今回は能登半島へ行って来ました。
メインはタイトルにもあるように千里浜です。
当初は4泊5日で回るつもりだったのですが、仕事の都合で3泊4日となり、前日の突然の
トラブルにより2泊3日それも1日目は午後出発となってしまいました。
それでは本編へ。
<<もくじ>>
1日目:出発−>石川県小松市
2日目:石川県小松市−>能登半島−>能登島
3日目:能登島−>帰還
ちっちゃい裏話
1日目(7月20日)
14時30分頃出発。
当初は、R52→中央道・韮崎I.C→北陸道・富山I.C辺り→適当なキャンプ場で1泊。
と考えていましたが、そんな余裕は無いので、なるべく高速を使ってなおかつキャンプ場が近くに
あるI.Cで降りると言うことにしました。
と言うわけで改訂版ルートは、東名・焼津I.C→名神を経由→北陸道・小松I.Cとしました。
19時頃小松市に到着。
焼津から小松まで380km位なので3時間半もあれば着くだろうと思っていたが、荷物の
パッキングがうまくなかった為に途中で何回か積み直している内に時間を食ってしまった。
辺りはもう暗くなり始めている。
早速キャンプ場を探すが見つからない。
代わりに「松井秀喜の野球資料館」は見つかったがそんなのはどうでもいい。
探しながらもキャンプ出来そうな場所もチェックしておく。
そうこうしている内にお腹がすいてきたのでコンビニで夕食をとる。
この頃はもう20時近くなってきた。
キャンプ場はあきらめて(たとえ今から見つかっても入れるとは思えないしね)途中でチェック
しておいた河原へと向かう。
が、夜間は工事になるらしく行けなかった。
また新たに探す羽目になる。
それでは、海岸や公園を探すがなかなか見つからない。
しょうがないのでキャンプは諦めて宿に止まる事にする。
ふぅ・・・。
1日目の走行距離=423.7km
2日目(7月21日)
ちょっと早めに7時頃出発。
コンビニで軽い昼食をとる。
実はほとんど寝ていない(眠れなかった)ので眠気防止の為食べる量は最小限にする。
(ヨーグルトとウインダーインゼリーのみ)。
時間的に通勤時間帯と重なるが(そう、今日は平日)とくに渋滞に会うことは無く進む。
なるべく海沿いを走りたかったので”能登道路”を選択。
今回の一番のメインである”なぎさドライブウェイ”へと向かう。
能登道路・高松S.Aの道路案内板で降りるI.Cを確認。
実は”なぎさドライブウェイ”が具体的に何処からかは知らなかった。(^^;ゞ
ちなみにここのS.Aから砂浜に歩いて行くことが出来ます。
(もうこの辺は例の「濡れると固く締まる砂」のようでした)
今浜I.Cで降りていよいよ”なぎさドライブウェイ”です。
浜に出て最初に目に付いたのが道路標識でした。
<<砂浜に道路標識>>
さていよいよ”パリダカ”気分を味わうぞ、と思った矢先に迂回路がありました。
海水浴客用の区画があって、車両はそこを迂回しなくてはいけないようになってました。
で、矢印に従って進むと目の前に乾いた砂が・・・・。
でも、ちょっとビビッていたので30km以上は出せませんでした。
ついでにいうなら、この時点で”パリダカ”気分を味わう気分ではありませんでした。
しかし、”砂にタイヤを取られてコケる”というパリダカらしいシチュエーションは体験出来ました。
途中で海をバックに写真を撮ろうと思いバイクを停めました。
と、ここでサイドスタンドは使えるかな?思い試してみたら案の定駄目(当たり前)。
”なぎさドライブウェイ”を後にして、次は”ヤセの断崖”へと向かいました。
その途中の公園で休憩していると、ゼファー750が走ってきて、通り過ぎざまに軽く手を挙げて挨拶しました。
”鷹の巣岩”や”機具岩(だったかな?)”に寄ったりしながら”ヤセの断崖”に到着。
残念ながら先端部は亀裂が入っている為行けませんでしたが、結構な高さでしたね。
でも、高さだけなら石廊崎の方が高いかな?とちょっとヒネた事を考えてしまいました。
ここで、さっきのゼファー750と入れ違いになりました。
次は”千枚田”です。
その”千枚田”に行く途中で信号待ちで先程のゼファー750と一緒になりました。
ゼ:「やっぱりこういう所だとコースがカブりますね」
僕:「あーやっぱり、そうなっちゃいますよね」
と軽く言葉を交わし、何気にナンバーを見るとなんと”浜松”ナンバーでした!!。
こんな所で静岡県人と会うとは思っても居なかったので正直驚きましたね。
千枚田に到着。
案の定ゼファー750の人も寄る。
軽く話しをしていると今夜のキャンプ場が一緒という事が分かり、「また会いましょう」と言うことで一旦別れました。
ここで長めの休憩を取り出発。
この後は特に目的地は無く海岸線を走って能登島を目指します。
(今夜は能登島でキャンプの予定)
千枚田でルート確認の為マップを見ていたときにちょっとヤな予感がしたんですよね。
というのは、この時お昼時だったのでそろそろ昼食をと思っていたのですがこの先はお店が
少なさそうだったのです。
まぁいいかと思い走り出しました。
そうそう,(ここにくるまでもそうだったのですが)海がすっごくきれいでした。
天気が良かったせいもあるだろうけれど本当にきれいでしたよ。
で、先程の予感は的中し、暫くはお店らしいお店はありませんでした。
一応千枚田を出てすぐに町があったのでそこで探せば良かったのですが、何か走り始めてすぐに止まる気にはなれなかったのでそのまま通り過ぎてしまいました。
結局昼食にありつけたのは14時30分頃でした。
腹もいっぱいになった所で能登島を目指しました。
余談ですが,走って居るうちに気が付いたのですが,能登半島ではちょっとした名所には大抵「〇〇ポケットパーク」と称する小規模なパーキングエリアがありました。
トイレもあるので(全部にあるかは分からないが)休憩場所には良いと思いました。
細かい県道などで道を間違えながらも能登島に上陸。
今夜のキャンプ場である”能登島 家族旅行村Weランド”へと向かいました。
ちなみに能登島にはここも含めて3ヶ所キャンプ場はがありますが、バイクにとってはここが一番安いです(それでも1泊1050円するけれどね)。
参考までに能登島町のサイトを掲載します。
能登島町観光案内
この中で”スポーツする”→”CAMPING”を選択していくと見ることが出来ます。
どうでも良い事だけれど、「キャンプ」って”スポーツ”に分類されるものなんですね。
僕は最初この中で”宿泊”で探していました。
受付を済ませてテントサイトに着くと先客が居ました。
CBR1100XXとハーレーが居て、それとは別にもうひとつテントありましたがお出かけ中のようでバイクはありませんでした。
テントを張ろうと荷物を降ろしている内にもう一台ZZ−R400が来ました。
その人と話をしたあと、テントを張り食事を済ませた頃お出かけ中のバイク(JADE250S)が戻ってきました。
それから少しして道中一緒になったゼファー750の人が到着しました。
暗くなりかけた辺りから何となくランタンの明かりを囲んで4人(僕、ZZ−R400の人、JADE250Sの人、ゼファー750の人)で座談会(?)となりました。
全員が初対面にも関わらず喋りがはずみました。
まさに「時を忘れて」話続けましたね、本当に。
バイクの話は当然として、キャンプの体験談から政治の話(←本当)までね。
そして,本当に「時を忘れて」おしゃべりをしていたので気が付けば23時45分(!)。
「えっ!!もうこんな時間!?」と皆驚き,寝に入る事にしました。
と,その前に集合写真を撮りました。
左から,
ZZ−R400@埼玉
ゼファー750@浜松
JADE250S@岐阜(後に判明・ハンドルネーム=”kaat”さん)
僕
です。
それではおやすみなさい。
2日目の走行距離=332.8km
3日目(7月22日)
5時頃CBRとハーレーのエンジン音で目が覚める。
が,時間が時間なのでもう一度寝に入る。
6時頃,のそのそと起きだし軽くキャンプ場内を散策。
<<僕の居たキャンプサイト>>
7時頃になるとkaat(JADEの人)さんも起きだしました。
そのkaatさんと,
「天気が怪しいね」
と話しをしている内にポツリポツリと雨が降り始めてきました。
僕が
「やばい!!来ちゃったよ」
と叫ぶと,他の二人もテントから出てきて
「どうしようか。困ったねー」
と話している内に(5分くらいかな)雨は止んでしまった。
でも,天気が怪しいのには変り無かったのでそのまま片づけ始める。
8時頃にkaatさんが出発し,その10分後位に僕も出発。
能登島をでて,和倉のコンビニで朝食を取りながらルーティング。
その時ゼファー750の人が通り過ぎていった。
今から千里浜へ向かうのだろう。
(言い忘れていたが,彼の今日のツーリングのメインは,この日千里浜で行われたカワサキ主催のキャンプミーティングです。)
とりあえず今日のルートは,昼まで下道で上越方面へ行ける所まで行き,昼食を食べてから高速に乗って中央道・韮崎I.Cまで行く。
そのあと,R52→R1と来て家に到着。
の予定で行くことにしました。
(またも言い忘れたが,翌日は日曜日なのに何故今日帰るかというと,休日出勤しなくては いけないからです)
道を間違えて遠回りをしながらも昼には魚津市内に入る。
この頃には今朝の怪しい天気などは何処にも見当らないほど良い天気。
ていうか暑い!!。
国道沿いを走りながら適当なお店が無いか探していたのだがそのまま黒部市に入ってしまう。
道が混み始めた事もあり黒部から北陸道に乗る事にする。
北陸道を走っていて,トンネルを通っていく内に眠くなってきたので連台寺P.Aで昼食を取った後昼寝をする。
30分程寝てから出発。
しかし,この後のトンネル十数連発にまたも眠気が・・・
どうも,対面通行区間の中央線にあるポールで眠くなるようです。僕の場合。
妙高S.Aで軽く仮眠&長めの休憩を取る。
ここで,何となく「このまま高速ばかりじゃつまらないな」と思い、1日目に買ったハイカの残を見ると4,100でした。
黒部からその金額で行ける所を調べると松本I.Cになるので,そこで高速を降りて下道で行く事にしました。
松本I.Cで降り,どっかの県道(本当は松本塩尻線で行きたかったのだが道を間違えてそのまま進んだ)→R20→R19→R52→R1と進みました。
途中で諏訪近辺や清水I.C付近の渋滞にあった以外は特に問題も無く家に到着。
なんか駆け足で回った能登半島でしたが結構満喫できました。
でも,まだ見ていない所が沢山あるのでもう一度行こうかなと思っています。
今回のツーリングは終了。
車庫のシャッターを閉めていつもの日常に戻るとしましょうか。
3日目の走行距離=578.7km
3日間の全走行距離=1335.2km
ちっちゃい裏話。
この時も仕事の都合でツーリングそのものがつぶれてしました。
なので,今回は日程を削ってても行きました。
といっても,近所の浜でバイクはARですけれどね。
この時はヌルヌルとした感触で前に進むので面白かったです。
ARならコケる心配も無かったしね。
でも,ZZ−Rでは・・・・。
かろうじて地面がちょっとブレているのが分かる程度。
右上の黒いのはウインカーです。
でも,僕のマップは古くて(ツーリングマップル97年版)ツインブリッジが載っていません。
一応何処に有るかくらいは判っていましたがそこへ行くまでの道は分かりませんでした。
なので,そこは持ち前の「慎重かつ大胆な能天気」さで適当に走っていたらあっさり辿り着けました。
でも,カンは外れてましたけどね。
それに気が付いたのは珠洲市に入ってからでした。
それに気が付いたのが能登島Weランドでゼファー750の人に,”禄剛崎”では会いませんでしたね」
と言われた時でした。
なんか余ったらしくて僕とZZ−R400の人にくれました。
なので,今回僕は自分で食事を作っていなかったりする。
今年の”カワサキコーヒーブレイクミーティング”皆勤だそうです。
そして更に驚いたのがキャンプの回数が年間50回を数えるという。
50回と言ったら僕の去年の50倍ですよ!!。
ちなみに一昨年の15倍。
僕は工事をしているのを知らずに3車線中真ん中の車線に居たのですが左右にトラック前には1BOXに囲まれ夜だというのにメチャクチャ暑かったです。
この時止まっている時は熱対策の為エンジンを切ったりして(僕は渋滞時によくやる)いたのですがそれでも水温計の針が真ん中の線を超えました。
ZZ−Rに乗ってから初めての出来事でした。
いつもはファンが回って真ん中の線を超えた事が無かったのです。
よっぽど厳しかったようです。当然乗っている方もたまらなかったです。
このゼファー750の人ですが、この1年半後に”チーム裏汁”汁長になります。
つまりダイちゃん(現:ヂャンキー)です。
そしてこの時の出会いが今後の僕に大きく関わってくるのでした(笑)。
2000/07/29
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