第127号:2007年6月29日(金)

栗原の一般質問が終わりました

22日(金)、私の一般質問が終わりました。
今回の質問は
@三島市障害福祉計画について
A天神原跨線橋について
でした。
@については精神障がい者、知的障がい者が利用できるグループホームの整備について
「家賃補助」を求め、「検討する」という答弁を得ています。予算化が期待されます。
Aについては架け替えへの可能性調査が行われる運びとなりました。今後に注目です。
以下主なやりとりです。

1.三島市障害福祉計画について
(まずは第1回目の質問)
 三島市障害福祉計画が定められたが、責任をもって進めてもらいたい。実現に向けた三島市の責務についてどう考えるか?
 実現に向けさまざまな努力をしていくことが市の責務と考える。
 計画をどのように進めていくのか?
 静岡県の基金や制度を活用し、事業者の努力に期待する。
 精神障害者への福祉サービスの基盤整備がたいへん遅れているがどうするのか?
A 現時点で「遅れ」は認識している。市内でのサービス提供体制の整備について推進を検討していく。

このやりとりを経て自席から次ぎのように質しました。
 計画ではH20年度までにグループホーム・ケアホームを「33人」分確保するとしている。これは新たに「19人分」の増となる。新設が求められるが、安定した運営が見込めないと新設には至らない筈。この点の認識は?
 そのように認識する。
 利用者にとってはあまりにも負担が大きい。障害基礎年金では利用できない。こういう場合があり得るのではないか。また、途中で負担できなくなり利用を諦める場合もあるのでは?
 それらの場合があり得ると考える。
 ニーズに叶い希望する誰もが利用できるものでないと、設置には至らず、結果として計画が達成できないのではないか。負担軽減のため家賃への一定の助成が必要ではないか。計画の達成に向けて「さまざまな努力をする」とのことだが、家賃助成などは「さまざまな努力」に含まれるか?
 含まれる。検討していきたい。
*まとめ 今後の推移を見守りたい。市民への啓発も重要。事業所任せにするのではなく、市が全面に出るべき。地域の中にグループホームやケアホームが存在することが最大の啓発ではないか。


2.天神原跨線橋について
この問題についての参考資料
 天神原跨線橋は老朽化が著しい。早期に架け替えが必要。必要最小限度の規模で、かつ住民参加の中で進めていくべきではないか。この問題についてこれまでの経緯と今後について伺う。
 建設後74年〜75年が経過し、老朽化が進んでいる。H8年度にJR東海から「橋梁スラブのコンクリート剥離が発生している」との指摘を受けH11年度に補修工事を行った。その際、橋の延命化を図るため、ゲートを設置し通行規制をした。
 H12年度、地もとの加茂川町内会より跨線橋の架け替え要望があり、JR側との協議を経て、前後の道路計画なども検討した結果架け替えには多額の費用を要することがわかった。
 しかしながら市の財政状況などから、必要最小限度の架け替えも視野に入れることも必要なので、どのような対応が可能なのか、その可能性を調査することとした。
 今後の対応についてはいくつかの可能性について選択枝を設けたうえ、地もとのみなさんのご意見をできるだけ反映させながら社会情勢や経済情勢、市の財政状況等をみながら検討していきたい。
*まとめ JR側との協議は重要で今後さまざまな点について協議が必要。なるべく早い段階からの住民参加を求めたい。