楽園



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   ここは楽園!常世のパラダイス!
   プールに温泉、そして選り取りみどりの多国籍料理
   一日中家族皆で楽しめる『遠羽パラダイスワールド』
   只今、オープン記念イベント開催中!詳しくはオフィシャルサイトで

   ペン太郎君も待ってるよー!

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昼休み、事務所のテレビをボーッと見ていると最近遠羽に完成したスパリゾートのCMが流れた。
プールあり温泉ありの一日中、いや、一年中楽しめる大型複合施設。
全国各地で広がっている流行の波がようやく遠羽にも押し寄せてきた形である。
早速、奈々子や哲平はパンフレットを取り寄せて皆で遊びに行く計画を立てているみたいだ。

とは言え、所詮は遠羽という地方都市に出来たリゾート施設。
実際の施設の楽しさは兎も角としてだ、ローカル色溢れるCM内容が涙を誘う。

 「それにしても、可愛くないイメージキャラクターだなあ・・・・・・」

申し訳ないけどイメージキャラクターらしき『ペン太郎君』を無意味に前面に推し出しているCMからは
遠羽パラダイスワールドが『楽園』であるというイメージが全く以ってできない。
そもそもペン太郎君はペンギン・・・・・・と言うよりはペンギンの化け物にしか見えないのはどうにかならなかったのだろうか。
ファンシーな着ぐるみを人間の等身で作ってしまう神経が俺には理解し難いところである。
『ペン太郎君も待ってるよー!』って、正直あんなのに待たれたくない。

 「そんなに可愛くないんですか?」

隣りで座っていた潤ちゃんが不安と興味の入り混じったような顔で尋ねる。

 「うん。
  可愛い小動物・・・・・・例えば猫みたいな動物を無理矢理人間の大きさにしているようなキャラクターなんだ。」

潤ちゃんにペンギンと言ってもイメージできないかもしれないので猫に例えてみる。
猫なら成美さんの家でヘルシングとよくじゃれ合っているから大きさをイメージできるだろう。

 「人間サイズの猫さんって・・・・・・ちょっと怖いですね。」

 「でしょう?」

潤ちゃんなりに巨大な猫を想像したのか、少し肩をすくめて苦笑いしながら答える。

 「でも実際は可愛くデフォルメされていると思うんだけどね。
  着ぐるみだから化け物みたいに見えるのであって」
 「真神君、『ペン太郎君』ってこれのことかしら?」

と言いかけたところで所長の席に座っていた京香さんが引出しの中からボールペンを取り出した。
見るとボールペンの頭の部分に『ペン太郎君』が鎮座している・・・・・・見事に人間サイズの。

 「げっ!そのまんまなのか!!」

足の長いペンギンに誰も違和感を覚えなかったのだろうか。
こんな不気味なキャラクターを可愛いと言う人なんて世の中には一人も・・・

 「私は結構可愛いと思うんだけどなあ。」

いたよ、ここに。

 「京香さん、どんな趣味してるんですか・・・・・・。」

あのお化けを可愛いと言える神経がどうにも分からないので思わずツッコミを入れてしまった。
京香さんは「えー」とか不満そうな口振りだけど俺は一歩も譲る気はありません。

・・・・・・いや待てよ、何処かの万博のイメージキャラクター「森象」と「木っ頃」みたいに
最初は気持ち悪いと言われていたけど、何度も見ているうちに可愛く思えるようになってきたという例もあるしなあ。
あれはあれでいいのかもしれ・・・

 「って、いいわけあるかっ!!」

 「??」

思わず自分自身の考えにもツッコミを入れてしまった。
そんな俺を不思議そうに眺める潤ちゃんに理由を説明しようとしたところで、

 ガチャリ

 「へい、お待ち!」

蕎麦屋の出前が到着した。
話の途中だけど流石に自分自身へのツッコミを説明するのは何となく気が引けたのでナイスタイミング。
会計は京香さんに任せ、注文したものをテーブルの上に並べ始めた。
俺がざる蕎麦で京香さんがキツネうどん、そして、

 「潤ちゃんはカレーライスだったね。」

 「はい。」

潤ちゃんの手にスプーンを渡しながらカレーの皿を置き、そして被せてあるサランラップを外してあげる。
直後、濃厚なカレーの匂いが目の前に漂い、空腹のため既に湧いていた食欲を更に助長させた。

 「蕎麦屋のカレーって美味しいわよねー。
  私もキツネうどんじゃなくてカレーうどんにすればよかったなあ。」

支払いを済ませた京香さんがカレーの香りに鼻を鳴らせながらテーブルに着く。

同じカレーとは言え確かに蕎麦屋のカレーはまた一味違う美味しさがある。
蕎麦屋の場合、ご飯にかけることを前提に作られていないためスパイスやダシの効き方が違うからだ。
家でも蕎麦屋のカレーを作ってみたいと思い色々試行錯誤するけど、残念ながらあの味は未だ出したことがない。

 「では、いただきます。」

 「いただきます。」

 「・・・・・・」

蕎麦ちょこにつけダレを注ぎ、薬味を入れ、ざる蕎麦の準備は万端。
続いて蕎麦を掴もうとしたところで隣りにいた潤ちゃんのスプーンを持つ手が動いていないことに気が付いた。

 「どうしたの?」

 「あの、私までご馳走になってしまって宜しいのでしょうか。」

 「いいのよ、潤ちゃんが遠慮することないんだから。
  うちの所員だと思ってドーンと座っていて構わないのよ。」

京香さんは勿論、誠司所長も潤ちゃんが事務所に来ることをまったく咎めない。
寧ろ待ち合わせしている時は事務所で俺の仕事が終わるのを待っていて良いと言ってくれている。
潤ちゃんの持つハンデを考えるとこの上なく有り難い配慮ではあるし実際俺も潤ちゃんも助かっているのだが、
その都度食事やおやつなどをご馳走になってしまうのは潤ちゃんにとって申し訳ないと思ってしまうらしい。

 「でも・・・・・・」

 「実はね、潤ちゃんに助けられていることって沢山あるの。
  例えば迷い犬を見つけてきたあと依頼人が引き取りに来るまで一時的に事務所で預かっておかなければならないでしょう?
  本来なら依頼人が来るまで私か真神君が犬の相手をしてあげなければならないんだけど、
  その時に潤ちゃんがいると犬の遊び相手になってくれるから私も真神君も助かっているのよ。」

確かにその通りだ。
依頼人が引き取りに来るまでには報告書を書いたりと雑務が発生するんだけど、
それを犬の相手と平行して行うのはちょっと難儀だったりする。
全てが全て大人しい犬ならいいんだけど世の中そう上手くはいかないし。
しかも、不思議なことにどんな動物でも潤ちゃんにはすぐに懐いてしまうので正直かなり助かっているのだ。

 「本来ならそれをお給料として潤ちゃんに払わなければいけないのよ。
  でも払ってないからせめて食事くらいは、ね。」

そう言うと京香さんは俺にも同意するよう目で合図をしてきた。
勿論、俺にそれを否定する理由はない。

 「うん、京香さんの言う通りだよ。
  報酬と言うにはちょっと少ないかもしれないけど。
  だから気にしないで食べてね。」

 「・・・・・・はい。

  で、では、いただきます。」

潤ちゃんは少し頬を赤く染めながら小さくちょこんとお辞儀をしていただきますの挨拶をする。
そしてカレー皿を手に取ると嬉しそうな表情でスプーンを動かし始めた。

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冷めると不味い、もしくは放っておくと伸びたり乾燥してしまうため食べながら会話が出来るほどの余裕はない。
テレビの音、蕎麦を啜る音、スプーンを動かす音だけに支配された空間で黙々と食事に取り組む。
普段とは違う雰囲気だがこれはこれで不思議と心地よいもので自然に箸が進んだ。

けれど、その心地よい食事はよりによってこいつに破られてしまった。

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   ここは楽園!常世のパラダイス!
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   ペン太郎君も待ってるよー!

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そう、『ペン太郎君』率いる『遠羽パラダイスワールド』のCMが再び流れたのである。

不気味な『ペン太郎君』との今日二度目の再会に俺は一気に脱力してしまった。
だから待ってて欲しくないっつーの。
地方のローカル番組はスポンサーが少ないので同じCMが流れることは日常茶飯事、仕方ないとは言えなんか素直に納得できない。

 「しかし、何度見ても可愛くないなあ・・・・・・。」

 「そうかしら?」

やっぱり京香さんには可愛く見えるらしい。
多数決で可愛くないことをはっきりさせたいところだが残念ながら潤ちゃんには『ペン太郎君』の姿が見えない。
まあ今度所長を巻き込んではっきりさせてやろうと考え、再びざる蕎麦に取り掛かろうとしたところ、
スプーンを口元に止めながら何か考え事をしている潤ちゃんが視界に入ってきた。

 「どうしたの?」

 「え?あの、『らくえん』って何でしょうか?」

潤ちゃんの考え事は先程京香さんとの話題に挙がっていた『ペン太郎君』ではなく、
『遠羽パラダイスワールド』のキャッチコピーに含まれる『楽園』の意味だった。

 「ええっと、漢字で書くと『楽しい』に『園』だから『楽しい場所』?
  いや、ちょっと違うかな。これだと説得力がない。」

 「・・・・・・」

表現したいことは薄っすら頭の中にあるんだけどそれを上手く言葉にできないのがもどかしい。

 「古い言葉を借りれば『桃源郷』・・・・・・もなんか変だなあ。」

潤ちゃんは少しだけ首を傾げてキョトンとした顔をしている。
なかなか難しいなあ・・・・・・。
大雑把に言えば楽しい場所でいいと思うんだけど、『楽園』ってもっとこう壮大なイメージがあるんだよなあ。

 「真神君、インターネットの辞書には『悩みや苦しみのない幸福に満ちた場所』って書いてあるわよ。」

いつの間にか所長の席に座っていた京香さんがインターネットの辞書検索サービスで意味を調べてくれた。
そうそう、そんな感じ。
俺は『幸福に満ちた場所』みたいな壮大な表現をしたかったんだ。

 「でも『遠羽パラダイスワールド』が悩みや苦しみのない幸せに満ちた場所って言われてもねえ。
  行ったら行ったでお金を沢山使っちゃって後で苦しむことになるのに。」

 「そんなこと考えていたら何処にも遊びに行けませんよ。」

京香さん、それはあまりにも現実的過ぎます・・・。

 「まあそれは冗談として、要するに『楽園』かどうかは個人の感覚に任せるものよね。
  気の持ちようで楽園にもなるし地獄にもなる。
  私の『楽園』と潤ちゃんの『楽園』と真神君の『楽園』は多分違うと思う。」

うん、確かに京香さんの言う通り。
趣味・趣向・考え方・価値観などで個人差が出てくるものだと思う。

 「確かに、暑いのが苦手な人は真夏の北海道を楽園だと思うだろうし
  寒いのが苦手な人は真冬の沖縄を楽園だと思うはずですからね。」

だから『遠羽パラダイスワールド』も全ての人にとって『楽園』かと言ったらそうでもない。
水の嫌いな人や風呂の嫌いな人にとっては地獄にもなり得るだろうし。

 「そういうこと。
  だから潤ちゃんには潤ちゃんの『楽園』が何処かにある筈よ。」

 「そのような定義でしたら私にも『楽園』があります。」

先程の俺と京香さんの説明で十分に理解できたのであろう。
潤ちゃんは納得した表情で「自分にも楽園がある」と言い切った。

 「そうなんだ。
  無理強いはしないけどよかったら潤ちゃんの『楽園』を教えてくれる?」

京香さんは「わくわく」という擬態語が聞こえてきそうなほど興味津々の表情をして潤ちゃんに尋ねた。
多分潤ちゃんのことだからコンサート会場とかピアノを演奏する場所とかなんだろう。
そんなことを思いながら蕎麦を口に含んだ。

 「あ、えっと、真神さんの家です。」

 ブホッ!!

 「ちょっと、真神君汚い!!」

 「スミマセン、京香さん!!」

予想外の言葉に口に含んだ蕎麦を見事に噴出してしまった。
急いで自分の机の上にあるティッシュペーパーを持ってきてテーブルの上を拭き始める。

だが、潤ちゃんはそんなのお構いなしと言わんばかりの勢いで俺に追い討ちをかけてきた。

 「正確に言うと『真神さんのいる場所』が私にとっての楽園でしょうか。
  例え真神さんがこの町を離れて長い旅に出てしまったとしても、
  最後に辿り着いた場所に私が一緒にいるのであれば・・・・・・それが私にとっての『楽園』です。」

 ガタッ!

 「真神君!お茶こぼした!!」

 「ゴ、ゴ、ゴメンナサイ!!!」

ティッシュペーパーでは処理しきれない状態になってしまったのでタオルを取りに給湯室へ駆け込む。
嬉しさと恥かしさ顔が真っ赤になっているのは自分でも分かった。
恐る恐る給湯室の鏡で自分の顔を見てみると・・・・・・そりゃもう茹蛸のような状態。

 (でも、まさかこんなときにあんなことを言われるなんて・・・・・・心の準備が出来てないよ)

こんな自分が情けないと思いつつ棚からタオルを取り出して大惨事となっている現場へと戻った。

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掃除と後片付けを済ませて一段落。
我々三人は再び応接間のテーブルを囲んでいた。

 「唐突な愛の告白で真神君がうろたえるのも仕方ないと思うんだけど
  ・・・・・・潤ちゃんも潤ちゃんで平然と凄いこと言うわね。」

 「す、すみません」
 「ご、ごめんなさい」

京香さんの言葉にニ人同時に頭を下げる。
別に潤ちゃんは謝ることないと思うんだけどなあ。
俺がうろたえた原因は確かに潤ちゃんの言葉だけど、蕎麦吹いたりお茶こぼしたりは俺の落ち度だし。

横目で潤ちゃんを見ると、先程の強烈な自分の台詞を思い出してかそのまま下を向いてしまっていた。
正直京香さんの前で言われたのは恥かしかったけど、その一生懸命で真っ直ぐな言葉は素直に嬉しい。
だから潤ちゃんの頭を軽く撫でてあげた。
突然のことだったので小さく「あっ」という驚きの声を上げたものの、
それが俺の手だと分かると気持ち良さそうに身を委ねてきた。

 「でもいいなあ真神君。
  私も上様に『君のいる場所が楽園だよ』なんて言われてみたいな。」

やっぱり京香さんの基準は上様ですか。
もう少し現実を見てください・・・・・・というのは誠司所長が言ってくれるだろう。

 「上様じゃ『楽園』より『極楽浄土』と言うんじゃないですか?」

 「んもう、ロマンがないなあ・・・・・・
  上様はそんなこと言わないもん。」

腰に手を当てて少し拗ねたような口調で上様を擁護するが、

 「それは『アイドルはトイレに行かない』と力説するのと同じくらい説得力は無いですよ。」

と追い討ちをかけてあげた。
さっきは俺の情けない姿を沢山見た訳だから、このくらい意地悪しても罰は当たらないだろう。

 「むむ・・・・・・言うわね真神君も・・・・・・」

今度は腕を組んで困った顔を見せる。
上様絡みだからもっとムキになると思ったけどあっさり白旗を揚げたような感じだ。
もしかすると他の誰かからも同じように言われたことがあるのかもしれないな。

 「ふふふ
  でも京香さん、この探偵事務所も私の『楽園』になったのですよ。」

 「えっ?」
 「えっ?」

予想もしなかった言葉に俺と京香さんは潤ちゃんの方に視線を向ける。
そして潤ちゃんはその理由をこう紡いだ。

 「だってこんな私でも人の役に立てる場所なのですから。
  いつも誰かの世話にならなければ生きていけない私が人の役に立てる場所

  ・・・・・・それも私の『楽園』です。」






コメント(言い訳)
どうもZac.です。
実は他作品とコラボレーションを図る『交流戦企画小説』が思いの他しっくりきてしまったため、
自分の頭の中を切り替えるのに結構苦労しました。
だって冒頭の『遠羽パラダイスワールド』も当初はEver17の『LeMU』にしてしまいそうな勢いでしたし。

さて、今回の作品は潤ちゃんにとって最高の場所、居場所、帰る場所みたいなものを示してみました。
似たようなコンセプトの作品は結構書いているような気がしますが、旧作では「ここが君の帰る場所」に一番近いでしょうか。

恭介と出会ったことで、潤ちゃんの生活は以前とは大きく変わりました。
今までは木原の屋敷の中が唯一の居場所、そして浩司さんが唯一の心の拠所でしたが
恭介やその仲間達と出会うことによって、潤ちゃん自身の居場所・心の拠所は変わっています。
まあ私の中では「恭介の側に決まってるじゃないか」と既に結論付けているんですけど、
それはそれできっちり文章に興しておきたいなあ、と。
本文は終始『ペン太郎君』で物語を引っ張っているような気がしますが実は全然意味ありません(笑)

しかし自分で書いておいて潤ちゃんもよく恥かしげもなく人前であんな言葉を言えるなあなんて思いますけど。
いつでも一生懸命で真っ直ぐにぶつかってくる潤ちゃんらしい一面だなあと(勝手に)納得しておりますが。

ただ、改めて読み返してみるとオチというか締めの部分が若干弱いかなあなんて。
前半を色々なネタで引っ張り回した分、後半がなんか呆気ないような感じがするんですよね。

なお潤ちゃんの場所を今回『楽園』と表した訳ですが、これはとある歌の詩にちょこっと影響されています。
部分的に引用しますとこんな詩です。

 『苦悩の闇 混迷の渦を いくつ飛び越えた先に
  最後に君と辿り着く場所 そこが楽園になる』

本当は「迷わず連れ去って」とか「命の限り真実を探す」とか壮大なスケールで書かれている詩なんですけどね。
歌をご存知の方は、ははーんと納得してあげてください。
真っ直ぐな気持ちを綴った歌詞が潤ちゃんに似合っているなあといつも思うんですよ。
5回プレイしたら1回は選ぶかなあ・・・・・・潤ちゃんを思い出して。

あと今回は珍しいオマケを一つ。
タブレットを押入れから引っ張り出した記念で絵心の無い私が『ペン太郎君』をなんとなく描いてみました。

  

中に人が入った着ぐるみと考えればこんな感じですか・・・・・・可愛くねえー。
そもそもペンギンってどうやって描けばいいのよ。描けねえよ。