A君の東大前期試験情報の第2弾だ。 高校生&大学生、よく読むべし(TOMMY注)
さて、主にテストについて、書きます。表はリンクになっていますが、下へ進めば同じものがあります。提出方法の都合上、同ページ内リンクにしました。ちなみに前回のを一部変えただけ、かなり手抜きです。
これより下に各科目の説明がしてあります。
数学TBは、微分積分です。基本的に高校の数学VCに比べてレベルが急上昇したくらいの内容で、まだ全微分とか重積分とかいうわけのわからない複雑な内容まではいたっていません。ε−δ論法(関数の収束の定義)とかもやったのですがテストではあまり関係なかったようで…
さてお待ちかね数学TBのテストは防災の日9/1に行われました。シケ対(説明はずっと昔のほうにあります、ようは演習問題を代表で解いてみんなに模範解答を公表する係です)でしたので悪い成績をとると恥ずかしいばかりか伝説になってしまいそうです。
で、無勉でした。こういうことを言うと恥ずかしいのですが勉強する気が起こらないまま受けました。やはり相応しい出来でしたよ…皆さんテストはちゃんと勉強して受けましょう。まあ難しいのは確かでしたけれどね。ζ(2)の収束を証明できなかったのが残念。
ちなみに昔々レポートをまじめに提出しましたのできっと単位は来ます。こういうことを言ってる時点でダメですね。
数学Uは、線型代数です。もうわけ分かりません。ちなみに教官が去年まで京都大学理学部にいたので東大屈指の高レベルな線型代数の講義を受けてしまったようです。私は化学工学系の人間なのでそんなの無理です。演習問題をここで見せてもいいのですが単に面倒なのでやめます。どうせそんなの読む人はいませんし。やったことは行列の演算、一次方程式の行列による解き方、行列式、線型空間の性質、線型写像とは何なるかなど、盛りだくさん。
テストのできについては、必死の勉強にもかかわらずテストが簡単だったために全然できませんでした。意味わからないですね。つまり、簡単だったために計算問題で差がつくシステムとなっていました。私は高校生の当時から計算が苦手でしたので計算問題は全滅だったのです(化学で計算ミスのため30点落としたことがあります)。まあそんなに悪い成績は来ないでしょうが…。
最後のAは気にしないでください。高校で物理やったひとはみんなAです。
一学期の物理学は力学でした。基本的に微積とベクトルの演算で大体のことがわかるので非常に面白いです。高校で物理がつまらんと思った人は早く大学へ行って物理をやりましょう。
テストは事前から非常に簡単であるとの噂を耳にしていました。実際非常に簡単でした。90分のテストなのですが60分ですべて終わらせてしまいました。まあこれはどうでもいいでしょう。
熱力学は化学をやる上でも物理学をやる上でも生物学をやる上でもともかく自然科学を扱う上では必須の学問です。これがないとやっていけません。ちなみに数学的な計算のテクみたいなものもたくさん扱います。
内容的には高校でも物理とか化学でほんのちょっと扱ったものです。断熱変化だの定温変化だの。実際学んでみないと説明はできませんね。しかしエントロピーはやっかいだ。
ということでテストでは「エントロピー変化を求めよ」という問題でつまづきました。周りを見た限り誰もできていなかったのでまあ大丈夫でしょう。テストは事前評で簡単だと噂されていました、そして本番5分前、教官の「今回は方針を変えてみんな見たこともないような難しい問題にしました」。おい!まあ大して教官の言ったとおりの勉強をしていなかった私にとっては朗報でしたが(笑)。実際やってみると確かに大変でしたけどね。まあ悪い成績は来ないと思われます。
残りは前回書きましたので前回を参照してください。
前回?そんなの知るか!むしろわざわざ戻って探すのも面倒だ!って人は
こちらから行ってください。リンクがうまく行ってるかどうかは保証しません。
ではこの辺で。成績大公開は正直怖いので(というかプライバシーがなくなるので)やるつもりはないですが(10月に出るそうです)、あまりにも予想とかけ離れた評価があったときはお知らせします。
平成15年度静岡県立富士高等学校普通科卒 東京大学教養学部理科一類在学 H.A
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