第7号:1999年9月18日



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 今日(17日)は栗原の一般質問でした。傍聴席を見上げたら、元市議会議員の伊沢ヨシエさんの姿。なつかしく、頼もしく、気恥ずかしく・・緊張でした。
まずは意見書案の採択状況から
富士ビレッジの中学校区指定問題 再び議会陳情
栗原の一般質問...1 焼却施設の爆発事故とバグフィルターの設置








 

まずは意見書案の採択状況から

 まずは意見書の採択状況から
意見書案
提案者
@NPO法人の育成策の強化を求める意見書
公明党
Aベンチャー企業等の起業環境の整備等を求める意見書
公明党
B市町村に対する助成の強化など介護保険法の円滑な実施を求める意見書
公明党
C安心できる介護保険制度の確立を求める意見書
共産党
D静岡空港建設についての意見書
共産党
E「国旗・国歌」の取り扱いに関する意見書
ネット
F第二次世界大戦における戦争被害の調査会設置を求める意見書
ネット
G朝銀愛知役員による預金流用疑惑及び朝銀での架空口座疑惑問題などに関連して朝銀信用組合への公的資金の無原則な投入に反対する意見書
郵送

 
【各意見書案の主な趣旨】
@NPO法人に対する寄付金を税控除に加える。NPO法人に対する事業委託を拡大する。
A女性起業家への支援。ベンチャー企業への投資の損失で被害を被ったベンチャーキャピ タルに課税の繰り延べを。
B保険料、自己負担軽減のため国はあらたな財政措置を講じる。など。
C利用者の負担軽減、介護施設整備など国は自治体に財政措置を講じる。など。
D静岡空港は赤字が目に見えている。滑走路予定地の取得見込みはたたないし、空港新駅 も見通したたないので、県は空港建設を中止すべきだ。
E国は「国旗・国歌」を強制するな。
【各会派の賛否】
 ○=賛成 △=ちょっと待った ×=反対 (全会派が賛成したものが採択される)
*結果として@、BC(同趣旨)が採択。
 @ABCDEFG
緑水××××
公明××××
共産××
新未×
連合×
市ネッ××

Fアジア諸国の日本軍による戦争被害を明らかにするなどの目的で戦争調査会を国立国会図書館に置くという法改正を実現すべきだ。
G(これはちょっと趣旨が難しすぎて説明が困難)

これぞ 地方版 自自公(自公)
市民ネット提案の2つの意見書 自公の反対で不成立に
 「自民党のみなさんもどうぞ心おきなく賛成してくさだい」と、最大限に気を使って本文がつくられてる2つの意見書案、「国旗・国歌」を強制するな・戦争被害の調査会の設置は残念ながら不成立。尚、緑水会(自民)の反対の理由は「既に決着がついている。国政の問題に地方議会が云々すべきでない」というものらしい。公明党の反対理由は「緑水会と同じです」と。







富士ビレッジの中学校区指定問題 再び議会陳情

              
文教委員会に付託、休会中の審査となります
 昨年度、「学区の指定を変更してほしい」との趣旨で議会陳情がされたがこれは不採択に。北上中学校から北中学校に学区を戻してほしいというもの。この時、文教委員会の対応としては「中学校区については全市的な見直しが必要」ということでお茶を濁してる。今回の陳情は「富士ビレッジ地域児童に、中学校区の弾力的運用を」というもので「全市的な見直しの対象としてではなく、緊急的救済処置としてとりあげてもらいたい」としている。尚、文部省は「通学校区の弾力的運用」を各教育委員会に通知している。(この場合、「ひとつの学校を指定する」という学校教育法との整合性がちょっと気になりますが)







栗原の一般質問...1 焼却施設の爆発事故とバグフィルターの設置

三島市の焼却炉は欠陥炉または準欠陥炉(*)ではないのか?
三島と同じ炉、あの所沢市は「欠陥炉」と認定していた!
【項目】
 仕様書
実際はどうなのか
クリアされてるか
熱しゃく減量
1%以下
 1%〜4%程度
××
ばいじん濃度
0.05g/Nm3
 0.06g/Nm3 程度
一酸化炭素濃度
「なるべく出さない」
  4220ppm
××××××

  *一酸化炭素がこんなに高いのはおかしい。これは不完全燃焼がひどい証拠→ダイオキシン発生の格好条件。(ひょっとすると、もっともっとダイオキシンが出てた?)
 今回の事故で、三島市はあの所沢市に習って(?)生ガスの逃がし弁をもうひとつ付けた。その所沢市の炉は流動床・炉頂型・荏原製・設置年も同じ。まったく同じです。
 実はその炉は所沢市議会で「欠陥炉である」との認定を受けていた。その理由は@爆発を繰り返すA仕様書がクリアされていない・・つまり、三島も同じだ。「知ってたか?」の質問に部長は「把握してませんでした」と。事態は深刻。ダイオキシン特別措置法により、土壌汚染の環境基準が来年1月には定められる。
小池市長は、環境基準が定められたら調査を行う旨、栗原の質問に答えているので要注目。


介護の社会化を進めるために→次号に掲載
 今議会、小池市政の姿が徐々に見えてきた。宗教家であるため、タッチは石井氏と違うものの、中身は似てる。新人議員の諸氏も、はやくも三島市議会の伝統(?)に染まってきたの感。最終日の21日に提案される補正予算案。別紙で送ります。
次号は議会終了後となります。