地下水を復活させよう
富士山に森を育てる

2001年5月13日(日)
大きな森に育ちますように!市民団体による植林。(富士山浅木塚付近)

柿田川・東富士の地下水を守る連絡会のみなさんによる富士山への植林。今年で5回目となる。この日は約4000本の苗が植えられた。(ヒノキ、ブナ、ミズナラなど)森が育てば、三島や柿田川の地下水も豊かになる。



台風被害で富士山の森がやられた
市民団体がその復興に大活躍

1996年秋の台風でヒノキ林などが壊滅的な被害を受けました
ちょっと分かり難いかもしれません。富士山国有林(静岡県側)の図です。
赤い個所が被害を受けたところ

この台風で国有林・民有林あわせて1000haの被害を受けました。このうち富士山国有林は650ha。
その被害地に広葉樹を植え、風に強くいろんな生物が棲めるような森にしていこうということになりました。被害を受けた650haのうち、355haについて植林が進められてきました。

(資料提供:静岡森林管理事務所)


植林に取り組んでいる団体など

団体名
柿田川・東富士の地下水を守る連絡会
富士山自然の森づくり
富士山クラブ
ドングリの会
富士山3776自然林復元大作戦
地球緑化センター
住友林業(まなびの森)
国土緑化推進機構
沼津かもしかの会
富士マウントライオンズクラブ
環境アセスメントセンター


復旧への道のり
単位:ha

97年98年99年00年小計01年度以降
国の取り組み
149
44
32
225
19
355
ボランティア団体の取り組み
22
18
51
13
分収林契約です
12
18
29
175
55
62
294
61

(数値などは静岡森林管理事務所より)