろう。
やはり、どうしても日本が負け、韓国が勝ったのがくやしい。では、日韓の差はどこにあるのか?少なくとも2年前の日韓戦では差はなかった
むしろ、多くの目が日本の方が進歩したサッカーをしていると見ていた。
では、2年間で何が変わったのか、
 @ 監督の差、やはり、ヒディングとトルシエ。アフリカでの一流監督と世界の一流監督の差がでた。「日本はサッカーの後進国であるから
超一流の監督は呼んでも来てもらえないだろう」という上層部から一般市民までの遠慮した体質がトルシエ続投に向かわせた。トルシエはきっと記者会見で「私が4年間育てた事でサッカー後進国の日本はここまで進歩したのだ」くらいのニュアンスで話すだろう。しかし、トルコ戦での不可解な選手起用など、トルシエには理解できない点も多い。もっと、素晴らしい監督は他にもいる。ちなみにトルシエは記者の前で絶対日本語を話さない。
 Aスタジアムの差。陸上競技場とサッカー専用スタジアムでは、サポーターの応援の響きが、全く違う。韓国は、自国の試合をすべてサッカー専用スタジアムで行い。日本には代表が試合をできる規模のスタジアムが存在しなかった。だいたい、長居や宮城で、会社帰りでネクタイをしめた親父達がわけもわからぬまま戸惑いながら応援していたのを良く見かけた。お前ら、Jリーグには足を運んだ事があるのか?しかし、陸上競技場を併設しないとスタジアムを建設できないスポーツ行政のありかたはおかしい。結局は「国体」を改革しないとダメなのだ。でも、韓国はあのあのスタジアムをどうやって維持していくのだろう。韓国のプロリーグの質はどんどん落ちている。(活躍したのはJリーガーだ)   Bどうして、韓国の相手は退場者がでるの?
日本は真実の世界のサッカー界を理解していない。ではこの続きは明日   


6/18(火) 謹んで、城丸君のご冥福をお祈りいたします。
 僕のHPでいくら小細工をしても、彼は帰ってこない。とにかく、事実を受け入れるだけだ。しばらく、某F高は死んだようになるだろう。
喪に服す期間になるだろう。この間は、誰がはじめるのでもなく、誰が終えるものでもないが、自然とそのような雰囲気になっていく。
そして、徐々に日常に戻っていくのだ。
 毎年の6/16を忘れずに。蓬莱橋なら車でいけるはずだ。花束くらいは毎年置いていこう。
6/15(土)  全国一億二千万の日本人の皆様
        おめでとうございます

 おめでとうございます。我らが日本代表は予定通り予選リーグを一位で通過いたしました。
現在、某F高では、18日の15:30から決勝リーグ第1回戦を応援するため、授業を5分短縮にするか、はたまた3年生の補講を中止にするか
おおもめでございます。
はたして他の高校はいかに?

 このWカップは、私の予想通り進んでおります。このインターネット空間を利用して調べ上げた成果だと自負しております。
ベルギーには引き分け。ロシアに勝ち、チェニジアに勝ち。トップページで予告したのと同じ結果で推移しております。予定外であったのは、チェニジアのシュートがバーにあたった、あの一瞬だけです。

では、なぜ私(Tommy大先生)の予想はあたるのでしょうか?
このWカップの行方を得く鍵はひとえに歴史の検証にあります。Wカップの開催を徹底的に調べれば、このような結論にたどり着くはずです。

@ ヨーロッパ大陸で開催されたときと、その他の大陸で開催された時の様子は180度違う。
  Wカップが欧州で開催されると欧州勢は本気になります。なにせ地元ですから、しかし、その他の大陸でおこなわれると一転して、勝ち負けにこだわらなくなります。正直にいうとやる気がなくなります。例、アメリカWカップでのイタリアのバッジョのPK、など
もう、欧州勢は疲れ切っているのです。

AWカップは選手のモチベーションに100%左右される。
 今回の大会は本当に欧州勢のトップチームにやる気がありません。これらのチームの主軸を構成するスーパースター達は、ここで目立ったところで年俸のアップにはなりません。
 2番手のチームのはここでの活躍が契約と重なり合っているので本気になります。(メキシコ、デンマーク、ベルギーなど)
 このトップ選手のやる気がなく、まして気候がヨーロッパと正反対のアジアでの開催となると、最終的に、選手の「どこまで本気か」が勝敗を決めます

Bドイツと日本、韓国以外はやる気が起きない。
 当然です。開催国と時期開催国以外はやる気がないのです。歴史を紐解くと、開催国の大陸でほとんど優勝国がでています。
フランス大会はフランス、アメリカ大会はブラジル、イタリア大会はドイツ(フェラーの活躍した大会)、メキシコ大会ではアルゼンチン(マラドーナの大会)と1大会を除いてすべてそうなっています。したがって、今回はアジアで優勝のはずなのですが、残念ながらそれほどの実力はありません。
 そこで、クローズアップされてくるのがドイツです。なにせ次回開催国ですから「やるき」はあります。
クローゼにはスペイン大会でのロッシのような雰囲気があります。

さて、トルコ戦。私の予想は3-1で勝ちます。


さて、もうすぐ3万ヒットです。なにかお祝いしましょう。
6/14(金)  みなさんおはようございます。今日は決戦の日です。
6/12(水)  ワールドカップは読まれている

 諸君、妙にTOMMY先生の予想が当たるとは思わないか? これで、チャニジアに2-1で勝ちトルコを破って、ベスト8まで進出してしまったら、遂に私は「世界情勢を読む」ことの第一人者となるでしょう。

 ワールドカップの予想など簡単です。これはサッカーの強さでは解読できません。世界の政治経済情勢の縮図です。このごろ忙しくてここまでしか書けません。

では、また夜にでも。


6/9(日)  スタイルとは何か(必読)

  ただ今、我がホームページの掲示板で、「茶髪の高校生」や「シルバーシートを譲らない高校生」が問題となり激論が展開されている。
どんどんやって欲しい。
ただし、ここでTommy先生より。包括的な講義を行う。
 そのテーマはスタイルである。
このスタイル(styie)という言葉、完全に日本人に誤解されている。あの子はスタイルがいいとか、この車はスタイルがかっこいいとか、として
使われている。これはプロポーション(釣り合い)という英語を本来使うべきところだ。スタイルとプロポーションとは似て非なる言葉である。
スタイルとは、「様式」と訳す。
 しかし、この「様式」という日本語も本来とはかけ離れて覚えさせられている。「ギリシア様式」とか「ペルシア様式」とか「チューダー様式」とか。特に歴史的なデザインを表すのに使われている。これは本来の「様式」という意味とは少しずれる(これを頭から覚えさせられるのだから日本の歴史教育はだめなのだ)

 「スタイル=様式」とは「流儀」とか「掟」とかが一番ふさわしい日本語なのだ。

 だから、建築・自動車・生活・服装・言葉使いなど 人間生活すべてに当てはまるものなのだ。論理的だと面倒くさいので例をあげよう。

ギリシア様式と言われる建築スタイルは市役所や銀行など公共性の高い施設の建築に用いられる。これは古代ギリシアの公共性の高い生活に敬意をあらわして民主主義の象徴としての公共建築の流儀なのである。だから、ギリシア様式(石の列柱を並べたもの)を個人住宅で使う奴は馬鹿である。大金持ちの個人住宅にはスパニッシュスタイルこそがふさわしい。(スパニッシュスタイルとは、スペイン人たちが植民地に建てた建築様式)

 「我が家ではお金がないから国立大学にしか行かせません」と言いながらパジェロに乗っている親は馬鹿である。お金がないならマーチで暮らせよ。これは「子供にはお金をかけたくありません」という意味だろう。こういう親のライフスタイルは間違っている。

 オーストラリアやニユージーランドの高校生や大学生はたいてい、車に乗っている。これはアルバイトをして貯めたお金で、作ったリビルト品
(リビルトとは、部品を寄せ集めて作ること)である。(このライフスタイルは正しい)

 ジャージで街を歩くのは許さない。ジャージとは運動するためのものである。運動目的に以外に使うべきではない。もし、デパートなどにジャージで出入りした場合は、そいつはジャージ以外の服を持っていない貧乏人だと判断される。おっと、そんな貧乏人はデパートに入るべきではない(スリと見なされる)

 お金が無く、一流の教育を受けられず。世の中で相手にされない若者が汚い格好で駅や公園でたむろしている。これは理解できる。

 人間には、育った家庭や、受けた教育によってスタイルに違いがでてくるのである。そこで自分なりの「生きる流儀」ってなるだろう。これは決して合理的に解釈できるものではない。老人がだれもいない時、シルバーシートをあけておくのは合理的ではない。しかし、上品な若者は
決して座らない。「上品な若者の生活スタイル」であるからだ。

 日本人は車が絶対に来ないと判断できる横断歩道の赤信号で決して渡らない。合理的ではないが、そうのように教えられる。日本の教育は合理主義の精神を教えてはいないのである。しかし、この生活スタイルは徹底的に教え込まれる。

 つまり、スタイルとは合理的判断を超えた生活の掟なのだ。(その国特有の)、現在のボーダーレス化した社会で日本がまず学ぶべきは、世界を支配する西洋人の生活スタイル(生活の掟)ではないのか>

6/4(火)  何で稲本がファウルなのだ!(激怒)

 2-2のスコアでwカップ第1試合が終わった。 まあまあのパフォーマンスである。
 ヨーロッパ勢ははこの気候に弱いようだ。ホームの利を生かせば、今後期待できる。

 しかし、このワールドカップで世界が盛り上がっている中、アメリカのワシントンでビルダーバーググループの年次総会が」開かれた
 ここで、次の戦争をどこで行うかが決められている。

 ゴールドバーググループとは、アメリカンスーパーエリートとヨーロッパスパーエリートの集まりだ。今のところ、このビルダーバーググループ内ですべてが決められる。

 高校生よ、覚えていて欲しい。このビルダーバーググループという存在を。
6/3(月) 富嶽祭・体育の部
 依然も、書いた気がするが、もう一度。

 運動会は、五穀豊穣を祈る「祭事」である。

  @ 玉入れはたわわに実る稲穂の象徴

  A 棒倒しは、稲刈りの象徴

  B 騎馬戦と綱引きは土地争そいと水利権争そいの象徴

  C そして、宇宙の象徴である大玉がころころ転がる。

 したがって、運動会はハレの日であるから 御弁当にも工夫をこらさねばならない。昔は、重箱にお寿司をつめてござの上で家族一緒に食べたものだ。
 この神聖な運動会も、先生方の無学のせいで徐々にその「祭事」性が失われつつある。

 我が高の体育の部は凄いよ。@〜Bがすべて揃っている。
 
 赤軍頑張れ!!  白軍頑張れ!!

 僕は、青いTシャツで参加(明日はもっと大切なんだ)

6/1(土)フランス破れる
 やはり、負けたかフランスは どうも動きが悪い。コンディションも悪そうだ。やはり、東アジアの気候に合わないチームはどうどん調子を落としていくようだ。どうやら、今回のWカップでのヨーロッパチームの優勝はなさそうだ。
6/1(土) 大和魂の考察

今日から富嶽祭である。某F高の学校祭のことだ。その富嶽祭のテーマに関して、ご存知、H埼君が考察してくれた。

以下 H埼君からのメールの貼り付けです。(少し加工してあります

「いざ目覚めん 大和魂今ここに」の大和魂とは
何なのでしょう?
日本人なら大和魂という言葉から少なからず日本の心みたいな物を連想するはずです。戦時中日本人を動かし続けていた大和魂、神風特攻隊などのような形で表された日本人の精神的な何物か、それは終戦、つまり敗戦と共に失われあまり使われなくなりました。終戦後しばらく日本人は大和魂が失われてしまったと言っては嘆いていたそうですが、この大和魂とはいったい何だったのでしょう?
今回は大和魂について考察したいと思います。

 国語辞典をひらいても、日本人でなければ決して到達し得ない理念みたいな、わけのわからない説明になっています。気合いをいれて根性を鍛える話でしょうか。滝に打たれて「はーにゃあ、はーだら」と呪文を唱えるような、とんでもない話でしょうか。
 大和魂とは何なのか、大和民族の一人なのに知りません。自分が持っているかもしれない人生観について首をかしげるとは、落語か漫画みたいな話です。でも、こうすればこうなると結果はわかっているが、実行するより他になかったのだという堅い信念が表現されているのはなんとなく読みとれます。

〜大和魂の用例〜
 結論を先に言うと、大和魂は軍国主義とは実はまるっきり関係ないみたいです。なぜなら、大和魂のもっとも古い用例は源氏物語の「乙女」のなかにあるからです。「猶、才を本としてこそ、大和魂の世に用ひらるる方も、強う侍らめ」 これは光源氏が、わが子をどのように育てたらよいのか考えている場面です。光源氏はトップクラスの高官なので、息子が元服したらすぐに、どんな高い地位にでも就けてあげられる実力者です。そうすると周囲は、息子をちやほやしてくれるでしょう。
しかし、当時の先進国だった中国の学問をしっかり身につけさせようと考えます。現代風にいえば、学校で勉強させることです。でも理屈だけ詰めこむと、社会常識を踏まえない頭でっかちな人間になりがちです。
そうなると、あとで世の中から冷たく扱われて苦労します。だから何事であれ妥当な判断ができるようになるのが望ましいといえます。そこで均整のとれた感覚を、紫式部は大和魂と名づけています。

 大和心の最古の用例は、後拾遺和歌集巻20第1219番に収められた赤染衛門の歌なのだとか。
「さもあらばあれ 大和心し賢くば 細乳に附けて あらすばかりぞ」これは大江牛t(赤染衛門の夫)から贈られた歌、「はかなくも思いけるかな 乳もなくて 博士の家の乳母せんとは」への返歌らしいです。評論家小林秀雄さんは今昔物語を引いて、次のように説明しています。
『融通のきかない、かたい学問知識にたいして、柔軟な、現実生活に即した知恵のことをいっているのだろう。学者とか知識人とかは、観念的な生活をしているが、そこには大和魂はない。一般の、あたりまえの、日本人的な、具体的な生活をしている人たちが、大和魂をもっている。』なんだか難しいですね。

将来評論家にはなりたくないです。(まあなれないでしょうが(笑))

 もう一つ、18世紀後半の国学者本居宣長の詠んだ和歌は割合と知られています。「敷島の 大和心を人問はば 朝日ににほふ山ざくら花」この歌で「なるほどねえ」とうなづく人がいるでしょうか。宣長さんは何を言いたかったのか、僕にはさっぱりわかりません。山ざくら花がどう
したというのでしょうか。昭和初期には、「花は桜木、男は武士」と鼓舞して、いさぎよく散って死ぬのが日本男児であると思わせるために悪用されたようです。

そういうことではなくて、自分をえらく見せようとして心にもない嘘をついたり、いつわったりせず、まことを正直にあらわす。
これが本当の大和魂本質なのではないでしょうか。

だから日本固有の観念などではないので、人種国籍、年齢性別を問わず、どんな人だって大和魂をもてますね。


結局、大和魂は人を欺かないって意味ですね。
富嶽際のテーマとはだいぶかけ離れているみたいです。
でも正直な事は良いことなので、大和魂を大切にしていきたいです。
それでは今日はこの辺で失礼します。